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SIer勤務26歳転職活動。大手3社の転職エージェントとの面談。カスタマーサクセスを知る。

転職活動初日。大手3社の転職エージェントへの登録をする。大手3社の内訳。リクルートエージェント、マイナビエージェント、パーソルキャリア。登録した次の日には面談の日程調整の連絡がそれぞれのエージェントから来た。

数日後。6月2週目。面談の日。1社目に面談をしたエージェントはパーソルキャリア。時間は30分程度。登録時に入力した項目をエージェントが事前に確認しており、転職理由や経歴、経験。転職したい業界、職種に関して話のすり合わせ、深掘りをされた。

転職理由は前の記事のように将来への不安のため職種を変えたいからと話した。経歴はSIerで4年勤務。どんな顧客を相手に担当している役割や業務について聞かれたので金融業界で大手SIer子会社が直接の顧客。最終顧客は銀行。担当している役割はサブリーダー、メンバーというふうに時期、現場ごとに答える。転職したい業界についてはIT業界。職種は必ず変えたいが、業界についてはIT業界のSIerではなく自社開発している企業であればいいと考えていた。最後に職種に関しては主な仕事が顧客折衝となる営業と答えた。

すると、エージェントの方から顧客折衝という意味ではプレセールスなんかどうですか?と勧められた。なるほど。SIerでの経験で上流工程から下流工程まで要件定義書の作成からST(システムテスト)の実施までシステムに関して幅広い工程を経験していることは活かせるのではないという提案であった。

営業の数字を追いかけるというに懸念点を感じていたため魅力を感じた。もちろんどんな仕事でもそれぞれ数字を追いかけないといけないことはあるのですが・・・。プレセールスとは営業が取ってきた案件の導入時の支援、説明をする仕事。SIerでの経験が活かせそう。

このような話を終えた後、エージェントから最後に、それでは話したような業界、職種の応募している企業をこちらでピックアップしますのでご確認いただき、少しでも興味があれば応募するボタンを押して下さいねと伝えられた。

少しでも興味があれば応募というところに若干の引っ掛かりがあるものの相手も仕事。たしか無料で相談しても内定・入社・使用期間まで働いてもらわないことにはお金が発生しないのでこのような運びとなる。エージェントは味方のようで味方でない。選考が進み、内定をもらったとしても自分で調べて、納得して入社しないといけない。

2社目に面談をしたのがリクルートエージェント1社目同様に淡々と面談を進められる。1社目との違いが職種についての話。営業に加えて1社目に勧められたプレセールスも興味があることを伝えるとそれならカスタマーサクセスもいかがですか?と提案された。

この時カスタマーサクセスという言葉を知らない私はベンチャーが作った変な職種何だろうなと偏見で終わらそうとしていた。

しかし、話を聞いてみるとおもしろそうだなと思った。海外で出来た職種。サブスクリプションサービスを自社開発している企業で顧客に継続的に使用してもらうため、顧客の使用頻度や使用方法について分析し、顧客へのアプローチを考えるということが主な仕事。

他にもシステム導入の支援や顧客からの問い合わせ対応といった様々な経験が出来る。何より顧客満足を上げることがミッションであることに惹かれた。

3社目に面談をしたのはマイナビエージェントで1、2社目同様に面談は進むと思ったらいきなりSIer業界の企業への転職を強引に勧めてくる。エージェント登録時に営業を選んでいたことは知っているはずなんだけどな。それでも相手だって仕事。エージェントとしてはSIer業界の企業へキャリアアップしてもらうことでより高給なところへ入社してもらい、入社時の年収の約3分の1の仲介手数料を転職先からもらう狙い。勧めてきた企業の年収は今、勤めている企業の倍はあったので正直いうと惹かれた。しかし、今回転職をしたい理由は年収アップではない。将来も働きたい、働けるような職種への転職。エージェントの話は話半分で聞き流してこのエージェントとのやりとりはフェードアウトさせた。営業はときに強引さも必要だと思うけど、こちらの要望を聞いてもらえないような営業、人とはやりとりを続けたくないからだ。

以上が大手3社のエージェントとの面談でした。エージェント1社に絞らず、複数社との面談を通して様々な職種があることやエージェントの営業の仕方について知れたので良い経験となりました。特にリクナビエージェントの方と面談していなければ、カスタマーサクセスを知らなかったのかと転職活動を終えた今、振り返るとあのときエージェント複数社と面談をしていてよかったなと思う。

次は面接前の対策や実際の面接について書いていこうと考えています。
何卒!宜しくお願いします。