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「調べても分からないコト」を学ぶ。 -今月の振り返り-

今年の7月は、梅雨がなかなかあけず大雨が続きましたね。明らかに自然界に異変が起きていて、地球が泣いているように感じていました。僕たちが住むこの地球の環境を守るために、出来ることを本気で考えて行動していかないといけませんね。

そんな7月でしたが、今月も振り返りをしていきたいと思います。

個人の業務から徐々にマネジメント業務へ

入社して4ヶ月が経ち、働く人々や売上ともに本当に良い職場環境だと実感しながら、仕事を覚え実践し、失敗や成功を繰り返す毎日。まだまだ覚えるべき新しい業務もたくさんある。いちスタッフとしてのテクニカルな業務、1日のスタッフの作業の割り当て、労働管理、売上分析、売り場創り。
それらはだんだんと個人で完結する業務から、店全体に関わる責任が伴うマネジメント業務が多くなってきた。その分、やるべき仕事の質と量に伴ってかかる時間も増え、以前より少し追われ気味になり成長の実感は低かった。

広い視野で優先順位をつける

しかし、学びも多い1ヶ月となった。大切だと思ったのは、優先順位と広い視野。限られた時間の中で、店全体として優先すべきことは何かを考える。その中で、自分のスキルや店の現状やリソースをしっかり把握。そして仕事の精度と時間の目標を細かく立てて実行する。その際、自分の作業だけにフォーカスしない。他のスタッフや社員とコミュニケーションをとり、店全体としてプラスになることを考える。

そしてもうひとつ大事な視点は、「お客様の役に立つ」ということ。売上の数字や効率性を考えるようになってくると、いつの間にか売り手側の論理に立ちすぎてしまっていた。それだと本末転倒なので、目的を忘れずに仕事をしていかなくてはならない。

まだまだ出来ていないことばかり。8月はこれらを意識し目標として動こうと思う。

覚えることよりも大切なコト

様々な新しい業務を学んでいく時、覚えるという行為はとても大切だ。覚えた知識や残したメモは実践する時に、自己完結するための道具になるから。

しかし、最も大切なのは「覚えること」ではない。
なぜなら、それは調べたら分かることであり、慣れれば出来るようになるから。(特に私の会社は調べられるツールが多く揃っているから)
また、店舗での仕事は「イレギュラーがレギュラー」であるから。対人の仕事であり、店舗で起こる様々な問題を解決していく立場なので、覚えた通りにいく業務なんてほとんどない。

そこで、大切だと思うのは「知恵」である。(言葉の意味を調べると「正しく物事を認識し、判断する能力や心のはたらき」らしい)現状を正しく見極め、知識の引き出しから判断する力。自分の中の譲れない判断の軸と柔軟な対応力が必要だ。時には「ひらめき」(を自身が信じる力)も大切なのかもしれない。これらは教えてもらうものでも、調べて出てくるものでもない。自身での経験と自ら考える力が必要なのである。

経験する上で大切だと思うコト

知恵を身につけるには経験が必要であるが、経験そのものが大切なのではない。経験を、自身の成長や学びに結びつけることが大切だと思う。

そうするためのポイントは「意識」だと感じている。
自身が当事者となる時は、業務を作業的に行うのではなく、全ての行為に考えを持って常に改善の余地がないか考える意識を持つ。そして、覚えたことと実践で得た知恵を自分の引き出しにしていく。大切なのは、主体性な意識だ。

また、自身が当事者でなくても「経験」を自分の成長に繋げることはできる。先輩や同期の経験を自分のモノにすることだ。これは今月すごく大事だと感じたこと。
スキルアップするには、知識と場数が必要である。その中で知恵がつき、成長と成果に繋がっていく。それを自身で経験することが大切だが、もしその一連の流れを体験してる人がいたら?その人の経験に耳を傾けるべきだし、意識して吸収するべきだ。そうすれば、自分だけの経験よりも知恵の引き出しが増え、「慣れ」で出来るようになるのではなく「考えて」出来るようにする。すると、成長スピードも高くなるのではないだろうか。一緒に働く人々の経験ほど、為になるものはない。だから経験を共有し、自分のモノにしていくことは大切だと感じた。

そして自分の中の「判断軸」を形成する

職場には、経験や知恵が豊富な先輩方ばかりで、調べても分からないコトをたくさん教え下さる。
そんな先輩方は、経験と知識から自分の中の判断軸を明確に持っている。上でも述べたが、現場でのマネジメントを行う社員は、問題を見つけ解決する立場である。なので、業務を覚えこなすだけでは不十分。何が問題か見極め、判断していくことが求められる。だが、その判断軸にマニュアルも正解もない。だから、経験と知識から得た引き出しと、自身の判断軸から決断するしかないのである。

今は、その引き出しの数を増やすフェーズ。当事者意識って本当に難しいが、意識して聞き学ぶ、自分ごと化して考える、積極的にやってみる。この繰り返しを、主体的にやっていく。その中で、自分の中の判断軸を形成し、問題やトラブルに対応する力を身につけていきたい。

「弱い自分」に負けるな

と、こんな感じで学びを言語化してきたが、今月は書くのに時間がかかったしかなりぼんやりとしている。
何故か。

それは、環境への慣れに甘え、自分の弱い部分が出てきていたから。以前より、主体的に考える時間が少なくなってしまっている。だから、学びが具体的にすぐに出てこない。
考えることを後回しにして、ある程度出来るようになった簡単な作業を優先。プライベートでも、自分でやると決めた事や自身と向き合う時間より、楽な方に逃げてる。そして結局、後回しにしたことがギリギリになり、もちろん成果にも成長にも繋がっていない。これじゃダメだ。
せっかくのこの素晴らしい環境。主体的に考えて動けば、もっと成長できる。
9月から、職場ではある担当につくことになる。それに向けての最後の準備期間。このnoteの最後に、上記と重なる部分もあるが、8月の行動目標を宣言し書き終えたいと思う。

〈8月の目標〉
・優先順位を正しく判断し、目標を持って考動
組織として個人としてやるべきこと、自己成長のためにやりたいこと、を整理し1日1週間単位でリスト化。それらを店舗全体の視野で優先順位をつける。その中で、細かい時間と精度の目標を設定し行動。次に同じ業務を行う時は、質の向上か効率化を考え、改善する。

・「気がつける」人になる
まずは、もっと「知る」。自分の力量の把握、働く仲間と密なコミュニケーション、お客様との会話、店舗や周りの現状をよく観る、ことでもっと環境を知る。自分の作業だけに没頭せず、常に広い視野で少しの変化に気がつけるようにする。そして、何かあったら不安でもすぐアクション。その積み重ねが、自分の経験となり、信頼される人になれると思うから。


以上、7月の振り返りでした。かなりダラダラと書いてしまいましたが、今月は自分の未熟さがよく分かった良い機会になりました。
8月は数日の休暇を頂いていますが、仕事もプライベートも楽しめるように、もっと自己成長していきたいと思います。

本格的に暑い夏が始まりますが、皆さん8月も楽しんでいきましょう!

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