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スポーツの価値判断

こんにちは。

今日はとても寒いです。
雨も降っています。


父が東京に出張に来ているみたいですが、
夜練のため今回は会うことができませんでした。

年末また会うのが楽しみです。

さて、今日は昨日の三限の振り返りです。

授業の半分くらいは

日本vsポーランド
のコラムを書いた人

の話でした。

今日はこれをメインに書いていこうと思います。
学芸の特定の授業を受けていない人にとっては

昔話みたいな内容ですよね。

これって今では、めちゃくちゃ論争が生まれてますけど、これすごく良い教材になりましたよね。結果として。


なんならこれ教材として道徳の授業とかできそうですよ。

当時はすごく色々な感情、意見を持ったことと思いますが、結果として良い教材となったことは確かです。


皆さんはあの行為に対してどういう意見を持つでしょうか。


僕なりの意見を簡単に説明すると、

行動規範から「最後まで勝利を目指すことがフェアプレー」
とするならば、
大会規定上、フェアプレーポイントを警告、退場数といういわゆるカードの枚数で表して良いものなのか

と思っているところです。

教授も昔はラグビーにはカードがなく、それがなければ重い反則をしてしまう。その抑止力のためにカードが導入された

と言っていましたが、

んじゃそれをもらわなかったらフェアプレーとして認めて良いの?

っていう話です。


結果としては、

行動規範的にはフェアプレーを放棄した日本代表チームが、最後まで勝利を求めフェアプレーを続けたセネガル代表に、フェアプレーポイントで上回って決勝トーナメントに進出したってことです。

フェアプレーをしてないのに、フェアプレーポイントで勝った?


?????


という感じですね。

でもルール上はフェアプレーポイントで勝ったんです。

それには理由があります。


イエローカード1枚目(警告):マイナス1点

1試合で同じ選手がイエローカード2枚目(退場):マイナス3点

レッドカード(一発退場):マイナス4点

イエローカード後のレッドカード:マイナス5点


上記はフェアプレーポイントを管理する条件です。


見て分かる通り、フェアプレーポイントというのは警告するだけで判断されるためですね。


FIFAの行動規範にもJFAの行動規範にも

一番最初に

勝つためにプレーしなさい

という内容の文章があります。


この内容が規範として明記される以上、

プロだから、あの試合は途中から負けを目指してよかった

という意見はなくなりますね。

JFAの行動規範にプロは従わなくて良いわけはないし、むしろ日本のトップに位置している人がこの規範を無視して良いわけがありません。



プロかアマかはおいておいて、
制度として、大会の勝ち負けを左右するフェアプレーポイントを警告数だけで捉えて良かったのかという問題になるんじゃないかと思います。


でも、これに関してはフェアプレーは数値として表すならばやはり警告数しかなく、勝ちを求めて最後までプレーしていたかというのは見ている人の主観に過ぎない気もします。


逆に勝ちを求めてプレーしていても
勝とうとしているように見えない例だってあるんじゃないかと思います。

だから

フェアプレー
=悪質なプレーをしない


悪質なプレー
→カードをもらう

よってカード数でフェアプレーをしていたかどうかを判断する事は正しくないとはいえなさそうですね。



普通の考え、想いとしては
最後まで勝ちを目指して勝ったことでグループリーグを突破して欲しかったですよね。



僕は制度として試合の本会場以外の情報は入ってこないようにする(ベンチ内にはいかなる通信機器を持ち込んではいけない)という対策が良いのかなとも思いました。


観客席はどうなの?


って思いますが、実際あんなW杯の舞台で観客が他会場の結果を調べ、

「攻めるな!」という指示を出して選手が動けるはずがないし、サポーター全員の意見が統一する事もありえないと思います。これはニュースなどを見ても感じたことです。


タイトルにも書きましたが、


スポーツの価値


というのは、実際にプレーする選手だけでなく、

周りの観客(見る、支える人)
も勝ちを上げる、下げる要因になると感じております。


だからこそ、周囲を巻き込めればスポーツの価値が上がるのではないかという意見のもと、


ベンチに通信機器を持ち込むことは如何なるものでも禁止するべきなのではないかと思っています。



でも、この時にもし観客席にコーチを仕組んで

何かしらの合図でベンチとコンタクトを取るなんてことは容易にできます。


こういう事を考えるとまだまだどう考えたら良いかわかりません笑


講義の中で書く前にここで書いていて気がつけてよかったです笑

書いたら大変でした。




今日は主に
日本vsポーランドからの意見を考えていました。


板書をもとにもっと書いていこうと思いましたが、

結構知識的な事を多く伝えられた気がするので今回はそこは書かないことにします。

知識を教えられるという事は自分の中にエビデンスが増えるという事なので、保健体育課の専門家として意見できる内容が増えるという事ですね。


よって昨日の授業はとても大事だったのではないかと思います。


このことについて書いていると自分の中で講義の復習ができて良いですが、なんかまとまらないのでそのうちやめようと思います。


#保健体育 #教育法 #スポーツ文化  


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