7つの給付金が魅力的。次への行動を考えるために。

 現在の状況から、どの個人や世帯も経済への関心が強まっていると思います。強まるにつれ、日本のみならず、世界の経済と社会を考えるにあたってお金は欠かせないキーワードとなりました。
私たちの生活のゆくえを見定め、自分自身、家族の人生を賢くかじ取りするにはお金の動きやこの制度を正しく理解することが不可欠ではないでしょうか。今回緊急事態宣言が提言され、新しい支援策がつくられましたので、
少しでも不安を解消したく制度の勉強してみました。


支援策には給付型(もらう)、貸付型(かりる)、猶予型(えんちょう)の3つあり、給付型は返済や支払いがなく魅力的なことがたくさんありました。個人・世帯向け、事業主向けや子供への支援を対象に網羅されていましたので、まとめてみました。

支援策
<個人・世帯向け>
 ・10万円給付金(特別定額給付金)
 ・住居確保給付金
 ・子育て世帯臨時特例給付金
<事業主向け>
 ・持続化給付金
 ・雇用調整助成金
 ・感染拡大防止協力金(休業協力金)
<毎年実施している制度>
 ・小規模事業者持持続化補助金

■10万円給付金(特別定額給付金)

・4月27日時点で市町村に住所がある方が対象
・世帯主に申請書が送られてくる
 口座番号、口座の確認書類、本人確認書類など
・マイナンバーカードがあるとオンライン申請が可能
・最短で5月下旬ころ入金四艇
・受付開始日から3カ月以内

■住居確保給付金

 影響により収入が減少し、家賃の支払いができない方
 ・原則3カ月、最大で9カ月 返済義務なく、国が家賃相当額を
  直接大家さんに支払ってうれる
 ※地域によって支給額が異なる

  例:東京23区の支給額(上限額)
    単身世帯:53700円
    2人世帯:64000円
    3人世帯:69800円
 


■子育て世帯臨時特例給付金

 自動手当の受給者に対し、子供1人あたり1万円を給付(3月31日までに生まれた児童が対象。新高校1年生を含む)
 ※地域によって異なる(給付日や手続きは各地域で確認)     

  https://www.mhlw.go.jp/content/000623953.pdf

■持続化給付金

 ほぼすべての業種を対象に今年の12月までの間に売上が前年同月比50%以下となった月が1カ月でもある場合、法人で最大200万円、個人で最大100万円を現金給付する
 ・申請受付から約2週間程度で入金
 ・条件がゆるくもらいやすい
 ・免許書などのコピー/昨年度の確定申告書控/減収月の売上の帳簿等/通帳のコピーが必要

  https://www.meti.go.jp/covid-19/jizokuka-kyufukin.html


■感染拡大防止協力金(休業協力金)

 緊急事態宣言の休業要請により店舗を休業された方や営業時短された店舗が対象
 ※地域によってことなる

例:東京都
 1店舗の休業 営業時間短縮で50万円
 2店舗異常の休業の場合、 100万円 支給
  https://www.tokyo-kyugyo.com/

例:大阪府
 ・営業時間短縮の影響で4月の売上が前年同月比で50%以下となった場合
  個人事業主 50万円
  法人 100万円   が支給される
  4/22~申請開始
  http://www.pref.osaka.lg.jp/keieishien/kyugyoshienkin/index.html

 

■雇用調整助成金
 従業員を雇っている方が対象とし緊急事態宣言により従業員が辞職、解雇を防ぐため制度がつくられました。
 ・従業員の休業手当の最大90%を支給され期間は最大約240日間適応
 ・雇用保険がないバイトやパートの方も活用可能
 ・返済義務が必要としない制度
 ・申請には手続きが複雑で社労士やハローワークへ相談するとスムーズに進む声が多い

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/pageL07.html

■小規模事業者持持続化補助金

 個人事業主やフリーランス 事業者5人以下の事業費の3分の2の費用(最大50万円)が支給される
 ・コロナ関係なしに毎年実施している制度
 ・既存の販路開拓や新商品の開発・販路開拓するための経費が対象
 ・条件に該当すれば継続的に受けられる

 https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/shokibo/2020/200428jizoku.html


 これから新しい生活様式が専門家会議で提言されています。おそらく、生活において人数、空間、移動、距離など様々な制限がでてくると予想しています。短期で見るのではなく、長期に考えて判断する、また何よりもキャッシュをとにかく集める方法、アイデアをもつことが最重要だと考えてます。給付金だけでは足りない事業、個人がいると思います。条件が緩くなった無利子の融資を借りることやネットビジネスやものを届けることアイデアがたくさんでてきています。存続、再スタートがきれるように、次への行動へつなげていければと思います。1日でも早く安全と経済回復を目指し、何ができるか考え行動していきます。


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