グルディス

【走れワロス・立場逆転新卒採用その1】ルー大柴みたいな企業ってマジであるらしい

吾輩は猫である。名前は、もうある。ワロスである。

このシリーズは、僕が就活で実際に見た会社を就活生に置き換えたらどのように見えるのかを検証するための記事群です。

このシリーズの目的は大きく分けて二つです。

①僕がどのような視点で企業を見てきた
就活生側もやりがちなやらかし例の提示

以上の二つの側面から立場逆転新卒採用シリーズをやっていこうと思います。

※ちなみに似た言葉で「逆求人」というのもあります。これは求職者がスタンバイしている会社にアプローチして行く形式ではなく、会社側から求職者にアプローチをかけていく、というものです。でもそこから先は通常の採用とあまり変わりません。立場逆転新卒採用、というネーミングはそれとは全く異なるものであることを念頭に入れていただきたいです。

目次
・1°戦力ステータスが不明な奴
・2°ルー大柴な奴
・3°神隠しにあった奴

1°戦力ステータスが不明な奴

コンコン
ワロス(僕の視点)「どうぞ。」
Aさん(会社の擬人化)「失礼します。」ドアガチャー
ワロス「あ、ご着席ください。お茶どうぞ。」
A「失礼します。いただきます。」
ワロス「(失礼だと思ったらするなよなっていう…)それでは面接を始めます。ES(HPの会社概要)は持っていますか?」
A「はい、こちらに。」
ワロス「はい、ありがとうございます。拝見しますね。」ドレドレ
A「なんでも聞いちゃってください!面接ならばっちこいです!」
ワロス「あっそうですか、それよりもあなたのES、記載してない箇所がありますよ?」
A「え、どこですか?もれなく書いたはずですけど…」
ワロス「ほらここ、資本金だけ書いてあるけどですよ?ですよ?外にも公表していないみたいなんですけど、これは一体どういうことですか?」
A「こちらは個人情報なので教える義務はありません。」キリッ
ワロス「その個人情報なかったらこちらとしても正しい精査ができないじゃないですか。というよりなんでも聞いてくださいといったのは誰ですか?」
A「うーん、これでも結構利益は上げてる方ですよ?」ヤレヤレʅ(◞‿◟)ʃ
ワロス「結構ってなんですか!?」
A「普通よりもってことです。」
ワロス「普通ってなんですか!?もういいです帰ってください!!」バァン!

面接とは本来互いの相性をはかるためのもの。そのため基本的にお互い隠すことは少ない方が正しい情報共有と判断が行えます。会社で言えば「ビジネスモデル」と「その結果」というのはその会社の根幹部分であり、そこでどの程度の生産性を上げれているのかでそこの人材の質も知れるといえます。もちろん秘匿すべき情報の一つではあるものの、それを隠すのは人材の質やビジネス自体に自信がないのかなって思ってしまいます。どうせ上場している会社ならその程度の情報出さないといけないんですから、その後の伸びなどを計測する上でも売り上げと利益は出して欲しいです。

ちなみに売り上げだけ出してるところも怪しいです。もちろん先行投資によってすっからかんなのはわかりますが、それでも純粋に事業だけで見たときにいくら儲けられたのかくらい教えてくれてもいいのかなって思います。

ちなみに、営業利益額を売り上げで割ると利益率が、営業利益額を従業員数で割ると一人当たりの付加価値を計算できます。一人当たりの付加価値の平均値が大きい会社ほど理論上「優秀な人材が多い」と考えられるので、会社選びの一つの指針になるのではないでしょうか。僕が生で見た中で一番高かったのは11人で売り上げ64億利益8億の会社です。一人当たり7000万円の付加価値とかだいぶ壊れてますね笑


