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障害と視線:ヘルプマーク

 冬鵺です。薬が多すぎて胃腸炎を起こしています。

 偶然ですが、この記事を読みました。
【あざの顔、見るのは仕方ない? 「自意識過剰」で片付けられない問題】
顔にあざのメイクをして、5時間ほど街中を歩く試みです。逃げるように去っていく人、指をさしてくる子供、道案内を頼むと顔は直視しないようにするなど。嬉しい気持ちには、なりませんね。この方は、その中でこう思っています。

 しかし、当事者の痛みを十分に感じたわけではありませんでした。視線を受けても、「素顔の私に向けられたものではない」との気持ちがどこかにありました。私にとってあざはメイクであり、顔を洗えばあざのない顔に戻るためです。あくまで仮の姿に過ぎませんでした。

 「本来の姿ではないのだから、こんな扱いを受けるのは【自分】への対応ではない」

 そう思いたい気持ちが赤裸々に綴られていました。そうですね。あくまでメイク。落とせば実際の【自分】が現れるのですから。

 発達障害という、目に見えにくい障害を持っている僕ですが、二次障害として眩暈が止まらないという症状に悩まされていた時期がありました。そのとき、杖を持っていました。大学院は近畿圏で、バスや電車で席を譲ってくれる人もいます。そう目立つものではありませんでした。
 ただ、四国に帰省して杖を持って歩いていると、わざわざ振り返ったり、僕の様を知らせに誰かの元へと走っていったりする人もいました。視線を受けることが多いのは悲しいかな田舎のせいでもあるのでしょう。

 そういうこともありましたが、発達障害があると判明してから、ヘルプマーク(リンク先には入手方法・配布場所など)をバッグにつけるようになりました。ぱっと見では分からない障害や病気の人が、それを示すものです。最初は関東限定のマークだったのですが、広まって関西や四国でも受け取ることができるようになりました。

 しかしこれもまた、認知度が低いのか、マタニティマークほど分かりやすくないためか、一度も席を譲ってもらった試しはありません。感覚過敏のために、アナウンスが聞き取れない、圧迫感や音・声・匂い・気配・その他諸々の情報に押しつぶされそうな状況でありながら、誰にもそれは伝わらないのです。いっそまた杖を持った方がいいのではないかと思ったことすらあります。

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 ということで、外見的な話をしようかと思ったのですが、素材として探していたヘルプマーク写真のページに対談も掲載されていたので(上の写真・ぱくたそ様より)折角なので布教しようと思います。

ヘルプマークには小さなシールが同梱されていて、裏面に貼ることができます。シールに自分の持病を書き込んでおけば、もしもの時に自分がどのような持病を持っているのか提示できるわけです。

 …………僕、もらっていません……。医療用として、ドッグタグを注文してプラスして付けようかしらん……。

 以前、精神的な病気・障害を持っているマストドンのインスタンスに所属していたのですが、ヘルプマークを持っている人の割合はそう高くありませんでした。(冬鵺によるリプライ調べ)持っている人は、「他の病気も持っているため」「重い症状だから」という理由、持っていない人は「みんな知らないみたいだから」「持つほどじゃないと思っているから」などがありました。(意見は30件ほどいただきました、ありがとうございます。)

 近年ではそれと分かりにくい補聴器や、弱視で一見しただけでは分からないなど、助けが必要かもしれないものの障害や不便があるとは見えない場合があります。ということで、そういう方々でヘルプマークを持つ人が増えたり、ヘルプマークを知る人が多くなればいいなという締めで終えたく思います。

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