脱炭素よりも脱原発を優先しよう!

カーボンニュートラル、グリーンニューディール、SDGsとか、持続可能な開発目標を全否定はしないが、私は、それよりも脱原発、国内原発の全廃炉を最優先したい。
当面は化石燃料に頼らざるを得ないと思う。
安定した電力供給可能な再生可能エネルギー、自然エネルギーの開発、普及迄の時間稼ぎとして。

現在のメガソーラ大規模太陽光発電や巨大な風車群による風力発電も原発同様、災害列島日本に相応しい発電方法とは言えない。
それもよりも、マイクロ水力発電等に見られる自然エネルギー発電のマイクロ化と蓄電技術を推進開発するべきだろう。

そして、化石燃料による火力発電については少ない燃費とCO2排出量の低減化における技術革新によって環境への影響を最大限に抑える稼働をすれば良いと考える。
既に日本の最新型の火力発電所は類まれなる発電効率を誇り、CO2排出量も飛躍的な低減に成功している。

もっと知ってほしい石炭火力発電
日本の石炭火力発電所はクリーン(jpower)
https://t.co/JGJZ2Me4Be

一度、大規模事故が起きた場合のリスクを考えたら、災害の多い原発依存は余りにも危険であり、福島第一原発事故は現在も収束していない。
東日本大震災から年月が経過したが、喉元過ぎれば熱さを忘れる、なんてことは、あってはならない。

私が脱原発派に転向したのは、右翼、民族派の方々が脱原発を訴えていたからである。
それまでは原発については無関心であった。
東日本大震災、福島第一原発事故は私の思想おけるコペルニクス的転回を起こし、保守からの転向、回心、不可避の出来事であった。

いつ起きても、おかしくない南海トラフ巨大地震の規模を考えてみよう。
関西圏内の原発は全て耐えられない事は明白である。関電管区内の原発がメルトダウンを起こしたら、生活用水や飲料水として欠かせない関西の水瓶、琵琶湖が汚染されるということを想定しなければいけない。

脱原発を推進すると、未だに似非右翼とか、左翼と言われるが、野村秋介烈士の「友よ麗しき山河を滅ぼすなかれ」という言葉をしっかりと考えて、脱原発を推進していきたいと思う。
国家の非常事態に右も左も関係ない。
東日本大震災、福島第一原発事故を忘れてはならない。

地震は人間が予測したり、止めることは出来ないが、原発を止めることは出来る。
ならば何を迷うことがあるだろうか?
脱原発を実現しよう。

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