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第2四半期の成績表⤵

さて、7月になりました。『今年やりたい10のこと』を書いてからもう半年、早いものです。

第1四半期の成績表は散々でしたね……ま、『伸び代がある』と表現してもいいのですが。

いや実際、冴えない通知表を持ってきた子供に、
「いいなあ! この先は上げていく未来しか見えないじゃないか!」
と笑いながらEncourageする親御さん、今ドキはいるかもしれませんね。
え、プレッシャー与えているだけだって? でも、
「なんだ、この成績は!」
と怒鳴る、何ハラというのかわからないけど(親ハラ?)、かつてたくさん生息していたオヤたちよりいい。
むしろ、親に何て言われようとマイペース、自分のアタマで考え、自分の道を進もうとする子供の方がいいかもしれません。いや、そんな子供こそ、親の言葉のエッセンスだけを取り込んで前向きに考えるのかもしれませんね。
頭ごなしに叱らない方がいい ── これだけは言えるのでしょう。

さて、どんな『10のこと』だったかを振り返ると、
① ひとり旅
② 長編執筆

③ 月1で料理担当
④ 仕事は1週間以内に完了
⑤ 週1のノンアル日
⑥ 書斎の片づけ完了
⑦ 転ばない
⑧ 月1で劇場映画
⑨ 1日5,000歩
⑩ ゴルフのスコア-10
でした。

── 仕方がない、第2四半期の決算発表しますか、気が進まないけど。
第1四半期との比較で表現します(5段階評価):

① 3⤵2
② 2⤵1

③ 1→1
④ 4→4
⑤ 4⤵2
⑥ 1→1
⑦ 5→5
⑧ 3⤴4
⑨ 4⤵3
⑩ 3⤴5

⑩は前がひどかっただけに上がるのは当然です。
⑤ノンアルビールは冷蔵庫に備蓄してあるのに、なかなか手がつかなくなりましたね。最近はノンアル缶と目を合わせないようにしています。
③と⑥は『1』のまま、いや③は『0』に下がったくらいかも。同居人にも、冷ややかに言われます:
「5月はとうとう1度もやらなかったね」
「6月もついに……」

うーむ。『伸び代がある』と思っていたのに伸びない子供にはどう対処したらいいのか……。

5:1⤴2科目
4:3⤵2科目
3:3⤵1科目
2:1⤴2科目
1:2⤴3科目

いや、『5』のついた科目数、『1』のついた科目数なんてことは問題ではない。
それは『全科目、価値は均等』という誤った考え方です。
数ではなく、中身!
将来数学者を目指しているなら、『算数』を頑張っているかどうかが重要だろうし、建築家になりたければ、『図画工作』に注目したい(違うかな?)。

私自身、今年の重点項目は、
① ひとり旅
② 長編執筆

の2つ、と年初にはっきり書いている。
それがいずれも、
① 3⤵2
② 2⤵1

と低下傾向なのが、2/4期決算の最大の問題であるはずだ。

①はタイに出かけたけれど、『ひとり旅』部分はせいぜい『数時間✖2日』ぐらい、ほとんどは同行者や現地の方々と一緒だった。

②は中編2作にとりかかったが、まだ完成していない。
ましてや長編は……。

会社員時代にも、例えば半期ごとの『点検』により、業務の進捗状況に◎〇△✖を付けたり、進捗度を%で表現したりしたものですが、重要なのは、

『評価』自体でなく、状況を改善する具体的方策を立てる!

ことでした。
①に関しては、具体的旅行計画を立てることでしょう。
②は1日2時間など決め、書斎にこもることでしょうか。

ところで、1/4期決算報告にこんなことを書きました:

Type Ⅰ:できない(1や2がついた)科目を改善するため、頑張るように励ます。
Type Ⅱ:できる(5や4がついた)科目を褒め、もっと伸ばすように励ます。

おそらくは『Type Ⅰ』の方が多いだろう。なんといっても頑張りしろがあるからだ。
一方の『Type Ⅱ』は、この評価システムではいくら成績を上げても『5』で飽和するのでそこで満足してしまう。
これはこの国の成績評価システムにとってきわめて重要なテーマであり、私自身、現役時代に、大学/大学院で学生への講義を依頼された時に時々織り込むネタになっています。
私案については、3か月後の第2四半期決算で紹介します。

第1四半期の成績表|谷 俊彦 (note.com)

本記事(第2四半期決算報告)は少々長くなりましたので、別の機会に(たぶん独立記事として)書かせていただくことにします。

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