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🍞給食センター汚職関連 ❸ - 給食費を「公会計」に -

2021年6月15日の産経新聞朝刊の地域ニュース「北河内」に掲載されていた記事です。ネットでは ‘’ 大阪・四條畷市、横領事件受け給食費を「公会計」に ” との見出しで、同じ内容が6月14日20:36にアップされています。

新聞記事

一定期間を過ぎますと上記のリンク先は削除されると思いますので、内容の一部を下記に引用します。

大阪府四條畷市立学校給食センターの元所長(64)が、学校給食会の口座から食材納入業者を装った口座に約330万円を不正入金していたとして業務上横領容疑で先月23日に逮捕された事件。同市は、学校の給食費が任意団体の「私会計」で運用されていたことが犯行の一因になったとして、来年度から保護者から市に直接入金してもらう公会計に切り替えることを決めた。・・・<略>・・・

後任の所長らが7月ごろ、学校給食会の書類に不審な点を見つけて内部調査を行い、令和元年度に3件計約330万円の不正な振り込みがあることが判明した。・・・<略>・・・市教委関係者は「所長なので当然まじめに勤務していると思っていたが」と言葉を失った。

同市の学校給食費は長年の慣習で、保護者の口座から各学校長名義の口座へ、さらに任意団体である学校給食会の口座へと順に振り込まれる。事務を担当する給食センターが、この口座から食材納入業者への支払いを行っており、市や市教委のチェックは入らない。

元所長は支出の決裁や振り込み、伝票処理の主な業務を自ら行っていた。金融機関への振込依頼書に不正な振込金額を記載し、振り込み完了後は不正な金額を除いた予備の振込受付書を保管して犯行を隠していた。

振込先は元所長が開設した口座で、食材の納入実績はないという。学校給食会の口座は年間約2億3千万円の出入があった。四條畷署は、不正に振り込まれた金の使途や余罪などがないか調べている。

市関係者によると、学校給食費や教材費、PTA会費などは小中学校ごとに、教員が保護者に対面して納付率を高めてきた過去の経緯から、私会計の仕組みが残っている。・・・<略>・・・

産経新聞

私が2015(平成27)年より訴え続けてきたことが形になります。

見出しは、横領事件が引き金となって給食費を「公会計」にするような内容になっています。

しかし、6月8日の note に書いたように、私の考えを東市長が理解され、市長が任命した教育長のもと私会計から公会計へ移行するための準備段階で横領事件が発覚したのであって、明らかに違います。この点は非常に重要であると言わせて頂きます。

長畑ひろのりNews

 改めて、2015(平成27)年に発行した News vol.98 の裏面の画像です。画像左下【 長畑要望 】の箇所には、この時点で既に不正の可能性も指摘しています。

読みにくい場合は、記事最後のリンク先「タイトル未設定」をクリックして下さい。

長畑ひろのり裏098

追記

給食センター汚職関連と題して多くの記事を書いてきました。

その事件も刑は確定しましたので、全容報告として市政報告を発行しています。
今までの報告より、より詳しく知りたい方はお読み下さい。

<了>