著者に会った後に、本を読む。
こんばんは。社会起業家/中小企業診断士の浜俊壱(shun1.hama)です。
このnoteでは、
「社会起業家/中小企業診断士っていいですね。」
「どうやったら独立できるんですか?」
「どうやったら経営は上手くできるんですか?」
「何をどういう風に考えているんですか?」
と、よく聞かれることを
自分の人生の棚卸しや日々考えていることの言語化を通してお伝えしていきます。
ほぼ毎日noteを書き続けて、今日で729日目。3,000日チャレンジ達成まで残り2,271日。
今日は、開始5分前に舞台準備が整うという、ギリギリの緊張感での仕事でした。終わった後は、ぐったり。何とかなるようにするものの、完璧に無理やりでした。諸々兼務の弊害ですね。。
はじめましての方はこちらもご覧ください↓↓
さて、本日のテーマは「著者に会った後に、本を読む。」です。早速書いていきたいと思います。
著者に会う前に本を読む意味
誰かに会う時、あなたは何か準備をしますか?
もし、講義を受ける場合、その講師の方のプロフィールを調べたりしますか?
もしくは、著書を購入して、読破してから臨みますか?
一度、著名なジャーナリストの方が講師としてお越し頂いた際に、聴講者に対してこんなことを言われていました。
「今日、私の本を読んできたという方は手を挙げてください」と。
そう尋ねると、会場の中で手が挙がった方は極わずかという状況でした。
それを受けて、その方は
「いやぁ、残念でしたね。本を読んでいたのであれば、本に書かれている以上のことを私から引き出せたかもしれないのに。ただ、私にとっては楽です。だって、本に書いてあることをそのまま話せば良いのですから」と。
これを聞いて、なるほどなぁと思いました。
「何も講師の方に対してだけ実践するのではなく、例えば大事な商談や取引、営業での場面も徹底的に調べて会うのと、何も調べずに何となくで会うのであれば、引き出せる情報や得られる関係性も全く次元が違うものになるんだろう」と。
ただ、そうと言っても、私もなかなか毎回準備できていないまま臨んでしまうことも多々あります。
著者に会った後に本を読む効用
もう一つ、私が実体験として思うことは、著書に会った後に本を読むこと読み返すことです。
ご本人に会う前に読む際は、私の頭の中だけで物語や話が展開していくだけなのですが、お会いした後は、その方の口調で本がスラスラ読めてしまうということです。
そうなると、本がまるでその人を代弁してくれるようになります。
つまり、会った後の方が、よりリアリティを持って本の内容がすっと入ってきやすい。
その分、一過性の知識ではなく、腹落ちした疑似体験情報としてより深い場所に記憶されていくと思います。
例えるのであれば、オンラインでしか会ったことのない人とオンラインで会話するのと、オフラインで一回でも会ったことがある人とオンラインで会話をすることはイメージできるものが全く違う次元だということに似ています。
前者では、オンラインはオンラインであり体型のイメージ、行動イメージはなかなか持てません。
対して、後者では、オンライン上であってもリアルで見た時の情報が転換され、リアリティある相手として認識ができます。
同じ著者の本を読むなら、出版年数が若い本
さらに、同じ著者の本が複数ある場合は、私は迷わず最新ではなく、最古の本を選びます。
なぜなら、その人の考え方の原点は年を経ても大きくは変わっておらず、むしろ初期の頃の方がはっきりと尖っている思いで語られていることが多いからです。
逆に、最近の本を読んでも、時流のことは書いてあるかもしれませんが、本質的な部分の話は極々わずかということになっているのではないでしょうか。
つい最近、私もある方の本を購入しました。
最新著書は、2022年3月頃の出版ですが、私が購入した本は2012年発売の本です。
つまり、10年も前の本をわざわざ選んで購入したことになります。
そこから得たかったのは、その著者が何を感じてどういう風に生きてきたのかという生き様だったりするのかもしれません。
もし、あなたが本を普段読まないタイプだったとしたら、誰かと会う前の準備として自分の課すことも面白いでしょうね。
・・ということで、今日はここまでです!
最後まで読んで下さりありがとうございました(^^)
明日も皆さんにとって、良い一日となりますように!!
まとめ
・誰かに会う前に著書を読んでおくと、関係性が一気に深まる。
・著書に会った後に本を読むと、よりリアリティを持って本の内容がすっと入ってきやすい。
・本を買うなら、昔の本。その人の考え方の原点は年を経ても大きくは変わっておらず、むしろ初期の頃の方がはっきりと尖っている。
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