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銀の葡萄が!?香港市場を席巻中!?

最近酒量が増えて困ってます。どーも。ハイボールです。今回は海外展開における銀の葡萄の現在地について記載します。トップ画像は、今から遡ること約7年前。弊社ブランド「神虎」が海外1号店として、香港の湾仔にオープンした時の画像です。今でこそ香港は日式ラーメン店の激戦区ですが、当時は進出しているラーメン店はそれほど多くなく、初日から長蛇の列。大盛況で一躍有名店として名を馳せました。

「え?海外チョロい」

が当時の率直な感想で、何の苦労もせずに、運のみで繁盛店になってしまったことから、実力と勘違いし、必要なプロセスを踏まず、ケアを怠った事から、オープンから二年足らずでしっかりやらてしまいます。下記添付写真がオープンから約二年後の「神虎」です(泣)

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「神虎」から「一虎」への見事な面替えですね。今でこそネタとして語ることができますが当時は脅迫めいた書面が届いたりと、裁判沙汰になりそうな所までいきました、、、朝ドラのドロドロな感じをイメージしていただけるとわかりやすいかと。朝ドラのドロドロな感じを、他国の方と、他言語で当事者として進行している感じです。

「え?海外チョロい」→「え?海外バリ怖い」

見事な面替えの中に見事な自分の心境の変化も感じました、、、

起こってしまった事の原因を挙げればきりがないのですが、海外出店に対しての私共の「軽視」が一番の原因かと。あえて、他責を考えるならば、パートナー選びの失敗という点でしょうか。

で、ここで考えました。ということは、「軽視」せずに良いパートナーに巡り合うことができればまだやれるんじゃなかろうか?という、何の根拠もない仮説を考え付いてしまいます。ポジティブなのか諦めが悪いのか、、、

それから5年後

プレゼンテーション1

「鶏soba座銀」3店舗 「神虎」3店舗 「〇de▽」1店舗 計7店舗

軽視せず、パートナー選びに重点をおいた後の5年間の結果です。地に足つけて、1店舗ずつ着実に。という日本の私共の考え方に共感し尊重してくれるパートナーと巡り合えた事で、QSCレベルを日本と相違ないものに育て上げてくれ、今の海外での繁栄があります。その中で今回一番お伝えしたかったことが、表題の香港市場を席巻というキラーワードです。実は7店舗中5店舗が香港内の店舗なんですよね。順を追って説明する為に、香港に日本の企業(飲食店)が進出しやすい理由、進出すべき理由をあげると、

①フリーポートであること

②物価が高い

③世界のHAB的な位置づけの国 などなど

フリーポートなのですべての食材を日本から輸出でき日本の味を再現することが容易。物価が高いので輸入コスト分の経費の圧迫を高値での販売することが可能なので相殺できる。世界各国から人々が大勢訪れるので今後の世界展開における、旗艦店としての位置付けでの戦略的な出店。

海外出店における1番の問題点は味の再現です。これが容易なので障壁はグっと下がります。1番の問題点が容易にクリアできるので、日本から企業がこぞって参入しているわけです。何と言っても日本から近い。(その他諸々香港で勝負しやすい理由はありますが、割愛します)

ということは当然、香港国内での競争は激化し熾烈を極めます。肌感ですが、東京のラーメン市場よりも難しい市場ではないかなと。現に、東京の超有名店の赤字撤退の話もよく耳にしたりします。ではなぜ、弊社のブランドが生き残ることができているか。それは、

ラーメンというカテゴリーの中での多角化です。

座銀2店舗 神虎2店舗 〇de▽1店舗 香港5店舗の内訳です。味も違えば、コンセプトもターゲットも違う3ブランドでの棲み分けのできた展開をしています。日本の出店方法の意向と全く同じ考え方なんです。ブランド同士で食い合わない、リソースを最大限に生かした戦略であると。(弊社の出店に関しての考え方は第1話で記載してます)

いかに良いパートナーと巡り合えるかが重要というのはここにかかってきます。大切にしている部分を尊重し理解してもらえるかどうかが戦略を生かす最大のポイント。そこが運よく合致するパートナーと巡り合えたのが銀の葡萄です。

結論何が言いたいか

香港の面積は東京の約1/2の広さです。その中に銀の葡萄の運営ブランドが3ブランドあると考えると、市場を席巻してると言っても過言ではないんですよね(笑)むしろ香港は銀の葡萄なんです(笑)

進行するはずだった海外出店の更なる構想は、コロナ禍でほぼほぼ白紙になってしまいましたが、そんな中でも、全く渡航ができないなか、昨年度も香港内に2店舗の新規出店をしてくれました。本当に良きパートナーと巡り合えたことに心から感謝し末筆とします。終息後の銀の葡萄の海外出店のさらなる構想にもご期待頂ければ幸いです。今回もご拝読頂きありがとうございました。ではまた第5話で。

香港社長

※おまけ 7年前の(香港神虎1号店オープン時の香港にて)弊社代表壽量です。プロデュース案件バンバン決まってます。ご興味ある方は下記アドレスまでメールください。

info@silver-grape.com


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