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AWS SAA受験振り返り

AWSソリューションアーキテクトアソシエイトを無事合格してきました。いやーそこそこ勉強しないとやっぱきびしいなあ!と思いました。今SAAを目指して現在進行で勉強している方も一度は他の方が書いている合格体験記を見て、さらっと受かってる人も多いなと思うこともあったのではないでしょうか?SAAは割と暗記科目なので、暗記苦手な僕はさらっとは行きませんでした。。。今回はその振り返り、感想などをつらつら描いて行こうかと思います笑

SAAを取得するきっかけ

SAAを取得するきっかけは社内でTerraformの勉強会への参加のことでした。Terraformはクラウドのインフラ構成をコードで管理し、実行することで一発で同じ環境を構築できるツールですが、AWSにも対応していて、AWSのことを何も知らなかった僕は「あ、なんか勉強になるかも?」と言う軽い気持ちでその勉強会へ参加しました。しかし、まあちんぷんかんぷん、「そもそもAWS知らねえのにTerraformでインフラ構築なんてできるわけがねえ!」となるわけですね。。。いずれ業務で使うことは目に見えているのでAWSのことを体系的に勉強したいなあと思いました。ついでにSAAも取るか(報奨金ももらえるしネ)と言うことで(大体7月上旬から)SAAへの道が始まることになりました。ちなみに受かったのは9月3日ですので勉強期間は約2ヶ月間です。

使用した教材

僕が使用した教材をまとめておきます!少なくともこの教材で合格したという実績はあるのでご参考になれば幸いです。

1. Udemy これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)

2. AWS認定 ソリューションアーキテクト-アソシエイト

3. AWS WEB問題集で学習しよう

まずAWSを知る

最初はとりあえず本買おうと思ってSAAの本(AWS認定 ソリューションアーキテクト-アソシエイト)を買いました。ところが、読んでても頭に入らないな。。。リージョンとアベイラビリティゾーン?セキュリティグループとかネットワークACLとか違いわからんし、インスタンスタイプとかなんか種類いっぱいあるけどうーん。。。つらぁ!となりました笑。

そもそもAWSそのものを触れたことがないのにこの辺りの用語を頭にぶち込もうとしてもイメージできないし、たとえこれらの知識を完璧に覚えることができたとして、実際に使ってインフラ設計できるかといえば無理なんですよね。と言うわけでまずは実際に一通り主要なAWSサービスを手を動かしながら触ってみる必要があるなと感じました。

そこで役に立ったのがUdemyの動画ハンズオン教材(Udemy これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版))でした。 通常10000円以上するものですが、セールしていたので2000円ぐらいで買えました。AWSが推奨しているベストプラクティスに則ったインフラ構成も実際に手を動かしながら学べました。VPC, EC2, S3, RDS, lambda, SQS...などなど他にもいろいろありますがSAA試験の6~7割ぐらいを占める主要なサービスを実際に使うことができたのでその後本でハンズオンだけでは対応できないSAA特有の問題などを勉強するときにも非常にするすると頭に入っていきました。用語とその実物を知っているだけでやっぱり違うなーと思いました。

ただこの動画27時間くらいあるのでモチベ維持が大変でしたが笑。僕も実際に1週間ぐらい戦意喪失→再開→前までやっていたところ忘れてる→ちょっと戻る→進めるもまた数日戦意喪失→...を繰り返し7月の初めから終わったのが8月13日でした。5,6週間かかりました。

前に受けたAWSのインフラ構成の図を眺めてみた

最初4月に入社して、案件に入るなり受けた説明で「マルチAZ構成にして、WebサーバとDBをプライベートサブネットにおいて、アクセス受付はパブリックサブネットに踏み台おいて、既存コンテンツを吸い出してS3へコピーするバッチを作って。。。ロードバランサー。。(略」とAWSのインフラ構成の説明をされたのですが、当時は「やべえ、何もわからんとりあえず相槌!」と言う感じでした。動画を終えた時にまた、その時説明された資料を見返すと、勉強した通りに可用性とか考慮されてるなーと言う感じで「ふむふむ。。。わかる!」 という状態にはなっていました。

