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上司に退職希望を伝えた時のリアルな反応と、大事な2つのこと

皆さんこんにちは、shunGoです!!

ようやく梅雨が明けて、天気は一変しましたね。
関東はここ数日快晴で、気温も30℃オーバーが続いていますね(汗)
皆さんも熱中症には気をつけて、こまめに水分補給をしてくださいね!(笑)


今日は、私が前職を退職した時のことについてお話しようと思います。

よくネット上でも、「会社を辞めたいけど、勇気がない」「上司に絶対反対される」「上司になんて言ったらいいかわからない」というような投稿やコメントをよく見かけます。

確かに、実際のところ勤めている企業や上司の性格によって言いづらい雰囲気があったり勇気が出なかったりと、様々な精神的な障壁があると思います。
私も前職を辞めるときに上司に伝えるのはかなり勇気が入りました。けれどその後退職し、コロナの影響で描いていたプランと違う現況ですが、辞めたことに関して全く後悔はしておらず、むしろ早めに行動して良かったと思っています。

そこで、少しでも私と近しい状況や心境の方々、退職したいけど一歩踏み出せない方々のために、私が上司に退職を伝えた時の上司のリアルな反応や、私が意識したことについて共有したいと思います。

①退職希望を伝えた時の発言内容

私が前職を退職した理由は、私のnoteの一番最初の記事を見ていただければ詳細が分かるのですが、ざっくり言うと”兼ねてから挑戦したかった海外留学・就職という目標に突き進むため” でした。一言で言うと、個人的には前向きな退職だったわけです。

ちなみに前職場は申し分のない超超超超ホワイトな病院で、給与・福利厚生・人間関係・教育体制・休みの取りやすさ等、全てにおいて何ひとつ文句のない素晴らしい環境だったので、辞めるときは少し躊躇しました。

そんな背景があったのですが、、、、

まずは私が退職希望を上司に伝えた時に、具体的にどんなことを伝えたのかを共有しようと思います。内容としては以下の通りです。

1、時間を取って頂いたことへの感謝
2、結論(退職することを考えているor決めている)
3、理由(なるべく具体的に分かりやすく)
4、職場に対する感謝と最終日までの目標(全く嫌なことがなかったこと・上司や他先輩方への感謝・最終日まで全力で働くと約束する)

1はまず、このケースに関わらずビジネス全般や1人の人間として当たり前の挨拶だと思います。忙しいスケジュールの中で時間を割いて頂いてもらったこと、そして特にこの場合、話す内容は上司や組織にとって好ましくない可能性もあり、空気が重くなることも考えられたので、せめて最初は必ずするべき挨拶は丁寧にした方が良いと思い、礼儀も含めて挨拶をしました。

2〜3が我々にとって一番の難関だと思います。この少しの文章が口から放たれるのにどれだけの勇気がいることか!その気持ち、分かります。。。でも、もうやるしかありません。時間を取ってもらって2人の時間を作っている時点でもう逃げ場はありませんし、ここで尻込みをしているようではこの先一生辞めることなんてできず、ずっとモヤモヤ・ストレスを溜めながら時間を無駄にして過ごすことになります。

特に、私も含め20代の方は、時間が我々の何よりもの財産であり武器です。そう考えたら、少しは気持ちが楽になりませんか?考えるよりも先に口から出してしまいましょう!!

退職することを "考えている"”決めている” のどちらを発言するかについては、そこまで深く考える必要はないのですが、上司の性格によって変えても良いのかなと思います。

私の場合、上司は非常に面倒見がよく父親のような存在で信頼できる方だったので何か人生やキャリアについて的確なアドバイスが頂ける可能性もあるかもしれないと思い、あえて断定的な言い方は避けて”考えている”と伝えました。

しかし、中には絶対退職を許さないような上司の方もいるかもしれません。また、意地悪な上司は意味のない批判を振りかざしてくるので、そういう場合は、もう断定して"決めています"と強い意思があることを示した方が良いと思います。

もしかしたら、「何言ってんだ、ダメに決まってるだろ」「俺に相談もせず決めていますなんて言うな」などと言われるかもしれません。
でも、よく考えてみてください。あなたには辞める権利があります。辞めたかったら辞める権利が法律で認められているので、いくら上司がダメだと言っても、退職は絶対に可能なので安心してください、揺るがないでください。

