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大手企業で派遣社員から正社員になる方法③

私が、派遣社員として入社したのは12年前です。
今とは労働市場も働き方のトレンドもだいぶ違います。
まだスマホも普及していない時代です。なので前提として、そっくりそのまま真似すれば同じ成果につながるという再現性は薄いと思います。
そこを踏まえてお読みいただけると幸いです。

派遣社員時代に持っていた3つの考え方

①普通を極める

まずは、誰よりも早く普通の仕事がこなせるようになることを目指しました。
普通というのは、一人称で仕事が完結できるという意味です。
私はお客様対応部署でしたので、ご指摘対応など含めて始めから終わりまで自分で対応できることを目指しました。
いかに早く先輩や上司の手を離れて自立できるかにこだわりました。

②自分の意思を表明する

自分は、正社員になるために働いているというスタンスを明確にしてました。
あるべき姿は、〇〇して会社に貢献するために正社員になるという形だと思います。(そこまで優秀でも大人でもなかったので)当時の私は「とにかく正社員になりたいんです」と意思表明してました。先輩や上司はもちろん、幹部がキャラバンなどで巡回した際には、毎回どうやったら正社員になれますか?と聞いてました。

③実績にこだわる

正社員になりたいアピールをしているので、みんなやる気があることは認識してくれます。しかし、実績が伴わなければただの口だけやろうになってしまいます。エリアごとに、担当スタッフの販売成績が管理されてましたので、そのランキング表を毎日確認して、(営業社員300人中)常に10位以内には入っているようにしました。
当時は、実績を上げるのにテクニックなどはほとんど必要なく数をこなせば数字が取れる時代でしたので、とにかくお客様との接客数を増やすことだけに集中して業務に邁進してました。


細やかな調整であったり、周りへの配慮、気配り心配りなども全然なかったと思います。業種的にも昔の名残が残っており、ガツガツやる私のスタンスを煙たがっている人も一定数いました。それでも応援してくれる人がいて、期待をかけてくれる人もいました。

細かいことを気にせず、とにかくがむしゃらに数をこなして実績を出す

これに尽きると思います。

期限を決めることも重要です。
私は、2年やってダメなら諦めようと思っていました。ゴール(期限)がないとそこに向かって全力では走れません。
派遣なのでいつやめてもいいわけです。やめられても会社は何も文句は言えないわけです。その状況を利用しない手はありません。

月並みな手法ですが、派遣社員から契約社員に上がるのは難しくありません。
普通のことが普通にできればほとんどの人は誰でもできます。当時も半分程度の派遣社員は契約社員に昇格してました。

次のステップは、少しだけ難易度が上がります。
契約社員から正社員(地域社員)になるために何を考え行動したかを書きたいと思います。

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