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スワローズ・ウェイ

高津臣吾監督の著書「一軍監督仕事 育った彼らを勝たせたい」を読みました。

とてもいい本です。スポーツマネジメントを企業にもっと取り入れるべきだと思います。監督は会社でいえば社長ですが、社長が会社の業績を決めると言ってもいいでしょう。

詳しくは、この本を読んでいただきたいのですが、私が良いなぁっと思った言葉を少しだけご紹介します。

●すぐに出来ることがあるとも思っていた。雰囲気はキャンプ初日からでも変えられる。選手たちがプレーしやすく、球場に行きたくなる雰囲気は、監督、コーチの言葉やふるまいで作っていくことができるのだ。ポジティブな雰囲気を作っていけば事態も好転するし、ファンのみなさんも喜んでくれると思っていた。
●大きく集団を変えるというよりも、すべてのエリアで数パーセントの改善が出来れば、チームの総合力は大きくアップするのではないか。
●二軍でくすぶっている選手たちの「マインドセット」を変えたいと思った。野村監督から聞いた話だが、レギュラー以外のメンバーには、自分の能力を自ら限定してしまう傾向があるというのだ。野村監督はこう言った。
「試合に出られないと、自分はこんなものだとか、こんなすごい人たちの間にいるんだったら、僕は一軍のベンチに入れれば十分だ、とか考えるようになってしまう。そう思ったら最後、人間、成長が止まる」
1.5軍的な立場の選手たちは、一軍のレギュラーを取りに行くのではなく、そのポジションをキープする方向に頭が働くようになる。
●二軍の待遇がちょっと良すぎるという気がしないでもないのだ。例えば、一軍も二軍もユニフォームは同じ。野球選手にとって大切なユニフォームについては待遇面の差がないのだ。
●芽が出てきた選手に対しては、広く機会を与え、新陳代謝を図ることが球団にとって大切だと理解している。ベテランに対して若手が挑んでいく構図を作ることがチームを活性化させ、競争力を生むからだ。
僕としては「刺激」の機会を作りたい。ベンチ登録する選手のうち、何人かは「チャレンジ枠」的なものがあっていいと思っている。
新陳代謝を促していくのも中長期的なチーム作りには絶対必要なので、そうした機会を作っていくつもりだ。
●前向きになってもらうためにも言葉が必要だし、技術の改善を促すためにも言葉が必要だ。分かりやすく伝える技術が指導者には求められる。やる気を失わせたり、ネガティブになってしまう言葉をかけるコーチは失格だと思う。
こと育成に関しては、言葉が良くも悪くもいろいろな効果を生むので、言うべきことと言うべきでないことを、しっかり区別する必要が出てくる。
とにかくいろいろな要素を考慮しながら最適な言葉を探す。もちろん、無言が良い場合もある。僕は修正案をするにもポジティブな空気を出したい。選手も、否定から入られたら、心を閉ざしてしまうかもしれない。それではチームは活性化していかない。
●選手を育成するには球団としての「プラン」が本当に重要だと考えている。ただし、球団が作る育成プランを、選手本人にもしっかりと理解してもらわなければならない。
●二軍、そして一軍の監督の両方を経験して分かったのは、一軍、二軍に関係なく、すべての選手に目を配らなければいけないということだ。一人ひとりの選手に何が必要なのかを球団全体で把握し、みんなで役割分担しながら成長を助け、促していく。

一軍監督の仕事 育った彼らを勝たせたい
 高津臣吾著

などなど、この本はとても勉強になります。野村監督との想い出話や教わったことなども満載です。

野球は一軍メンバー9人、ラグビーは15人、サッカーは11人、これに補欠が加わると20~30人くらい。中小企業にぴったりじゃないですか?ぜひスポーツマネジメントにご興味を持ってくださいね。

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それでは今日も野球を楽しみましょう。

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