先に結論を言ったら、その後は退職したい理由を具体的に伝えました。私の場合は、高校時代までストーリーが遡るのですが、そこから全部話しました。どういった経緯でどういった心境の変化で決断に至ったのかを伝えるにはそれしかありませんし何より、費用や時間などの莫大なコストをかけ、自分の将来を買ってくれた組織の上司に対して大雑把な説明や相手が解せないような内容では失礼だと考えていたので、ちゃんと相手が分かるように説明しました。

4では、職場に関して全く嫌な部分や悩んでいたことなどなく、最高の環境で快適に働けていることに感謝していると伝えました。私にとってこれは本心なので何も問題ありませんが、人によっては本当に最悪の環境で感謝することなんて何一つないという方は言わなくても良いかもしれません。笑

5では、退職するまでの期間に何かミスをした時に「あいつもうすぐ辞めるから気が抜けてんだなあ」なんて思われないよう、また自分の気持ちを引き締めるためにも、改めて最終日までどのように過ごすか伝えました。具体的なことでも抽象的なことでも良いと思います。その気持ちを示すことに意味があります。


②上司のリアルな反応

さて、ここまで実際に私が上司に伝えた内容を話してきましたが、問題は私が退職希望を伝えた時の上司の反応です!!

皆さんも気になるのではないですか?だって不安だし怖いですよね。。。

結論から言うと、最初は驚いた様子でしたが、最終的には上司は私の退職希望を承諾し、その後の進路を応援してくれました。もちろん、”ふざけんな”、”何言ってんだ”という思いもあったかもしれませんが、何一つ私の決断を否定するでもなく、適当に返事をする訳でもなくちゃんと話を聞き熟考した上で、「頑張れよ、君は若いから大丈夫、応援してる。将来は何かしらの形でウチに還元してくれよ」と言ってくれました。

さらには、「採用した時から、新人の中では君に一番将来を期待をしていた。いつかウチのトップになれる人材だったから正直ちょっと寂しいし悔しいよ。」
と涙ながらに言ってくれました。その涙ぐんでいる様子を見て、本当に感謝の気持ちでいっぱいになりましたし、本当にこの方に出会えて良かったと思い、本当に恵まれた環境自分がいたことを再確認しました。

ちなみに、退職希望を伝えて二つ返事で認めてもらった訳ではありません。時間にして約1時間お互いの気持ちを伝えたり、その後の進路についての質問があったりと、確認や整理する時間があった後での承諾でした。

それはそうですよね。むしろ、2つ返事で承諾するような場合はつまりあなたが組織を出ても別になんとも思ってない可能性がある訳なので、考えてくれる上司の方に恵まれて良かったと思っています。

③私が意識したこと

①②で大まかな流れや上司の反応を書きましたが、私が一番意識したことは間違いなく準備・感謝の気持ちです。当日、説明が上手くできないようでは相手を納得させることも難しく、不安にさせることも考えられたので、自分の中で退職したい理由や背景・職場への感謝の気持ちというのを整理しました。

具体的にはノートに話したい内容を書き込み、独り言で話す練習もしましたね。
まるでプレゼン前みたいな感じですよね笑

それでもやっぱり少しでも相手に理解してもらったり応援してもらいたいじゃないですか。そのためには、まとまった分かりやすい話ができるように万全な準備が必要になると思っていました。

また、これも当たり前かもしれませんが職場に対する感謝は絶対に忘れてはいけないと思っています。新卒1年目という何もできない小僧に25万円の給料を払ってくれる会社なんてそう無いんですよね。加えて、他の面でもかなり環境に恵まれていたので、感謝の気持ちは十分すぎるほどに伝えました。

④最後に

この記事は、現在や近い将来に転職や退職を考えている方で ”精神状態がある程度安定している方" 向けに書きました。

しかし、中にはもう精神的に完全に参ってしまっている、うつ状態、出社がもう嫌だと拒絶状態や精神的に不安定になっている方もいるかもしれません。そういう方は、この記事のような事はしなくて良いと思います。というか、しないで下さい、今すぐ逃げて下さい。会社以外にも生きる道はいくらでもあります。

退職希望を伝えることを悩んでいる人は、以下のことをぜひ思い出してみてください。

・上司がなんと言おうと、あなたには辞める権利が法律で認められている。
・20代にとっては時間が何よりもの財産であり、武器である

この2つさえ覚えておけば、気持ちはだいぶ楽になるはずです。

この記事が、少しでも誰かの役に立てればなと思います!


では、また!!!!!



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