新しいフィランソロピー

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社会課題に立ち向かうイノベーターたち – Learning for All

今、日本の子どもの7人に1人が貧困状態にあるといわれています。このような日本における「子どもの貧困」は「相対的貧困」と呼ばれ、国民を可処分所得の順に並べ、その真ん中 の人の半分以下の所得の状態を指します。具体的には、親子2人世帯の場合で月額所得がおよそ14万円以下(公的給付含む)の状態です。このような家庭の子どもたちは、毎日の衣食住に事欠く「絶対的貧困」とは異なりますが、経済的困窮を背景に教育や体

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上場企業初 ㈱すららねっとインパクトレポートを発行しました。



SIIFが制作を支援したインパクトマネジメントレポートが、株式会社すららネットから発行されました。

社会課題を解決するために、どのような成果(アウトカム)を目指し、どのように課題を解決していくのか――それらをロジカルに可視化するインパクトマネジメントレポート(IMR)を今年5月、株式会社すららネットが公開しました。上場企業初となるインパクトレポートの作成に深くかかわったSIIFの小柴と藤田が

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世界のピアグループ:SynergosのGlobal Philanthropist Circleのカンファレンスに参加しました。



先日、Synergosが毎年開催するSynergos Global Gathering 2021に参加しました。

Synergosは藤田と小柴が2019年にニューヨークへ視察の際訪問した団体の一つで、富裕層同士の学びあいコミュニティ(SIIFが「ピア・グループ」と呼ぶもの)を運営している団体です。

Synergosはピア・グループから生まれる新規案件などの実践や調査の支援を行うフィランソロ

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5/12開催「新しい社会貢献を支えるフィランソロピー・アドバイザーとは」セミナー開催報告

【開催レポート】

米国ロックフェラー・フィランソロピー・アドバイザーズとSIIFが語る、
新しい社会貢献の世界

社会変革推進財団(SIIF)は5月12日に、米国最大級のフィランソロピー・アドバイザリー・ファームのロックフェラー・フィランソロピー・アドバイザーズ(Rockefeller Philanthropy Advisors:以下RPA)とともに、「米国ロックフェラー・フィランソロピー・アド

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インパクト・ファーストの投資に戻る。1 -海外富裕層のインパクト投資への新たなアプローチー

このシリーズでは、海外富裕層のインパクト投資への新たなアプローチについてみていきます。

2008年、リーマンショック後にインパクト投資という言葉がロックフェラー財団によって提唱されてから10年以上経った今、インパクト投資の原点に立ち返って、インパクト・ファーストの投資に戻ろうという流れが世界的に広がってきていることについて、米国のソーシャルインパクトのコンサルティング会社のブリッジスパングループ

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ロックフェラー・フィランソロピー・アドバイザーズ著 “Your Philanthropy Roadmap” の日本版を発行しました。

Your Philanthropy Roadmap
あなたの「フィランソロピー」のためのロードマップ
~5つのポイント~

ダウンロードはこちら

本ハンドブックは、SIIFがパートナーシップを締結している、米国ロックフェラー・フィランソロピー・アドバイザーズ(Rockefeller Philanthropy Advisors)が、フィランソロピーを始めようとされている方が考えるべき5つのポイント

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新型コロナ・ウィルスに取り組む「新しいフィランソロピー」4  ー緊急対応を可能にした新しい欧米のエコシステム(後編)ー

このシリーズでは、米国におけるフィランソロピーの担い手たちが、未曽有のパンデミックにどのように対応したのか、見ていきます。

まとめ
□欧州ではユニタス・ヨーロッパという期間限定の取り組みが始まり、欧州の主要財団、社会的投資家、フィランソロピストが、新型コロナウィルス対策に関する情報の共有や、ベスト・プラクティスの紹介、さらに協働などを推進するためのプラットフォームとなった。

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これまで

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新型コロナ・ウィルスに取り組む「新しいフィランソロピー」3 ーコロナに立ち向かう、超富裕層の個人寄付(後編)ー

このシリーズでは、米国におけるフィランソロピーの担い手たちが、未曽有のパンデミックにどのように対応したのか、見ていきます。

まとめ
□アマゾンCEOの元妻のマッキンジー・スコットさんの寄付はその額と思慮深いアプローチゆえ、ひときわ注目を集めた。
□そのアプローチは、支援を決定した団体には、使途に一切条件をつけない資金を一括払いで提供するというもの。

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今回は、新型コロナ・ウィルスに取り

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新型コロナ・ウィルスに取り組む「新しいフィランソロピー」4 ー緊急対応を可能にした欧米のエコシステム(前編)ー

このシリーズでは、米国におけるフィランソロピーの担い手たちが、未曽有のパンデミックにどのように対応したのか、見ていきます。

まとめ
□米国では一般富裕層が設立した家族財団向け支援組織、全米ファミリー・フィランソロピー・センター(NCFP)がいち早く小規模の家族財団向け支援に特化してアクションを起こした。

□フィランソロピーや非営利団体について包括的に発信している米国CANDID.もコロナウィル

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新型コロナ・ウィルスに取り組む「新しいフィランソロピー」3 ーコロナに立ち向かう、超富裕層の個人寄付(前編)ー

このシリーズでは、米国におけるフィランソロピーの担い手たちが、未曽有のパンデミックにどのように対応したのか、見ていきます。

まとめ
□コロナ禍の寄付額は全世界で202億ドル、個人富裕層の寄付はそのうち約3割にのぼった。
□その中でも、アマゾンCEOの元妻のマッキンジー・スコットさんの寄付はその額と思慮深いアプローチゆえ、ひときわ注目を集めた。

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今回は、新型コロナ・ウィルスに取り組む超

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