見出し画像

IEを動作環境から外したいときの説得材料

「ブラウザシェア率少ないので外しましょう!」

でも日本は、まだ7%もあります…しぶとい。(2021/1時点)

画像1Webブラウザシェアランキング(2021年1月):日本国内

WebブラウザシェアランキングTOP10(日本国内・世界)
https://webrage.jp/techblog/pc_browser_share/

「そんなにあるなら、まだスタンダードなブラウザですよね?動作環境に入れておきましょう」
という流れにさせてはいけません。

普段生活していて「IE11使ってる」ってひと見たことないです。
なんでここまで多いのかっていうと…

基幹業務ツールとブラウザの互換性のため
医療や製薬会社はIE11で認定?を受けているので、新しいブラウザ使う再申請が更新が必要なため
企業用のツールがIE11対応なため

参考:IEでのブラウザ確認にまだ意味はあるのか?
https://coliss.com/articles/build-websites/operation/work/does-browser-testing-on-internet-explorer-still-make-sense.html

そう、みんな仕方なく使ってるんです!
(もしくは「昔からIE11だから、抜け出せない…」っていう人か…この辺は使っている人の意見聞きたいところです。)

サイトの訪問者の傾向もあるので、現行サイトのアクセス解析を見てみるといいかと思います。ブラウザシェアを発表してるStatCounterも結構な数を調査してるので、トラフィックが多い場合は特に、GAも同じ様な傾向になる可能性は高いです。
サイトの特性・性質によっては異なる結果がでるかもしれません。
望みを失わないで❗

「不具合の対処で工数かかります!」

IE11だけこの機能が効かない!レイアウトが崩れる!はIEあるあるです。

原因としては、IE11が対応していない記述をコード内にしていることが原因になります。

普通、エンジニアはコーディングするときは、IE11など気にせずW3C(World Wide Web Consortium)標準と言われる、"普通"で”モダン"な書き方でコーディングをしています。

ただ、IE11はW3Cに一部 準拠してません。結果、モダンではないIE11でチェックしてみたら崩れる・動かないなど発生します。

コーディングの際にIE11想定してコーディングするのはよっぽどIE11の特性が頭にはいっているコーダーさん以外は難しいと思います。なので、コーディング→Chromeでチェック→OK→IE11でチェック→バグ→Googleで解決方法検索→試すみたいなこと永遠とをしなければなりません。
これは工数が上がりますね…。

それだけの対応する価値があれば、ですが、死にゆくブラウザに対して労力をかけるのは、特別な事情が無い限り、得策とは言えません。
その様な提案をしつつ、もし対応せざるを得ない場合は、対応に見合うだけの工数を見込んでおくべきでしょう。

「Microsoftもサポート終了してます」

という記事を見ますが、この響きだけ聞くと、開発社であるMicrosoftがIE11のサポートを終了したように聞こえます。が、残念ながら違います。

Microsft365というブラウザで動くEXCELやらWORDやらのブラウザアプリを今後のアップデートでIE11で動かせなくなります、というアナウンスになります。(逆によくいままで動かせてたなって思いますが…)

Microsoft 365 アプリの Internet Explorer 11 のサポート終了と Windows 10 での Microsoft Edge レガシー版のサービス終了
https://blogs.windows.com/japan/2020/08/18/microsoft-365-apps-say-farewell-to-internet-explorer-11/

個人的にはサポート終了してほしいですが....

ただ、近年の傾向として、いままでIEサポートしていたサイトやWebアプリなども、次々とサポート終了を発表しています。
GoogleもGoogleアプリに関して、サポート終了を発表してます。

「全 Google Workspace アプリでの IE 11 のサポート終了について」
https://workspaceupdates-ja.googleblog.com/2020/12/google-workspace-ie-11_15.html

そんなわけでMicrosoftのサポート自体は続いているものの、メジャーどころではAmazon、Twitterなど続々とサポート終了アナウンスしている状況です。「まわりのサイトはこんな傾向ですよ」と、IE断念の説得材料としてこちらのページが参考になるかと思います

Qiita ここ近年、IEをサポート外にしたサービス一覧
https://qiita.com/hiro0218/items/f55dfe79294489c00e9e

それでも、どうしても入れないと行けないとき

統計的にみればIE11決して見落とせない数値ですし、まだ使っているひとはいます。それは時間と予算があれば対応するに越したことはないですが、それがない場合もあります。

予算も無いけど、IE11外せなかった…

そんなときは、最後のクロスブラウザチェックで致命的な部分だけ解消するという選択肢になってくるかとおもいます。

では、どこが致命的なラインかというと、想定されるユーザーフローが成立しない、レイアウトが崩れて文字が読めない・・・など。
この辺りを致命的なラインを基準に、適宜発注者と認識揃えることが重要です。

IE11対応のない、素敵な世の中を目指して!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?