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2019年に「出会えて良かった!」10軒のお店

2019年もたくさんの飲食店にお邪魔しまして、脂肪という名のヒートテックをよりいっそうぶ厚くすることに成功しました。これもひとえに、皆様からたくさんのご招待・お誘い・ご紹介をいただいたおかげです。心から感謝申し上げます!さて、そんななか特に「出会えて良かった!」と思った飲食店を10軒ほど、振り返りを兼ねてご紹介します。(美味しいお店、変わったお店はたくさんあって到底絞りきれないので、今回はとにかく「出会えて良かった!」ことにフォーカスします。)店名は食べログにリンクしています。

東京豆漿生活/五反田

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台湾スナックといえばタピオカミルクティーやかき氷のようなスイーツ類に注目が集まりがちですが、こちらのお店は伝統的な台湾スナック(豆漿や油条、パイなど)をガチンコで手作り提供しています。でも決して伝統を押し付けることはなく、小洒落た店内で楽しく優しい味に触れることができる素敵なお店。人気すぎてかなり早い時間に売り切れてしまうのが難点ですが、月に1回は朝食としてお邪魔したいところ!

富士屋本店/渋谷

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富士屋という名前を聞いてぴんとくる方も多いかと思いますが、2018年末にリニューアルオープンしたこちらのお店では、イタリアンバルっぽい料理たちとコスパに優れたお酒たちが「これでもか!」とメニューに並んでいます。立ち飲みスペースがあるのも嬉しくて、誰と行っても絶対楽しいお店。なかでもお気に入りはこちらのピザを仕切っている佐々木氏その人、そして佐々木氏が焼くピザ。2020年もたぶん相当行く。

後楽寿司 やす秀/四谷

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味、量、そして最高にイカしてる大将の話芸にいつも唸っております。それでいて、お会計のときには思わず「お値段以上!」と高らかに叫んでしまう、そんなお店。すごく味が立っているソリッドなシャリのおかげで、「高級寿司ってどこも美味しいけどそのぶん違いもあんまりわかんないよ」というちょっとした苦手意識を持っている人(私もそうです)でも容易に価値を実感できます。「生まれてきてくれてありがとう」とただただ大将に感謝することしかできない。

かつお食堂/渋谷

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2019年はメディアにでまくっていたかつおちゃんとかつお食堂ですが、実は活動自体はかなり前から知っていたので、「好きを形に」「好きを広める」がまさに結実に近づいている現在の様子を見て、とっても嬉しい気持ちになります。いわずもがな、かつおごはんは超おいしいし、かつおちゃんが鰹節を削りながら繰り出す鰹トークはシンプルに勉強になります。ありがつおございます。新しいお店にも定期的に訪れたい。

52/六本木

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隠れ家風であることや深夜4時まで営業していることから、オシャ中(オシャレ中華の意)やエロ中(エロ中華の意)の代表選手として高名な52(ゴニ)ですが、いざ料理をいただくと・・・ただのガチ中、そう、「ガチで美味い中華」であることが判明。ポーションも小さめなので、2人でカウンターに座って一連の調理をうっとり眺めながらつまむもよし、3〜4人でテーブルに座ってメニューコンプを目指すもよし。個人的には、メニューに書いていない飯類/麺類やお酒のラインナップを聞き出すくだりがたまらない。

ペタンク/浅草

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浅草寺を抜けてさらにその奥、いわゆる奥浅草と呼ばれるエリアに不意に現れるビストロ。料理と店内にはマスターの遊び心が詰まってて、とにかく楽しい!おしゃれ!そういう意味ではこの立地でさえも遊び心の現れなのかもしれない。しかもなにがすごいってマスターひとりでお店の全てを回しているにも関わらず、待たされてると思うことが一切ない。にぼバターのパスタは日本人なら絶対に何回でも食べたくなる味。なら何回でも食べればいいじゃないか。時を戻そう。はぁ、ペタンクのマスターみたいなオトコになりたい。

秦唐記/八丁堀

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「平打ち麺なんやけど、うどんやほうとうとはまた違った食感らしいねん。」「そらどう考えてもビャンビャン麺やないかい!」というね。生地の両端を持ってビャンビャンしならせながら伸ばしていく平打ち麺なのですが、口の中にモチモチ食感が充満して楽しい!ここ秦唐記は都内で唯一のビャンビャン麺専門店(らしい)で、この麺の食感を生かしたいろんなバリエーションの味付けが楽しめます。私は過去にシンガポールで一度食べたきりだったのですが、麺も味付けも段違いにこちらのほうが美味しかった。土日もランチやっているので、普段八丁堀に行く機会がない人でもチャレンジ可能!

西尾さん/新宿

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まったく、、、当日予約しか受け付けないし、入り口がわかりにくいし、看板メニューのお酒は仕入れの都合で飲めないこともあるし!それなのに、なんで西尾さんへの愛は深まる一方なんだろう?自分でとるおでん、自分でつくるお酒、すべて愛おしい。とにかくお客さんに楽しんでほしいという気持ちがいたるところにあって、とっても和やかな時間を過ごすことができます。「ごはんの約束してたけどお店決めずに当日になっちゃった!」ってときにはぜひ西尾さんに電話してみてください。(あ、例の超直前予約アプリもおすすめです!)

パーラー江古田/江古田

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「おいしいパンで優雅なひと時を」なんて私が言うとすっごい陳腐なんですが、パーラー江古田はまさにそのど真ん中。レストランスペースでは様々な種類のおいしいパンと、カフェメニューあるいはワインを合わせて楽しむことができます(こちらのお店はビオワインのセレクションでも有名)。パンの食べ方や飲み物の合わせ方についても「まずは相談しましょ」という柔軟なスタンスが気高くてかっこいい。朝は土日も8時半からなので朝活も兼ねていかがでしょうか。

レフェルベソンス/表参道

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2019年もいくつかのファインダイニングに伺う機会に恵まれましたが、レフェルベソンスはお店のしつらえとサービスの方々の発するオーラが素晴らしくて、「今から特別な時間が始まりますよ」というのを入店時からバチバチに感じさせてくれます。でも嫌味じゃない。「ファインダイニングなのになんだかアットホームぅ」というお店もあって良いと思いますが、これくらいバッチリ雰囲気を煽ってくれるとこっちもテンションあがります。シグネチャーである「定点」や「アップルパイ」のように時をまたいで来店したくなる仕掛けもあり、ここぞという特別な日にまた行きたいと強く思いました。

終わりに。

2019年は目まぐるしくも、仕事、飲食店探訪、国内外への旅行、そのほか諸々の課外活動に、大いに充実した年でした。2020年は「実現」をテーマに、準備しているいろんなことをパッキリ形にしていろんな人に喜んでいただけるといいなと思っています。2020年もよろしくお願いします!

オマケ

入れたかったお店たち。
敦煌・・・とっても優しく洗練された中華。女将のもてなしもあたたかい。ただちょっと予約とれなさすぎ(つぎ2023年?)笑
鮨匠のむら・・・鹿児島の寿司の名店。のむらさんの思想、哲学を浴びに行くイメージ。お土産のオリジナル醤油はまじで素晴らしい。
ひろめ市場・・・高知の飲屋街、というよりフードコートの究極。「東京に欲しい」と500億回くらい言った。
キッチンファイブ・・・魔女が繰り出す無国籍料理、超楽しい。でもなんかちょっと高いような、、、食べ過ぎた可能性もあるのではやく再訪したい。




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