「与えあう」ことで人生は動き出す

大嶋信頼さんの作品の書評です。

1回通読しただけでは、真意が分からず。「え、結局、どうしたらいいの?」というのが読後の最初の感想でした。

この本の題名は『与えることで人生は動き出す』のではなく『与え「あう」ことで人生は動き出す』だというところに気づいたところで
真意が分かりました。

自己犠牲的に、メサイア症候群的に、ただ与える、ということは、実は「無条件の愛」じゃなかったのかもしれない。
という気付きがありました。意識的に何かをしている時、それは愛じゃないのかもしれない。無意識的に何かをしている時に、愛はあるのかも。
うーん。難解なテーマに取り組んでいて、拍手です。

ここから先は個人的な思い。

意識的にしている部分に、全く、愛がないわけではないと、思うので、個人的には、そこらへんも書いてほしかったかな、と。

「アンパンマン」のように、自己犠牲をしているうちは、うまくいかない。階段でいうと0段目。

愛というのは、まずは、自分を満たしてあげてから、溢れた分を人にあげるのが、本来の形なんだろうな。と思いました。

自分を満たすのが階段の1段目。
その上で、相手に与えるのが2段目。

それが逆になってる人は、それでも悪くはないけど…。大変じゃない?って。

どうして大変なの?って思うかた。その大変な理由がこの本に書いてあるな、と思いました。

その階段の0段目の、「自分を愛する」の部分は、私が好きなテーマなので、私もnoteでとりあげていけたらいいな、と思ったりしています。

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