才能の開花は必ず訪れる


「俺には才能がない。」

「努力したって、無駄なんだ。」

「もう限界。」


よくこういった言葉を聞きます。
僕はこれを否定します。

「才能が開花しない人間はいない」

と思っているからです。

才能が開花するタイミングは、人によります。
正しい努力を積み重ねて、競技力が飛躍的に伸びる時は必ず来ます。  

そのタイミングがいつ来るか。


それは、誰にもわかりません。
誰もわからないからこそ、「限界」と勘違いしてしまう。


才能の開花がゴールだとしたら、
正しい努力をしている期間はその道中です。


そのゴールへの道中に、道標はありません。先の見えない道なのです。

僕のイメージはこんな感じです。一本道で、ゴールが全く見えない。

どれだけ走っても、ゴールが見えてこない。


しかし、ここで思い出してほしい。

「才能の開花のタイミングは誰にもわからない」ということを。


才能の開花は、明日かもしれない。
もしくは、10年後かもしれない。

それでも…。


才能の開花を信じて諦めずに進まなければ

決して才能は開花しない。


いつくるかわからない開花のタイミングに呆れて諦めるより、
明日来ると信じて今日を全力で過ごせばいい!!


僕らはすぐに「結果」が出ると思いがちです。
結果が出たら喜び、結果が良くなかったら落ち込む。当然のことです。

でも、一度立ち止まって考えてほしい。


「結果」を出すために

全力で過ごした「過程」は無駄か??


絶対に、全力で過ごした過程は無駄になりません。
それはあなたの財産になります。



しかし、過程の途中にある挫折に打ち勝てない時が来ます。


それは、「孤独の時間」です。


僕は、気持ちが落ち込んだりした時に、本当に周りが見えなくなります。
世界には自分しかいないような、閉鎖された空間にすっぽりと入ってしまうことが非常に多いです。


こうなってしまうと、負のスパイラルに…。

何もうまくいかなくなってしまいます。
これだけは避けないといけません。


しかし、この解決策は非常に簡単です。


「仲間」を再確認する。


あなたの努力は、必ず仲間が見ている。
そして、仲間の努力を、あなたも必ず見ている。


才能の開花までのゴールは違うかもしれない。
でも一緒に励まし合って進むことはできる!


僕は、自分が非力なことを知っています。
だからこそ、大学で過ごしている今は「仲間」にとても助けられています。  

僕は
同じ志に向かって運命を共にする仲間


運命共同体


と呼んでいます。

この運命共同体がいれば、正直怖いものはありません。


そして、この運命共同体を活かすのは、自分自身なのです。


僕の所属する関西学院大学体育会カヌー部では、チームにおける役割を部員1人1人が考えます。

ここで陥りがちなのは、

「自分にしかできないことを役割にしよう」とすることです。


この「自分にしかできないこと」を
ナンバーワンであると認識しがちです。

言い換えるならば、

誰にもできなくて、自分にしかできないこと。


正直、こんな役割を見つけられる人は恵まれていると思います。
ナンバーワンの役割は、自分を磨いていけば生まれてくると思いますが…。


僕は、ナンバーワンに必ずしもなる必要はないと思います。(なるに越したことはないですが。)


自分にしかできないことなんて、ないのかもしれない。

でも、あなたが全力で物事に取り組む姿勢が、運命共同体を動かす歯車になる。


自分が全部しなくていい。仲間を頼ろう。


自分に出来ることが、他人と被っていても構わない。
運命共同体を活かすために努力しているあなたの姿を誰かが必ず見ています。


その「過程」は、絶対に無駄になりません。


過程は、自分を裏切らない。



『才能が開花するのは明日かもしれない、10年後かもしれない、30年後かもしれない。でも、才能が開花するのは明日と思って取り組まなければ絶対に才能は開花しない。』

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