大人の"中二病"【プロポ】220901
今日、本業の職場に、なにやらなんかの偉い人みたいな人が来て、なんか一時間くらい講演をしていた。
なんちゃら大学でなんかの研究を重ね、現在なんとか学園でぴーひゃら先生とともにいくつかの書物を書いたり、それだけではなく、かの有名なモミアゲナガシ教授とよくわからんことをやっているとかいないとか、そんな紹介がされていたがよく覚えていない。
そんなよくわからん人の話を半ば強制的に聴くことになった。
まごうことなき、『サクラ』だ。
なんか客席もそれなりにうまっているっぽい、そういう雰囲気にしたいがための、マネキンだ。
その講演の内容も、まあ期待なんて全くしていなかったが、「そりゃそーだ」という感想しかもてないようなものだった。
なんの感動もない。
中二病、という言葉があるが、それにすごく近いなと思った。
大人の中二病だ。
大人って、こういうの好きなんだ。
こんなたくさんの肩書をもった私!
に、
講演をお願いした仕事のできる私!
と、
なんとなく高尚っぽい話を聴いて勉強している私!
やら、
労働時間外でも仕事に精を出す私!
とか、
みんな、バカなのだろうか。
よくわからないものばかりに目を奪われて、
「本当に価値があるのか」
を自分の頭で考えられなくなった人が、溢れている気がする。
本来の中二病とは、たしか、
だれも知らないようなやばいものに興味がある!とか
病んでる自分かっこいい!とか
「無理して背伸びしている姿」を指す言葉であったと思う。
であれば、現代の大人たちも、ずいぶん病んでる。
背伸びしすぎだ。
もっと、フツーでいいんだよ。
フツーで。
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