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【節約】 典型的な割高の例

 深夜…『ミニストップ』の前を通ったら”水”のペットボトルを持って店から出てきた若者がいた。

「ん? あのラベル、何か見たことあるな…」

 それもそうだ。
 なぜなら、俺がいつも買っている水だから(笑)。
 『ミニストップ』はダイエー系列のコンビニのようで、ダイエーと扱っている商品が一部同じだったりする。

 そこでふと「あの水…コンビニだといくらなんだ?」と思って店内を覗いて確認してみると…

 えっ!? 税抜きで82円!?
 そんなに高いの??

 だって…『ダイエー』だと

 税抜き58円で買えるのに…。
 商品が全く同じなのに、この「24円の差」はわりとデカいよね。。

 そりゃあ、貯蓄・節約を謳うYoutuberが

「お金を溜めたければコンビニで買い物をするな!」

 と口を酸っぱくして言ってるのも納得の値段設定だ。


 俺も基本的にコンビニで飲み物を買ったりするのはなるべく避けている。

 が、2020年以前は…。
 夏場の会議とか、どうしても水分補給が必要で局や会議室の移動ごとにドリンクを持ち歩きたくない場合のみ、その都度コンビニでドリンクを購入していた。
 ただし、その場合は【1リットルの紙パック】のをチョイスしていた。
 麦茶とか緑茶とか…色々あるけど、日によって味を変えたりして。

 しかしだ。
 会議中の放送作家で、そんな【1リットルの紙パック】を飲んでる奴、ほとんどいない(苦笑)。
 そんな周りのことなんて一切気にせず、己の「コスパ道」のみを信じて邁進していたからな…当時は。
 そりゃ「キ○ガイ」認定されるわ…。。

 「節約」は大切だけど、あまりにも「節約」を重視しすぎると、時に人間はとんでもない行動を正当化してしまうようになるような気がする。
 その時は自分では気づけないのよ。
 「お金を貯めるには仕方のない行為だ」と盲信してしまっているから。

 【貧乏】っていうのは、その辺の「人間としてのプライド」というか「常識」といったものを全て吹き飛ばす威力があるのよね…。
 「自分さえ良ければいい」っていう。

 あの当時は作家としての年収が「7万円」だったからさ…。
 随分と酷い奴だったよ…我ながら。




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