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【推薦図書】「チェンソーマン」にアタマえぐられろ

「夢バトル……
 俺は……
 俺は夢バトル……」

 連勤の仕事終わりに好きなまんが買って立ち飲み屋で読むのサイコーでは。
 連勤の仕事終わりに「チェンソーマン」の2巻買って立ち飲み屋で生ビールと唐揚げと枝豆をやりながら読むのサイコーでは。
 そういう状況サイコーでは。

 それぞれがサイコー。連勤終わりもごきげん。チェンソーマンは相当パルプでクレイジーでキッチュ。お気に入りの立ち飲み屋では皆ストレスフリーな顔してる。
 それらがグランドクロスめいて交われば、それつまりテンアゲ卍クロスファイヤーだ。
 チェンソーマン。知ってますか。チェンソーマン。少年ジャンプで連載中のまんがである。作者は藤本タツキ。


 チンピラみたいな主人公が頭からチェンソー生やして悪魔と血みどろバトルするまんがだ。
 ちなみに、ひとがしぬ!
 主人公・デンジはたたかいの中で腕がもげたり体に穴があいたり、だいたいズタボロになるが狂ったように哄笑しながらチェンソーで悪魔をえぐり続ける。
 痛いし苦しい。しかしたたかい続けるのだ。胸を揉むために! 勝手に始めた夢バトルで勝つために!

 あの、っまあ、読んでて痛快。恐怖を糧として強くなる悪魔に対しては、頭のネジがとんでるやつが強ぇ。主人公・デンジはネジのぶっとび方みてると、読んでるこっちもネジがゆるんでくる。
 あー、生きてるとネジしまってくるよなぁーと思う。そうだそうだ、ぼくはネジのとんだ文章とか表現が大好きなのだった。この人ネジぶっとんでるなーみたいなの大好き。なんでだろ。自分でもそうしたい。ほっといても締めるときは締めるから、ぶっとべるときはぶっとびたい。カッコつけて澄ましてないでやりたいことあるならすぐやりゃーいいんだよなぁー。
 あれだなあ。少年まんがだけど、大人のネジを勝手にはずしてどっか持って行ってしまうようなまんがだなあ。
 ってのはあとから付けたヘリクツで、つまり、ビールとからあげと枝豆とチェンソーマン、サイコーってこと!

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