2°ルー大柴な奴

コンコン
ワロス「どうぞ。」
B「失礼します。コンサルのBです。宜しくお願いします。」
ワロス「宜しくお願いします。ところであなた方の(事業の)強みってなんですか?」
B「僕たちはカンパニーカルチャーベターな方にアジャストするのをアシストするこためのトータルソリューションサジェストにコミットし続けてきました。私自身は三年ほど前に弊社CEOインスパイアされてこのジョブジョインしています。」
ワロス「(和文英訳の授業かよ!!)ええっと、会社の文化をよりよくなるように調整、改善するのを助けてあげる仕事をしています、と。そんでもってそれに必要な最初から最後まで包括的な解決案を提示し続けることにめっちゃ尽力してきたんですね。で、あなたはそこの社長さんに感化されて三年前からこの仕事に就いてるわけですね(よし、和訳完璧だ!)。」
B「はい!他にも弊社のサブプロジェクトとしてPDCAを回しながら3P3C分析を行ってマーケティングをするチームビルドしたことがありまして、そこのチーフマネージャーをしていました。このフィールドにおいて圧倒的なイノベーションをもたらしたゲームチェンジャーである自負があり…」

ワロス「う る せ え !!」バァン!!

あえてピンポイントで言わせてもらうなら「コンサル企業」にこの傾向は多く見られますIT系の側面も加わるとさらにこの傾向は加速します。略語、イニシャル系、横文字のオンパレードです。中にはもちろん然るべき横文字もあるのですが、「不必要な」横文字もオンパレードなのが最高にギャグですね笑

なんでなのかはあくまで仮説程度ですけど、コンサルの人たちって基本「下っ端」とは会話しないからだと思ってます。わざわざコンサルを依頼する人って大抵経営者であったり、どんなに低くても部署の長くらいの層だったりすることが多いからです。そのため「噛み砕いて説明してあげる」「相手のレベルに合わせてやる」という思考回路が他の業界の人に比べて弱いからではないでしょうか。

加えてIT系だとそもそも専門用語が外来語の単語っていうのが多いため、それにつられて他の言葉も外来語に染まって行くのだと考えられます。この手の人たちって大体留学とかしててその時の勢いのままその言葉を使うことも多いですし。

そして彼らは僕同様「目的地に最短距離で向かいたい」という思考回路の持ち主であるため、ショートカットできるところはできるだけショートカットしたい、という本能があります。そう考えたらある程度は致し方ないのかなとは思います。

あくまで仮説ですが。

もちろん正しく使えるなら問題は無いですが、特に就活生の場合なんとなくで使って誤用することもあるため、できるだけ我々就活生側は無理な外来語は控えた方がいいかなって思います。あくまで相手に「一番伝わりやすい」言い方をするよう心がけましょう。僕は苦手なのでここは日々鍛錬してるところです。


3°神隠しにあった奴

メールカキカキ
ワロス「この度は面接にお越し下さりありがとうございました。次の日程なんですけど、ちょっと日が空いてしまうのですが5月の第二週あたりでも大丈夫そうですか?」←現在4/24
ソウシン!
ピローン
C「ご連絡ありがとうございます。では5月の11日でいかがでしょう?」
ワロス「(う〜ん、困ったなあ…)出来れば5月の9日などはいかがでしょう?」
ソウシン!
…一週間後
ピローン
C「そこだときついです。」←現在5/3
ワロス「(いや、おせーよ。)では5/10はいかがでしょう?」
ソウシン!

現在(2018/10/14)に至る

ワロス「なんでさ」((((;゚Д゚)))))))

突然の蒸発です。こういうのってうっかり迷惑メールにはいってることもあるのですが、それすらもなかったです(僕ももしかするとやってしまったかも…?)。しかも僕の方からも何回もメール送ったにもかかわらず、です!笑たぶん採用以外の業務もあって発狂しそうなほど忙しくてつい忘れたんでしょうね。今考えたら電話すればよかったなって思います。

この手の蒸発は一番お互いどうしていいかわからないので連絡はきちんとしましょう。いらないならいらないって、行きたく無いなら行きたく無いって言ってくれないと相手は困ります。神隠しにあわないようくれぐれもご用心ください。


まとめ
・お互い実績は正直に話そう
・相手に伝わりやすい言葉で話しましょう
・連絡はきちんとしよう

いかがでしたでしょうか。様々な会社がありましたけど、僕は結構自分が「落とされた」ケースと自分で「落とした」会社とどちらもあります。みなさんも是非お互いに分かり合える就活をしてみてください。

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