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空車タクシーの有効活用

しもおさです.
ふと空車の流しタクシー無駄だよなと思ったので,活用方法を考えました.

・うーばーいーつ的なフードデリバリーサービス

⇒ やりはじめてたりするね.チャリンコやバイクで配達と大差ない(渋滞にハマる可能性があるという問題はあるけど)し,まあアリだと思う.
将来的には人と食べ物の乗り合いとかも可能になりそうな気がする.というか匂いとかの問題を克服すれば,寧ろ人同士で乗り合いをさせる必要がない分,やりやすいのかもしれない.

・道路周辺の3次元点群データの取得/保守用映像の取得

自動運転の基盤データとか道路の保守管理に3次元点群データに基づいた3次元道路マップが必要となってきます(また活用を始めています).
そうしたデータを都内の至る所を走っているタクシーに取得させて,国で集中管理ができるようになればいいなと思っていたら,この間こんな記事を見つけた↓

特に道路の保守点検順序確定のための検測(という言い方でいいか分からないけど)をタクシーにやらせておけば,結構保守コスト下がりそうだよね.

・カーナビのルーティング改善,事前確定運賃制度用の時間帯別混雑指標のベースデータ取得

タクシー1台ごとにプローブデータが取れている(orやろうと思えば取れる)はず.

それを総合すれば,通れる・通りやすい・流れがよいルートというものがデータとして取れてくると思います.クラウドか何かでそのデータを収集し,学習させていけば,カーナビのルーティングをアップデートしていけるような気がする.(今のスマホカーナビはルーティング精度をどうやって向上させてるか良く知らないんだけども...)

加えて,よくカーナビは「いやさすがにそんなルートは通らんよ」というルートを出すことがあるし,逆に「この道はやや細いけど抜け道として有効なのにな」というところを使わないこともある.その点をタクドラとよくタクシーを使う人の知識でアップデートしていくという考えからも,こういうことが出来たらいいよねと.

また僕が大好き事前確定運賃制度で問題となる時間料金部分の係数を確定するうえで,~~通りレベルで時間帯・曜日別混雑率を算出して,運賃加算倍率を算定できるようレベルに必要なデータも蓄積出来る気がする.

※まあ,それ以上に本来的にはリアルタイムでの交通状況のデータが必要になるのも間違いないんだけど,そうなるとそうしたリアルタイムの交通情報を集中管理して料金反映するための専門機関(共通データセンター)的なのが必要だから,今の各社競争状態の中ではなかなか厳しいような気がする.JARTICとかの外部機関でそういうこと出来ればいいけどね...


思いついたら続きを書くかも

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