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自己紹介をしてみてください!

考えてみてほしい。

もしあなたが今、働いていることについて自己紹介をしてください、って言われたらなんて答えるだろうか?

おそらく僕たちの親世代だったら「OO商事で働いています」、「OO銀行の支店長です」ということが多かったかな、と感じる。つまり仕事の内容以上にどういう企業でどのような地位にいるか?ということがもっとも大事な情報だったのだ。

しかし今の時代でそのような自己紹介をする人は多くないし、もしそういう感じだと、ちょっと白い目で見られると思う(とはいえ、たまにそういう自己紹介する人いるが、僕は嫌いではない笑)

では私たちの世代は?というと、おそらく「ベンチャー企業でマーケティングをしています」だったり「メーカーで経理をしています」ということで、たとえ大企業で名前が知られていたとしても、会社名は伏せて業界と携わっている業務について自己紹介をする人が多いと思う。

自分が持っているスキルや能力にフォーカスされてくるようになった

つまり、これらの変化は社外でも通用できる価値に世間がフォーカスされるようになったということだ。

どういうことかというと、OO株式会社で働いているということは、転職してしまったら何の意味もないし、転職の面接ではその人がどの会社にいたかということよりも、何をできるんだ?ということの方が大事だ(ま、とはいえ前職の会社は考慮されるけど)。

ということを考えた時に自分が現在携わっている仕事についてしっかりと説明できること、その説明によって世間のどこかしらの組織や個人が自分を必要としてくれるか?と改めて考え直すことが大事だと思う。

それを意識した状態で働くのとうやむやで働くのとでは仕事に対するスタンスが全然違う。

そして、もしその中で足りない経験や実績がないかもしれないと感じるのであれば積極的に身につける姿勢を持つことが大事だ。

これからは一つだけではなく、複数のできることが求められる

最終的なステップは相手が「あなたって色々なことをやっているよね!」って言われるようになることだと、個人的には思っている。

Amazonって何の会社?グーグルって何の会社?って言われた時に、EC!とか広告!っていえるかもしれないが、それだけではないという意見の方が大多数ではないだろうか。

つまり「色々とやっている」のである。
そう、これらの企業は自社を定義していないのである。

ミッションに基づいて、それを実現できるサービスだったら聖域を超えて事業を展開して他の業界にも進出する。

そういう姿勢だ。
そして、それを個人でもやるべきだと思う。

営業職だから営業だけをやるのではなく、財務やマーケティングの勉強をするといいと思う。IT業界にいることは金融の仕組みについて学ばない理由にはならない。

つまりこれからはどんどん聖域を超えて自分の能力を増やしていくべきだと思う。

僕自身も今行なっている仕事を一つの側面で説明するのは好きではないので、「個人で仕事してます」っていう紹介をしている(超抽象的!笑)

やっている内容を挙げたらキリがないしね。

これからは肩書きをたくさん作ったもん勝ち!ぜひできることを増やして人生の選択肢を広げていくといいのではないだろうか。





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