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日本歯科大の一般入試は合格最低点が非公表だが、どのような対策が必要?

日本歯科大の数学入試問題は、出題範囲が数学1Aに限られ、難易度はほとんどが基本的・標準的なものですが、時間制限が60分という中で大問4題(小問が全部で約15題)を解くとなると、なんとなく参考書や問題集をやっている受験生のほとんどは苦戦します。

私が実際にこれまで指導してきた生徒を見ていても、センター試験で数学が80%を超える得点を出すぐらいの実力があるのにも関わらず、Ⅰ期の一般入試で不合格になるケースも有りました。

逆に、河合塾などが実施している模擬テストの成績がそれほど良くなくても過去問に「完全最適化した対策」をしている受験生は合格するケースが多いです。(これは日本歯科大に限った話ではありません)

「過去問に完全最適化する」とはどういうことでしょうか?

母集団が数十万人におよぶような「河合塾全統模試」や「進研模試」は国立大学や歯学部以外の全学部も対象にして問題が作られているため、その結果はたいして参考になりません。

限られた時間しか無い、という状況の中で最も大事な事は自分の志望する大学の過去問を徹底的に調べて、出る可能性の高い論点に絞ってとことんやり込むこと。一方で、出題可能性の低いと考えられる論点は捨てるとはいかないまでも、最低限の基本の習得にとどめることです。これが「過去問に完全最適化する」ということです。

当たり前の話ですが、一般の参考書は特定の大学の受験生を想定して書かれているわけではありません。そのため、同じ数学1Aの参考書であっても、日本歯科大学に限られた時間で合格するには深入りすべきでない論点も数多く含まれています。

ということは「過去問に完全最適化する」ためには過去問をよく研究して、「どの論点が」「どんな形式で」「どれくらいの頻度で」出題されるのか?を掴み、強弱をつけて類題を繰り返し練習をする必要があるのですが、1人でやるのは簡単ではないと思います。

以前書いた記事の中に、日本歯科大学の過去問3年で出題されているテーマをまとめた表があるので、日本歯科大を受験される方は参考にしてください。https://note.com/sigakubumath0430/n/n7026df228a54

 私が指導する歯学部専門の数学個別指導塾 https://www.dentalmath.net/  では単に過去問を解説するだけではなく、あなたの今の学力や性格に応じてあなたの志望校の過去問の類題練習ができるような環境づくりを手伝います。

〈授業だけではなく課題添削も行います〉

課題添削についての参考記事はこちら



正直な所、多くの医歯薬専門をかかげる予備校では講師によって当たり外れが激しいため、ここまで徹底的にやっているところはほとんどありません。







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