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変革はいつも西から。


こんばんは。社会起業家/中小企業診断士のshun1.hamaです。
このnoteでは、
「社会起業家/中小企業診断士っていいですね。」

「どうやったら独立できるんですか?」
「どうやったら経営は上手くできるんですか?」
「何をどういう風に考えているんですか?」

と、よく聞かれることを
自分の人生の棚卸し日々考えていることの言語化を通してお伝えしていきます。

noteを始めて、今日で92日目。
世の中は3連休ということを昨日知るも、今日も朝から1日仕事day。
はじめましての方はこちらもご覧ください↓↓

さて、本日のテーマは「変革はいつも西から。」です。早速書いていきたいと思います。

変革はいつも西から。とは、どういう意味なのか?

まず、一つずつ定義していきます。
「いつも」、というのは「過去の歴史において」という意味。
「西」というのも、「経度0度(本初子午線)から見て西」と、ということとします。

ジャックアタリ氏は著書『21世紀の歴史』の中で、資本主義の歴史を振り返り、下記のように記載しています。

これまで九つの「中心都市」があった。ブルージュ、ヴェネチア、アントワープ、ジェノヴァ、アムステルダム、ロンドン、ボストン、ニューヨーク、ロサンゼルスだ。こうした都市は常に東から西に動いてきた。

中心都市が東から西に動いてきた。その最後がロサンゼルスということは、その次はどこでしょうか。

ハワイ?東京?北京?上海?
現代において、まだその答えは出ていませんが、残念ですが少なくとも日本ではないように思います。

世界の中心都市が動くということは、何かしらの変革が起き現行のパワーバランスが崩れるということが引き金となっているのでは?と、考えます。

この法則は日本国内にも当てはまるのでしょうか?

東京が日本の中心になって約450年

国内の歴史を振り返ると、300年続いた江戸時代、それから明治、大正、昭和、平成、令和と100年以上、東京が中心であることが分かります。
その期間は約450年です。

直近の変革だった明治維新も薩長同盟に代表されるように、西から変革のムーブメントが起きています。

歴史では、京都が日本の中心だった期間が長かったため、今回の変革の結果、大阪および京都の関西地区に日本の中心が移るという考えもあるように思います。

ですが、私は、大阪・京都に日本の中心が移ることは現時点では可能性が低いと考えています。

理由は、大阪の橋本徹さんが大阪府知事、大阪市長時代で構想していた「大阪都構想」が実現できなかったためです。

あれだけの覚悟と法律家としての知識があっても、成し遂げられなかったということは今後も成し遂げられるリーダーが表れる可能性は極めて低いです。

一方で、今、元気な都市がもっと西にあります。

それは「福岡」です。
現在の福岡市長である高島市長は元テレビアナウンサー出身ということで今回のコロナ対応における見解も分かりやすく市民に対して情報発信を行っています。

加えて、根拠が明確なため、市長の発言やリーダーシップは市民から支持されているように感じます。

ただ、福岡県だけで日本の中心を担うのは、荷が重いと思っています。
そのため、東京都と連携して、機能分担を進めて行くのが現実的ではないかと考えています。
元々、東京本社の支店が多くある福岡の特徴上、東京との結びつきは強い街だと言えます。

そして、東京が「東の京都」という位置づけからスタートしたように、福岡は「西の東京」という位置づけになるのではないでしょうか。

コロナをきっかけとした変革

私は今回のコロナ禍をきっかけとして、もう一度変革が起きると思っています。

そして、次の変革は、東京中心だった事情を変えると考えています。
それは、働く場所が必ずしもオフィスである必要がなくなったこと、企業にとってもわざわざ固定費が高い場所にオフィスを構える必要がなくなるということが大きく影響してくると思います。

つい先日、ヤフー株式会社がこんなことを発表しています。

ヤフー株式会社(以下、ヤフー)は、2020年10月1日より、時間と場所に捉われない新しい働き方へと移行します。
(中略)
現在でも95%の従業員が在宅勤務で業務に従事(※1)するとともに、92.6%の従業員がリモート環境でもパフォーマンスへの影響がなかった、もしくは向上した、と回答しています。

加えて、丸の内周辺の貸し会議室が全く稼働していないという話も耳に入ってきます。

満員電車に揺られて、会社に出勤し、オフィスで働くというワークスタイルが根本から見直される動きが加速する。そう捉えています。

福岡に住んでいる私は、予想だけでなく行動に移す。

「何事も考えるだけ、口に出すだけ」では、批評家で終わってしまいます。

時代が大きく動いている。そして、東京ではなく西の方にチャンスがある。しかも、福岡はアジアにも近いため現実的に考えて十分、国内の中心都市になり得る可能性がある。

そう思うのであれば、福岡に住んでいる私としては、行動に起こすだけです。

福岡が中心都市として機能するためには、まずは「魅力ある人」が増える必要があります。
福岡の生活環境は国内屈指だと思いますので、あとはどれだけ魅力ある人が集まってコミュニティを形成できるかだと思うんです。

まだ公表はできないのですが、すでに動いていることがあります。

「これからどうなるか、ではなく、これからをどう創るか」

情報解禁までおそらく1ヶ月くらいかかりそうです。。
しばしお待ちください!

・・ということで、今日はここまでです!最後まで読んで下さりありがとうございました(^^)

今日も皆さんにとって、良い一日となりますように!!

まとめ

・世界的に見ても、中心都市は東から西に移動してきた。
・国内でもそろそろ、東京から中心都市が西に移るのでは?
・その候補としては、大阪ではなく福岡が可能性高いと考える。

・何事も考えるだけ、口に出すだけで終わらせたらダメ。
「これからどうなるか、ではなく、これからをどう創るか」

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