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カナダ出国~再入国のリアル。フライト予約編

おおのやすまろん/カナダ留学2年目高校生のハハです。

少し前になるが、次男が7月に一時帰国したときのこと。

全ての懸案事項が急遽クリアになって、これで安心して帰国できる!と思って6日後に羽田に降り立ったのだから、どんなに慌ただしかったかが想像頂けるかと思う。

当初は、7月3日出国の4日に日本着のチケットを持っていたのだけれど、5月の時点で利用予定だったシカゴ経由のUAがキャンセルになり、振替便を選択してくださいとANAさんから連絡が来ていた。

しかし、その時既に留学延長の意志を固めていたために、とても7月3日の段階では帰国するとは思えず、残席数が迫っていますと急かされても振替便の指定はせずに、さまざまなことが確定してからと、連絡を保留し続けた。

ところが、ビザの問題がなかなかクリアできず、当初予約のフライト出発前日になっても帰国できる目途が立たなかったので、泣く泣くオールキャンセルの連絡を入れた。ちなみに元々のフライトがキャンセルになっていたので、キャンセル料はかからないし、所定額も返金になるという。本当にごめんなさい。

7/10に事態が急変し、帰国できることになった。しかも、カナダに戻り9月からの新学期開始までに14日間の隔離期間をこなしておくためには、8/17には出国しなければならない。さらに帰国期間中にオンラインでsummer courseを受講完了し、単位認定してもらうという重要任務もある。そのためには、7/16の日本時間23時30分からオンライン授業をスタートさせねばならない。

慌てて、JALさんANAさんのフライトスケジュールを確認する。遅くとも7/16の夕方に帰国していなければならないのだが、7月時点でJALさんは日と木出発のバンクーバー→成田の週2便、ANAさんは月、水、金のバンクーバー→羽田の週3便だった。カナダ国内で日本とのアクセスが許されているのはその時も今もバンクーバー(YVR)空港のみである。

我が家的にはANAよりJALのステータスが高いので、どちらかと言えばJALさんを使おうかと思ったのだけれども、なんせ7/10は金曜日。パッキングのパの字もしていない状況での2日後の日曜出発はありえなかったので、ANAさん一択となった。

そこで、いろいろ悩んだ結果、今後しばらくあまり使う機会がないマイレージで予約することにした。重ね重ねANAさんお役に立てずごめんなさい。

特典航空券だが、JALは片道利用OKなのに対し、ANAは往復のみ。予約はJALは72時間前まで、ANAは96時間前までと規約がかなり違う。本当は、片道の特典航空券で帰国して、再入国時には正規の往復チケット予約したステータスで行きたかったけれど、運航日の関係上ANAさんを選択したのだが、もう1つ、実はANAさん利用で大きなメリットがわかってきた。

日本からはバンクーバーまでしか飛んでいないので、オタワからバンクーバーまでエアカナダ、ないしはウエストジェットで国内移動する必要があった。バンクーバーからは特典航空券利用だが、国内線は正規チケットを購入しようとエアカナダのサイトを見る。もちろん空席はあったけれど、座席指定も有料、預け荷物1個目から有料と、エコノミーであってもなんのかんのとコストが嵩む。それなら2個まで無料でかつ座席指定も込みのビジネスクラス利用で3万円程度払う方がコスパがいいかも、と思っていたところ、はたと気づく。

ご存じANAさんはスターアライアンス。エアカナダもそうである。そうか!と思って特典航空券の出発地にオタワ(YOW)と入れ、目的地に羽田(HND)としてみると、、、うひょー!なんとバンクーバーとの往復マイルと数千マイルしか違わないで予約ができるじゃありませんか。しかも、電話で問い合わせると、ANAさんの条件が適用になるので、エアカナダ部分も30kg2個まで無料で載せてくれるという、んもぉ~ANAさん神!

ラッキーが判明し、俄然嬉しくなった7/11の夜、予約画面を前にいざ予約しようとすると「ご指定の便は予約できません」の表示。えええー?!なんで、ついさっきまで見れたし、問い合わせの電話でも予約できる話の流れだったのに。

時計を見ると23時を過ぎたところ。念のため事前に、予約リミットの96時間は日本時間のいつになりますか?と調べておいたのだが、7/12の朝8時です、と確認していたのに話が違う。

そこで再度国際線予約に電話を入れる。この時間帯になると、アメリカでの応答になるらしく、ちょっと同時通訳っぽい話し方をする人が電話口に出てきた。

私はといえばもう必死。せっかく掴みかけたラッキーな条件を、そう簡単に手放したくなんてないからね。その同時通訳っぽい方に、早口で状況を伝え、どうにかなりませんか?と懇願した。

すると同時通訳さんは、チャカチャカと画面操作して状況を把握したのちに、「わかりました、今回はこちらで対応させて頂きます」と。うぉーーーさらに神出現!!ありがとうございます!!!

オタワ→バンクーバーのエアカナダ、バンクーバー→羽田と、帰りは羽田→バンクーバー、バンクーバー→オタワのエアカナダで、全て特典航空券で予約完了。帰国すると決めてから1日半。怒涛の帰国準備が一息つく。

カナダ出国は7/15の朝8時、羽田到着18時45分。一筋縄ではいかない顛末はこの後も続く・・・。

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