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育児方針

おはようございます。最近また、気になったことがあったので少し。

私が育児をする上で大事にしていることです。

育児って大変ですよね。誰かがやり方を教えてくれるわけでもなく、子がこの世に誕生した瞬間から否応なく始まって。

毎日が選択の連続です。

現代は情報が溢れていて、どれが正しいのかは人によって違うと思います。性格や思想的なものもあれば、体質的なものもありますがいずれにせよ相性のいいものが正解だと思います。

よく聞くところで言うとミルクか母乳か?とか、離乳食は手作りかベビーフードか?とか。

叱る育児に褒める育児、反ワクチンなど推奨される育児方法が相反するものも存在します。そんな数々の情報の中から、自分の方針に合ったもの、子どもに合ったものを常に選択していくのです。

そんな中で私が大事にしていることの1つ。それは

自己肯定感を高めること

私は、あまり自分に自信がありません。否定されて育ったわけではない。けれど、褒められることもあまりなかった。

自己肯定感って、あくまでも私の考えなのですが褒められ、認められて育っていくものではないかと思うんですね。
あとはできることが多いとか。

私は、自分が消極的だったことも影響しているのでしょうが、家事の類を教わったことがありません。
だから今でも家事全般が苦手で、それをコンプレックスに感じています。

運動も苦手で人前で走ったり運動をすることなど恥ずかしくて到底できません。昔も今も変わらずです。

勉強も、中学3年生頃から成績が急降下。以来自信がありません。絵も文字も中途半端で、下手と言うほどではないけれど誇れるものでもありません。

自己肯定感が低いとどんな問題が起こるのか。

一番は、自分を大切にできないことではないでしょうか。

他人に揶揄されても、虐められても、ひどい扱いを受けても、嫌だと言えなくなること。
自分がこんなだから、仕方ないんだと受け入れてしまうこと。

そうなってしまえば、周りの行為を助長してしまいます。

現に私は、就活のときになかなか内定が取れず、ようやく内定が出て入社した会社で搾取をされていました。

1日15時間以上を会社で過ごし、休日も連絡が入るので遊ぶこともできず(仮にできたとしても家で寝ていたかったと思います、それくらい疲弊していました)、給与は生活できるかできないかのギリギリ、雇用契約書の控えもなし。

タイムカードは手書きで定時を記載するのみ、8連勤くらいなら普通にあるけれどタイムカード上は5連勤。
社内行事は休日に行われ強制参加、有給は使えない。

今思えばおかしいと思いますが、当時は会社へ行くか死ぬかの思いでした。私なんかにはそこしかないと思っていた。

仮に転職しようと思ったとしても、就活に割ける時間がありません。貯金のできる給与は出ていませんから、退職前に次を決めないと生活もできません。現実的に無理でした。

当時の私は幸運なことに、取引先の方とたまたまお話ししたときに引き抜いてもらい、ようやく人間らしい生活を取り戻したのです。

周りの人にとってどう見えていたとしても、私の子どもはたった1人の大事な存在。もうじき2人になりますが、それでも1人ひとり独立した大切なたった1人。

そんな大切な存在を、否定することなどされたくありません。もちろん、悪いことをしても指摘してほしくない、等の意味ではありませんよ。

過去の私のように搾取され、それを自分の能力が低いからだと受け入れてしまうこともしてほしくありません。

嫌だと思ったとき、不当な扱いを受けたときに嫌だと言えるようになってほしい。助けを求められるようになってほしい。

助けを求める先が私でなくても構いません。

とにかく、自分を大切にすること。
どんなことをしてはいけないのか、を覚えるのと同時に、それは他人から自分へもしてはいけないことだ、されたときには嫌だと言っていいんだと覚えてほしいです。

他人がその被害に遭っていたら、自信を持って助けてほしい。

まだまだ幼くワガママ盛りの息子ですが、できたときにはきちんと褒める。意見が言えるようになったらそれを認める。

その結果自己肯定感が高まってナルシストになってしまっても(笑)、自己肯定感0よりよほどマシです。

こちらの気持ちに余裕がないと難しいことではありますが、大切な子どものためにもそれを念頭に、引き続き育児を頑張りたいと思います。

いただいたサポートはかや家の育児に大活躍します!