模擬試験を受けてみる

Udemy動画には3回分の模擬試験がついているのですが、動画終了後今どれくらい取れるのだろうと思いやってみました。初回は65問中27問(40%)でした笑。やっぱりSAAに受かるにはそれ用の勉強も必要だと思いここからAWSの勉強ではなくSAAの勉強に切り替えました(8/15くらいから?)。まずは、AWS認定 ソリューションアーキテクト-アソシエイトを土日で2周しました。もう動画でほとんどのサービスは、「ああ、聞いたことある」以上の理解度だったので、SnowBallやDirectConnectなど、ハンズオンでは無理なサービス、KMS,STS,Codeシリーズなどハンズオンでは扱いがなかったサービス、また主要なサービスでも用途に応じたオプションの使い分けや、その他取りこぼした知識を中心に、頭に叩き込んでいきました。追加で覚える知識はかなり多かったですが、勉強したてに本を見たときの絶望感よりかは遥かにマシでした。

演習問題をこなしていく

短期間にできるだけインプットして、あとは時間をかけて問題を解くことで知識の定着を図っていこうと「AWS WEB問題集で学習しよう」の有料アカウントを購入しました。

こちらの問題集、解説は普通の日本語なのに、問題文は若干日本語が不自由?でちょっと気持ちわるさを感じながら取り組みました。が実際のAWS SAAの試験も翻訳ツールにかけたような日本語らしいのでまあ練習にはなるなと思い途中から気にならなくなりました。あと最初の方の問題は古いものなので、#SAA134から逆順に#SAA80くらいまでの問題(7*54 = 380ぐらい)の問題を一つ一つ噛み締めながらやっていきました笑(そこそこ難しいので解説ガン見!!)。

問題を解くのは1日たりとも休んだりはしませんでした。自分の中でSAA試験モードをずっと継続させていた方が、本番大きく調子を崩す可能性を下げれそうだと思ったので(知らんけど!)。

2週間ぐらい毎日2,3時間は継続し、試験前日ぐらいには(本番試験モードで問題文と選択肢を覚えている問題もありましたが)大体9割くらいを安定してとれるようにはなっていました。

試験当日

試験前日は持ち物(本人確認用の免許証とクレジットカード)を確認してカツ丼食ってさっさと寝て、当日10時半から試験開始だったので、20分前に会場に到着しました。

Kiosk番号?を聞かれたので、そんなん知らないし、そういえば試験予約確認したメールも来てなかったしもしかしてやばいかも?と思い変に焦りました。とりあえずiPhone(Safari)でAWSのアカウントでログインしようとするも、「パスワードわかんない、やばいやばい!」PCで保存したパスワードはChromeだった、iPhoneのChromeにもパスワードは紐付いているはず。。。よしいけた。。。とここまででかなり焦りました。

さらに、試験端末でLastNameと登録メールアドレスでログインするところがあるのですが、メアドの方はメール来てないので何で登録したか忘れたので、適当に使っているメアドを片っ端から入力して何回やってもログインできず。。。流石に試験官の方に「もう今日はおかえりください」と言われたところで、最後の最後でログインすることができ!いったんは安心しましたが、動揺が凄まじくこれは落ちるだろうなと思って20分遅れで試験を開始しました。

初めての問題でずっと同じ問題ばかりやっていたのでそのギャップとあいまってさらに面食らいましたが、2割ほどはUdemyやWeb問題集で見た問題も含まれていました。

確かに日本語は不自由で、時々英語に切り替えながらやったりしていました。選択肢の日本語が本当によくわからないものもあり、多分英語見なかったら1、2問は取りこぼしていたかも。あと、FSx for Windowsに関するほぼ同じ問題が2問出題されていたり、片方知っていたらもう片方も自動的に取れるような問題が2組ほどありました。

最後20分残しでもういいや、となりテスト終了後に合否が判明するのは知っていたのでおそるおそる期待半分で合否を確認しました。合格ということで本当に安心しました笑。

終わりに

結局試験結果は750点(合格点は720点)ほどだったかと思います。2,3問落としていたら危なかったですね。メアドやKiosk番号もしっかり用意しておかないと最悪試験受けれないのでご注意を!

次何勉強しようかなー。案件で使っているSpringの勉強かElmでもしようかな。AWS試験はもう当分いいや。久しぶりの「試験勉強」は疲れました笑。でも仕事でAWS触ってみたいなあ。

この記事が今勉強真っ最中の方の参考になるかはわかりませんがなにかの役に立てたら幸いです。駄文ですがここまでお読みいただきありがとうございました。



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