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「さいたま国際芸術祭2020」 別所沼公園 ヒアシンスハウスで「時間と記憶」を影で焼き付けるアートを制作!

【さいたま国際芸術祭2020】

さいたま国際芸術祭を機会に自分の思い出の品や記憶の品を焼き付けるフォトグラムを制作する「現在の青図-Sightama 2020-」

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別所沼公園、ヒアシンスハウスで公募により集まった方と共に作品制作。2/11・3/1共に陽差に恵まれ鮮やかな青のフォトグラム作品が生まれました。

フォトグラム(photogram)とは、感光紙の上に、直接物体を置き、光を当てて撮影する写真技法やその技法によって得られた写真のこと。光にあたった場所と当たらない影の場所の光の差で像を得るため、カメラやレンズなどの機材がなくても撮影できる写真です。


(詳しくは下記リンクへ)



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河津桜が満開の別所沼公園


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学生時代のスケッチブックや作品を持参し、その時間を影で焼き付ける


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別所沼を綺麗に掃除する手作り道具を焼き付け、沼の底の泥も使用した。


今回の作品は、立原道造:草稿「鉛筆・ネクタイ・窓」の「僕は、窓がひとつ欲しい。」から着想を得て、「窓」を野外空間に制作します。

一人ひとりが思い出の品や記憶の品を通して制作したフォトグラムでのインスタレーションが展示される予定です。

スクリーンショット 2020-03-02 23.14.10

(作品展示イメージ)


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(埼玉新聞 2020.2/21掲載記事)


●作品展示期間

3/28-4/5 13:00-17:00(月曜休館)

(新型コロナウイルスの感染拡大防止から会期が変更になりました。)


●関連プログラム

4/4:「影をつかまえる」フォトグラムワークショップ

13:30-15:30 材料費は500円

カメラを使わずに太陽光と感光紙を用いて写真を撮るワークショップ。
光による感光面の「日焼け」が写真であるという写真の原理がシンプルに体験出来ます。 自分の大切にしている思い出の品や会場の周りにあるものをモチーフに画面を構成します。 光による影の生まれ方や、感光紙に映像が焼き付く時間を意識しながら作品制作をします。


4/5:「芸術家コロニイプロジェクト」

故 立原道造 所縁のヒアシンスハウスにて、芸術家やアートを愛する人が集う「芸術家コロニイ」を体験するプロジェクト。写真作家、浅見俊哉と市民の方々が「記憶」をテーマに制作した作品空間「現在の青図-Sightama 2020-」を軸に、ヒアシンスハウスの会、JIA埼玉のメンバーによるトークやワークショップ、演奏など様々なプログラムが開催されます。

【プログラムスケジュール】
13:30-13:45 ヒアシンスハウストーク
13:45-14:30 おひさまコーヒーを飲もう(新井かおり・サトウチカ・もぎあやは)
14:30-15:30 影をつかまえる-フォトグラムワークショップ-(浅見俊哉)
15:30-16:00 おてんとさまコンサート(白岡吹奏楽団)


●作品展示会場:

ヒヤシンスハウス
さいたま市南区別所4丁目地内(別所沼公園内)
[問い合わせ] shunya.asami@icloud.com(浅見俊哉)


ヒアシンスハウス作品制作募集裏ol-01


関連リンク

http://arttown.web.fc2.com/sakura.html


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⚫︎写真作家・造形ワークショップデザイナー ・キュレーター・「時間」と「記憶」をテーマに制作。2012年〜ヒロシマの被爆樹木をフォトグラムで作品制作 ●中之条ビエンナーレ2019参加アーティスト ●さいたま国際芸術祭2020 市民プロジェクトコーディネーター