その、お客さんに話し掛けるかどうかの答え
接客業として、お客さんに話し掛けた方がいいのか話し掛けない方がいいのか。
これは言ってしまえばお客さんによるとしか言い切れないのだが、お店をする上での永遠のテーマだとおもう。
「相手の立場になって考えなさい。」
とはよく言われるが、こればっかりは結構難しくて、僕自身は話し掛けられない方がラクなのだ。
1人で居ても、友達と居たら尚更である。
程良い距離感で放っとかれるのが1番良い。
しかし、お店をやってると話し掛けることによって仲良くなって何度も来てくれるお客様もいる。
全員に話し掛けて、満点を取りに行くのか。
ただ、それでは僕みたいな人だと鬱陶しく思うだろう。
少し前、ずっと行きたかったお店に行ったとき、案の定、満席で30分待たなければなりませんでした。
店の前で待つのもしがないので、周辺を散策して小さな商店で瓶ビールを1杯頂いてスマホでもいじりながら時間を潰そうとしてた。
そしたら、商店の方が「観光ですかぁー??」なんて話し掛けてきた。
とりあえず相槌をいくつか打って、もういいやと思って15分くらいでお店を出ることにした。
そして15分は目当てのお店の前で待ち、名前を呼ばれて店内へと案内された。
想像通りに素敵なお店で、出てくるものもとても美味しかった。
そして、先程のことを思い出した。
あの場面では全然話し掛けられたくなかったけど、今、このお店の人には話し掛けられたいし、むしろ聞いてみたいこともたくさんある。
つまり、僕の場合はそもそも行きたくて、期待値を超えてくるようだったら店員さんとも話したいし、何となく入った店なら放っといてほしい。ということなのかもしれない。
好きな人からは話し掛けられたい。
そんな感覚に近いのかもしれない。
とにかくお店を魅力的にする。そこに集中することで、そんなもんに悩まず無双状態に入れるのかもしれないのではないだろうか。
END
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