おでけけ。

おでけけ、いや片道切符寒いとこ行き〜。
さあもう一度、片道切符の寒いとこ行き〜♪。

4年寝床にした千葉の家を飛び出した。もともと遊牧民の血のせいだろうか。移動することに違和感を感じることはない。

あと1ヶ月で何回目かの学生が始まる。大丈夫、進学という形である。たしかに何回目の学生だろうか、ふと考えると俺の学生の時間は長い。しかし最後にはしたくない、楽しすぎるからだ。韓国の語学堂やアメリカのSATも受けてみたい、たとえその時50歳でも60歳でもいい。学ぶことは有益だ。そう考えられる私の頭も質がいい。

さて今回の旅は東北地方。それも東京から1時間半の高速トリップ。いやトラベルと言っておくか。会社をやめ法科大学院に行くことを決め、何故か東北大学を選んでいた。おそらく馴染みがあったのは仙台に遊びに行っていたからだろう。なんとなく親近感も湧いた。頑張れるか、頑張らないか、また司法試験に受かる能力があるか、そんな些細なことは全く気にならない。可視化されないし自己の潜在能力評価を外部から取り入れるのも無意味だからだ。

むしろ今回は新たな土地で法律の勉強にハマる、そんな気概でいる。ハマると確信しているからこその挑戦だ。勉強法も今回に限り決めてある。それは一度読んだページを二度と見ない気持ちで読み込むだ。
「あとでもう一回よもう」
「(甘い)」内的自己に語りかけたい。何年経って理解するつもりか。二度と目にすることはないから大事に読んでいこう。そんな楽しみ方をするつもりだ。

何かにハマりにいくことは初めてではない。