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才能は誰にでもある。ただその伸ばし方を知らないだけだ!

おはようございます!
しゅうです!
本日は、読書感想noteです!
才能を伸ばすシンプルな本』という本の感想をまとめてみたいと思います。
題名の通り、才能を伸ばす方法について書かれている本ですが、文字数もそんなに多くなく、簡潔にまとまっており読みやすいです。
また、各メッセージごとに、ワードをシンプルにして秘訣1、2・・のようにまとめてくれているので、振り返りやすいですし、理解しやすい内容になっています。
では、早速、この本のメインメッセージ(趣旨)と僕の思うその本のポイント3つをまとめていきます!

メインメッセージ(趣旨)

この本のメインメッセージは、タイトルとも少々被りますが、以下だと思います。

才能は生まれつきではなく、誰でも伸ばせる

よく世間では、才能は生まれつき持っているものであり、活躍している・成功している人は、みんな生まれつき才能を持って生まれたからだとおっしゃる方が多いですが、違います。
才能は全員平等に持っているものであり、正しい伸ばし方をしてきた人にのみ、開花するものです。
それを証明しているのが、この本です。

さらに、この本では、特にどうしたら才能が開花するのか、その練習方法や、具体的な考え方など幅広く学ぶことができます。

また、正しい伸ばし方 (努力)により、才能が開花する例として、「ビリギャル」をあげたいと思います。みなさんはご存知でしょうか。
偏差値30以下のギャルだった、さやかちゃんが、偏差値を40以上あげて、慶應義塾大学へ合格するお話です。
さやかちゃんは、決して元から頭が良かったわけではなく、慶應に行くという目的に向かって、正しい努力をしたからこそ、合格することができたのです。
映画にもなっていますので、まだの方はぜひチェックしてみてください!泣けます!!
この本の著者である、坪田信貴さんは著書の『才能の正体』でも、解説していらっしゃいましたので、併せてお読みいただけるとより理解が深まると思います。

それでは、そのメインメッセージを踏まえて、僕がこの本を読んで、抽出した3つのポイントは以下です。

①木の幹はハードスキル、枝葉はソフトスキル

まず、ハードスキル/ソフトスキルとはというところですが、ざっくり以下です。


ハードスキル=基礎となるスキル、正確に行うべきもの(例:スポーツにおけるフォームなど)
ソフトスキル=応用型のスキル、様々なものがあり、その時々に応じて臨機応変に対応できること。(例:サッカー選手がディフェンス陣の弱点を見抜いて突破するなど)


この定義を前提に、今度は、大きな木をイメージしてみて欲しいです。
木においては、幹の部分はその木自体の根幹を担っている箇所ですよね。
また、枝葉の部分は、その幹のベースから派生して、発育していくものですよね。
この木を思い浮かべて、
幹=ハードスキル
枝葉=ソフトスキル

と考えてみると、ハードスキル無くして、ソフトスキルは醸成されないということです。
言い換えるならば、基礎が一番大切であるということですね。
当たり前ですが、スポーツをするにせよ、何にせよ、まずは基礎をしっかりと作り上げることが重要であるということです。

才能を開花するにも、まずは、基礎である、理想的なフォームを身につけ、それができるようになってから、応用として試合での立ち回りなどを練習することが最適ということです。

②才能の開発はマラソン

これは、才能は、短距離走ではないということです。
つまり、すぐには開花しないということであり、毎日の努力の積み重ねが重要ということです。
当たり前かもしれませんが、少し練習したくらいでは成長はしません。
むしろ、毎日コツコツ続けていった人のみ才能を開花することができます。
そして、毎日たった5分の努力でも良いそうです。
脳の成長の観点から、毎日短い時間でも、練習などをすることで、成長は促進されるそうです。また、逆に、1週間に1回だけ1時間練習するというのはあまり効果が出ないそうです。
1週間期間が空いてしまうと、脳は、その遅れを取り戻すことに必死になり、効果が薄くなるそうです。
たまにやる、1時間よりも、毎日の5分があなたの才能を開花させてくれます。

③アウトプットを前提にしたインプット

これは、少々How to寄りになりますが、読んでいてとても大切なことだなと思い、挙げました。
アウトプットが前提としてあると、人は集中してインプットに取り組み、インプットの質が向上するということですね。

これは、Showroom/前田裕二さんもNewspicksでおっしゃっていました。
人は本を読む時にあまりに受け身すぎるんです。だから、内容が頭に入ってこなし、集中もできない。
では、その本の内容から3つのポイントを抽出して話すと最初に決めて読むとインプットの質が高まりますし、何より、3つ探さなきゃという気になりますよね。
よく学校とかでもあったと思います。
国語とかで、この文章の要点を誰かに当てますよと言われた上で音読する時などまさにです。指されたらヤバイという気になって集中する。あれは理にかなっているんですね。
ですから、本を読んだらぜひアウトプットをしてみると内容が普段よりも格段にインプットされると思います。

僕は、本を読んでプレゼンをするというのを一時期していましたが、格段にインプットの質も上がりましたり、アウトプットの場を通してまた新たな発見があったり、アウトプットするために、本を読み直して内容をより深く理解したりと、いいことばかりでした。
これは本当におすすめです。

さいごに

個人的にこの本は、『才能の正体』にすごく似ているなと思いました。
ただ、違いがあるとすると、割と『才能の正体』の方は、才能とはなんぞやという、概念の方に焦点が当てられており、『才能を伸ばすシンプルな本』の方は、どうしたら才能を伸ばすことができるかにより焦点を当てているなと思いました。
もちろん、『才能の正体』の方にも、才能の伸ばし方について本の半分ほど言及されていますが、『才能を伸ばすシンプルな本』の方は、より具体的に書かれているという印象を持ちました。
どちらの本もとても良い本だなと思ったので、ぜひまだの未読方は、『才能の正体』を読まれてから、こちらの『才能を伸ばすシンプルな本』を読まれると、内容が入りやすいと思います。

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⇧こちらもオススメです!(良すぎてたくさん付箋貼ってます笑)

また、この本は特に、親、教師、コーチをされている方にぜひ読んで頂きたいと思いました。
特に親には、子供の才能を潰さないためにも必読だと思います。
この本を読んで、ぜひ正しい教育方法・マインドを身につけて欲しいなと切に願っております。

お読み頂きましてありがとうございました。

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