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覚悟と大義を以て、3年で結果を出せない方が難しい。

こんばんは。社会起業家/中小企業診断士の浜俊壱(shun1.hama)です。
このnoteでは、
「社会起業家/中小企業診断士っていいですね。」

「どうやったら独立できるんですか?」
「どうやったら経営は上手くできるんですか?」
「何をどういう風に考えているんですか?」

と、よく聞かれることを
自分の人生の棚卸し日々考えていることの言語化を通してお伝えしていきます。

毎日noteを書き続けて、今日で131日目。
いつもは帰宅後に自分の仕事に取り掛かるけど、今日はAMで珍しくアポも打合せもない時間が取れました。限られた時間で気になっていた諸々のことを片付けられて充実。
はじめましての方はこちらもご覧ください↓↓

さて、本日のテーマは「覚悟と大義を以て、3年で結果を出せない方が難しい。」です。早速書いていきたいと思います。

思うような結果がすぐに出るなんてことはない。

起業しました!初月から売上があります!その後も安泰です!

・・・なんてことは、おそらくではないでしょうか。

起業しました!売上はまだありません!その後も何とかやっています!

・・・というくらいが、リアルではないでしょうか。

私も最初の1年間、そもそも起業して仕事をするのはどういうことかということ自体が手探りでした。
何をして、どうやったらお金が頂けるのか、ということが分かりませんでした。

でも、とりあえず必死で何でも引き受けてやってみました。
そうすると、理想とは程遠いですが、半年経って、一年経って、二年経って、三年経ってという時間の経過とともに理想に近づいてきました。

そして、振り返り感じることがあります。
それは、「何でも遅れてやってくる」ということです。

思うように結果が出なくても、狼狽えることはありません。やるべきことをひたすらやり、準備しておくだけです。

起業自体は簡単。誰でもできる。

起業をすること自体は難しいものではありません。
個人事業主としてであれば、役所に開業届を出すだけです。
株式会社であれば、定款を作って、公証役場で承認を受けて、法務局で登記手続きをすれば良いだけです。資本金も1円でも1万円でも、100万円でも用意できる範囲で構いません。
一連の手続きが不明ということであれば、司法書士に約30万円支払うとできます。

もう一度言います。
「起業をすること自体は難しいものではありません。」

ですが、多くの人がなぜ起業をためらうのかというと、きっと「起業後に食べていけるのか?」という疑念が消えないからだと思うんです。

それに対する答えは、ありません。

何かをしたい、という熱い想いだけで食べていくことは厳しいのでしょうか。
熱い想いだけでどうにかなることもあるでしょう。

こういった不確実性=リスク、があるため人は不安になりますし、どれだけ考えてもその不安はなくなりません。

やる前から分かっていること、やってみないと分からないことが混在しているからです。

せめてその不安を和らげるとしたら、やる前から分かっている(分かっていると思っている)ことを書き出して、一つずつ不安を潰していく地道なことが効果的です。

事業を軌道に乗せる方が起業より何倍も難しい。

事業を軌道に乗せるためには、少なくても1年はかかります。1年だと一周しか回らない事業もあるため、もう1年経った2年である程度の骨格が出来上がります。そして、もう1年経った起業してから3年後、ここまでで基盤というものができてきます。

逆に言うと、この3年間という時間も労力も資金も注ぎ込んで必死でやってみたけで、上手く行かない場合、一旦撤退した方が良いと思います。
(※もしかしたら、もっと早く撤退した方が良い場合もあるでしょう)

この必死でやるという「覚悟」
そして、自分のエゴだけでない「大義」

この2つさえあれば、事業に限らず軌道に乗せることができると考えています。
覚悟はその道を進むエンジン、大義は目指す方向性を差します。
つまり、目指す方向性を間違えずに必死にやり続けて3年で結果を出せないほうが難しいと思うのです。

では、なぜ3年という目安なのか。

それは、冒頭に述べたように「何でも遅れてやってくる」からです。

お金や実績、信頼、評判、知恵、実力、経営ノウハウ、自分の器・・・これらはすぐに表面化しません。

遅れて顕在化してきます。その時間的遅れも必死で3年過ごせば、それぞれが向上したという実感を一通り感じることができます。

3年、踏ん張るために。

私は後先考えずに、起業しました。
今思えば、クレイジーでしたが、とにかく必死に3年間、人の3倍働いてきました。
その結果、理想が現実になろうとしています。

但し、このやり方は地力はつきますが、クレバーではありません。
石橋を叩きながら渡る方法の方が、リスクは抑えられます。

具体的にはこうです。


今、サラリーマンの方は1年くらいかけて、やりたいことの構想を練りましょう。そして、会社にいながら帰宅後で少しづつ試していきましょう。それも、1年くらいその形態で続けてみてください。

そうすると、2年くらい経って、続けていられたらその事業は方向性として合っている=大義があるということだと思います。

その方向性の確認ができて始めて、起業という選択を実行に移してみましょう。

起業1年目が終わる頃でちょうど、構想から3年です。
その1年目で万が一結果が出なければ、一旦撤退も検討しましょう。

その撤退は勇気ある撤退です。
傷が浅いため、転職先を探しても良いでしょう。
きっと、良い転職先が見つかります。

その理由は、一年間必死で事業を軌道に載せようとすると、サラリー時代の5年分以上の経験を積むことができていると私は実感しているからです。

ちなみに、私が採用側だったら、そういったチャレンジする人、実行できる人、学ぶ人を採用したいです。

起業をしたい!と思っている、あなた。
まず、不確実性の不安を乗り越えましょう。
そして、覚悟と大義で3年踏ん張りましょう!


きっと、その先に、あなたの思い描いた景色が見えてくるはずです。

・・ということで、今日はここまでです!最後まで読んで下さりありがとうございました(^^)

今夜も皆さんにとって、良い一日となりますように!!

まとめ

・何でも遅れてやってくる
起業をすること自体は難しいものではない。
・「覚悟」と「大義」を以て、3年必死でやったら結果が出ない方が難しい。
・私はクレイジーな起業だったけれど、クレバーな起業準備をオススメ。

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