事前の準備で80%が決まる!執筆に大事な「3STEP」
こんにちは!
突然ですが、読者の心に突き刺さるような質の高い記事を書くには、どのようなことを意識すればいいと考えますか?
「リズムがよく読みやすい文章を意識する」
「漢字の開く・閉じるを意識する」
「同じ語尾・文脈が連続しないように気をつける」
「論理破綻しないように文章を作っていく」
多くの人が意識しているであろう上記のようなことは、記事を書き上げる際には非常に大切です。ただ、これらは記事の見た目やリズムに関係することであり、根本的な問題は別にあるのです。
では、記事の質をあげるためにはどのようなことに注意すればいいのでしょうか。
ここでひとつ、Webライターを始めたばかりの人に知っておいて欲しい考えがあります。
ということです。
記事を書く前の情報収集やターゲットを明確に定めることが、読者を動かす記事を書くうえではとても大切になります。
そこで今回は、初心者Webライターに向けて、記事を書く前の準備段階で大切にする3つのSTEPをご紹介します。
STEP1.ペルソナとデモグラフィックを定めよう!
まず、執筆する記事のテーマが決まったら、デモグラフィックとペルソナを設定することが大切です。2つを設定することで、どのような人物に記事を読んでもらいたいのかハッキリとイメージできます。
デモグラフィックとは、記事を読んでもらいたい人の人口統計学的属性のことです。簡単にいうと、記事を書く前に読者ターゲットとして以下のようなことをイメージします。
このような情報を、読者として仮定していくのです。
ペルソナとは、記事を届ける1人の読者像です。ライティングでいえば、記事を読む人がどのような生活を送っていて、なぜこの検索ワードで調べたのかを具体的にイメージをしていきます。
この2つを設定して読者イメージを明確にすると、読者が本当に求めている情報が何か見えやすくなります。その結果、より深い情報を盛り込んだ記事が書きやすくなるのです。
ペルソナやデモグラフィックは、執筆するメディアによっても異なります。たとえば、同じIT系メディアでも、メディア全体のペルソナが20代男性と40代男性では記事の執筆イメージが変わってきますよね。
このように、メディアに合わせてペルソナとデモグラフィックを設定することも大切になります。
STEP.2読者が本当に知りたいことを想像する
次に考えることが、読者はこの記事を読んで何を知りたいのか?ということです。
ユーザーが調べる検索ワードから連想できる知りたい情報のことを顕在ニーズ。読者が「この情報も知りたかったんだ!!」と思うような、読者自身も気づかなかった情報を潜在ニーズと呼びます。
顕在ニーズを抑えた記事をかける人はたくさんいます。しかし、潜在ニーズも含めた記事をかける人は意外と少ないです。そのため、潜在ニーズをしっかりと記事に入れるだけで、他のWebライターと差別化ができるのです。
では、潜在ニーズをどのように記事に盛り込めばいいのか解説していきましょう。
■記事を読んだ読者の目的が何かを深掘りしていく
顕在ニーズを記事に入れていくには、読者がなぜこの検索ワードでで調べているのか深堀りすることが大切です。そもそも読者は、何かを成し遂げたいことがあって調べ物をしているのではないでしょうか。
『ライティング やり方』で調べる人には、以下のような顕在ニーズと潜在ニーズがイメージできます。
顕在ニーズ:どのように記事を書いていけばいいのか、具体的な方法を学びたい
潜在ニーズ:記事の執筆方法を学んで、ライターとしてお金を稼いでいきたい
このように、調べてる際には本人も意識していない潜在ニーズこそが、読者が記事を読んで獲得したい本当の目的です。
検索ワードに関係する情報を記事に盛り込めばいいという話ではなく、その検索ワードで調べた読者は何をしたいのか考えていきましょう。
STEP3.記事を読み終わった後に、どのように行動してもらいたいかイメージしておく
潜在ニーズを考え抜いたら、次はあなたの記事を読み終わった読者にどのように行動して欲しいか考える必要があります。
これが記事を書く目的になるのではないでしょうか。
今回のnoteであれば、「記事を読んだ読者が実際にターゲットを細かく設定して記事を書くようになることで、記事の質の向上と収益UPにつながればいい」と考えています。(できれば「スキ」を押してくれれば嬉しいです…)
このように、あなたが書いた記事を通して最終的な目的はなんなのか考えることが、結局のところ良質な記事を執筆していく上では大切になるのです。
頭で想像するのではなく実際に書き出してみよう!
今回は、自分が記事を書く前に意識している3つのSTEPについて紹介しました。
正直、Webライターを始めたばかりの人でも「このぐらい知っているよ」という方もおられるでしょう。
ただ、ここで大切なのがこのような項目をしっかりと言語化して書き出すことです。頭の中で想像するだけでは、記事を書いていくうちに本当に伝えたいことがズレてしまう可能性があります。
頭でイメージだけするのと、文字に書き出すことでは理解度が全然違います。
記事を書く前のペルソナやデモグラフィック、読者が本当に知りたい情報などを改めて書き出して可視化させることで、ブレずに記事を書き上げることができるでしょう。
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