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少しずつ秋の気配。気軽に始められる、失敗しない植物のある暮らし

今朝は、少し気温が下がって爽やかな朝。そんな日の空は、どことなく秋めいてきたなぁと感じます。毎日、カンカンの太陽に照らされている植物たちも、少し潤っているように見えます。
カーテンを開けたときに、植物が目に飛び込んでくる風景は、季節を問わずよいものです。これから過ごしやすくなる季節に、気負わず、気軽に植物を取り入れられる暮らしについて、お話したいと思います。

お花を咲かせようとするより、グリーンを楽しむ選択

お花や植物はもちろん好きですが、私も、土からしっかり準備して、都度面倒を見ながら育てるのは正直苦手です。そして、虫も、、、なので、やはり手間暇かけず、虫もつかず、丈夫に育つものをポイントに探すことが多いです。

苗からお花を咲かせる苦労は、意外と大変だったりします。咲いたらいずれは枯れて散ってしまうし、花がら摘みもそれなりに、と。であれば、グリーン系を中心に育ててみることをおすすめします。ハーブ、枝物系は丈夫なので、グリーン系で揃えると、それだけで統一感がでるうえに、その色合いが癒やしになり、かつスマートなインテリアとして演出してくれます。グリーンと一言でいっても、植物によっても濃淡が様々なので、そのぞれのグラデーションを楽しむこともできます。

グリーンの濃淡が綺麗です

~我が家のグリーン達~

・ユーカリ
・ギボウシ
・アジアンタム
・ハーブ
・オリーブ
・パキラ
・ティートゥリー
・ローズマリー・セージ・オレガノ(鉢にひとまとめ)

ユーカリはオリーブは、枝物ならではのしなやかさをもち、ハーブ系は、「勝手に育つ」強さがあり、水やりのときに香りも一緒に楽しめます。ギボウシやアジアンタムは、ライトグリーンに近い色合いで清涼感があります。

~我が家のお花達~

・セルリア
・アジサイ
・フェンネル

お花の種類はあえて少なくしています。そして、全てドライフラワーになるものをチョイスしているので、枯れて散ることもなく、咲いたあとにさらに楽しめるワクワク感があります。

土のお手入れより、水やりメインでと割り切る

最初に使う土は、園芸店の培養土を使っています。必要な栄養素も最初から入っているので、鉢に入れて植物を入れたらおしまいです。厳密に言うと、栄養はそれなりに消費されるので、追肥なども必要なのですが、私は水やりしかしていません。手間をかけて育てなければいけない植物であれば、これでは駄目なのかもしれませんが、水やりだけで何年も楽しませてくれる丈夫な植物はたくさんあります。家庭で楽しむことがメインなので、とにかく、ポイントは「楽に続けられる」ことです♪

食べ物だけは、毎年新しい土を

我が家では、グリーンやお花以外で唯一、夏場だけ、トマトやキュウリなどを育てています。食べ物だけは、同じ土の使い回しでは育ちも悪くなるので、毎年土を新しいものに変えています。ここだけは、こだわったほうがよいと思います。ワンシーズンの収穫で終わるので、これも市販の培養土だけで、追肥をしなくてもじゅうぶん育ちました。

鉢選びは、「映え」より「水はけ」重視で

我が家のベランダは、小さいお庭もありますが、地植えは禁止なので、全て鉢で育てています。引っ越したときに、鉢の見栄えも重要だと思い、いわゆる陶器で艶のあるトーンで揃えがちになっていました。

あるとき、植物のプロの方に鉢もののメンテナンスをしてもらったときのこと。「この鉢とこの鉢は、全然土の表面が乾いてないでしょ?」と言われました。確かに、他の鉢に比べて水やりの頻度は少なくてすむし楽だなぁとは思っていたのでしたが、そこで初めて、植物にとってはしんどい環境であることを知りました。

艶のあるコーティングのせいで、植物が呼吸しにくい状態になり、底にあいている穴も、真ん中に小さいものがひとつあるだけで、水はけが悪くなり、湿度が抜けない土の状態になっていたのです。水やりがそれなりに必要な植物にとっては、かわいそうな状況でした。

移動させるにも軽いプラスチック製のものは、スリットが沢山入っているものを選び、より見た目にこだわりたければ、重さはありますが、素焼きの鉢がよいと教えてもらいました。

今はプラスチック製のものでも、バリエーションが豊富でセンス良く揃えられる鉢も沢山あるので、是非お気に入りを見つけてくださいね。ポイントは、とにかく水が流れやすい循環を作る「水はけのよい鉢」を探すことです。植物も、人も、気も、経済も、社会も、全て「とどまらずに循環する仕組み作り」が大事なんですね。

植物のある暮らしで幸福度をあげる

お花でも植物でも、暮らしに取り入れている世帯が多い国は、幸福度も高いというデータもあるほど、自然が人へ与えるヒーリング効果はすごいものがあります。

長く楽しめて失敗しにくいグリーン系、オールインワンの培養土、水はけのよい鉢、これだけならわりと簡単かな、と思います。是非、みなさんがお気に入りの植物に出会えますように♪

最後まで読んでくださり、誠にありがとうございました。

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