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幸手市と杉戸町で入退院支援エチケットが11月から運用開始されます。

当地域では入退院支援エチケットが11月から運用開始されますが、その際はケアマネだけでなく、かかりつけ薬剤師には必ず連絡するという内容が盛り込まれました。


他の地域では、細部まで詳細なルール化が行われていますが、当地域では初歩的な「退院前の連絡」「入院前の備え」にしぼって運用を開始します。
入院と在宅側との対話の開始が主たる目的であり、コンフリクトが起こることも想定内です。その際は菜のはなが調整役として介入いたします。

学びの多い事例は、ケアカフェなどで事例検討を行うなど深めて参りたいと考えております。

後日、エチケットどおり退院前に連絡がなされたのか、十分に話し合えたのかについて、医療機関や事業所単位で相互に評価をつける予定です。さらに毎年、段階的にエチケットのレベルを引き揚げて参ります。

先日、行われたwebでの説明会では多くのケアマネジャーの方々や入退院支援に関わる担当者らが参加してくださいました。関心の高さがうかがえます。

<入退院支援エチケットの概要>

<補足>

追記(2020-10-29)

みなさま、入退院支援エチケット説明会ありがとうございました。ひとつ質問をいただいたので、共有させていただきます。

病棟で勤務する看護師さんからの質問
Q:深夜に入院があった場合、ケアマネさんや薬剤師さんにもすぐ連絡しなければなりませんか?

A:連絡は「すみやかに」ではありませんので、翌日でも翌々日でも大丈夫です。少なくとも退院までに連絡をしてほしい、という趣旨でございますので、よろしくお願いします。



もう一件、質問をいただきましたので、直接回答を掲載いたします。

病棟看護師は家族経由でなく、直接、ケアマネやかかりつけ薬剤師へ連絡をしてください。本施策は対話が目的であります。よろしくお願いします。



また、とねっとに関する質問もいただいており、近日中にとねっとの説明会もオンラインとオンデマンドで開催させていただく予定でおります。その際にはぜひご利用ください。

11月1日から、エチケットの運用が開始されますが、最初から完璧を求めることはございません。運用しながら改善を目指していくことが目的ですので、今後もコミュニケーションをとって参りましょう。どうぞよろしくお願いします。

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