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『君は放課後インソムニア』#1~#3の感想 | 2020.04.17

10万円貰えるらしいので、気になっていた漫画を買いました。現在3巻まで発売されている、『君は放課後インソムニア』です。キャッチコピーにある、「思春期の眠れない夜」に惹かれたら、ぜひ買ってみてください。

物語は、不眠症の高校生の男女が、物置になっていた学校の天文台で出会う所から始まります。秘密を共有しながら日々を過ごすんですが、ある日、天文台への無断侵入がバレてしまいます。ですが教師に咎められることはなく、代わりに「天文部」として活動することに。美しい天体の写真を撮る活動の中で、同じ秘密を共有する友達だった二人の距離が、段々と近づいていく……。というストーリーです。

何が良いかって、「思春期の眠れない夜」ですよ。高校生の時に、深夜に出歩く冒険感と高揚感。言葉に表せない、青春の危うくも瑞々しい感覚が素晴らしいです。この光景を描くために、天文部として写真を撮るという目的があるのも良いです。夜中を描く動機付けとしての役割もありますが、何と言っても青春と美しい夜景の組み合わせですよ。合わない訳がないです。

スマホによる隠れた関係性の描き方も面白いです。学校内での隠れた関係性と、LINEの相性っていいですね。深夜でも繋がり合えますし。作中では、ラジオ投稿アプリによって二人が連絡し合う場面もあります。デジタルデバイスによって、表現の幅が広がっているのを感じます。

本筋とは離れますが、『僕の心のヤバイやつ』『水は海に向かって流れる』のように、「分かりにくい」関係性を描く漫画が話題になっているなあと思います。お笑いでかが屋が評価されているのも、その潮流にあります。ゲームでは、シャニマスが一歩抜きんでている印象がありますね。自分の観測範囲が狭いだけでしょうか?

「瑞々しい」という表現がピッタリな作品でした。作品の舞台になっている石川県七尾市は、以前免許合宿のために行ったことがあります。田舎ののどかさのある土地ですね。作中には、途轍もなく行きづらい場所にあるゲームセンターとして有名な「ゲームセンターベティ」も登場しています。大雨の中で、凍えながら遊びに行った思い出があります。七尾の市街地も、少し登場する食彩市場も、全て見たことのある景色でした。漫画の素晴らしさに加えて、個人的な懐かしさも感じられる、特別な漫画です。

ーーーーー(以下は日記です)ーーーーー

・タイトルをちょっと変えました。やっぱり、内容が前に来た方が見やすいかなと。日付をわざわざタイトルに入れる必要もないので、また気分で変えるかもしれません。

・今のところ、今年のベストアルバムは『Passport & Garcon』、ベストソング(MV)は『るるちゃんの自殺配信』なんですけど、これらを超える作品は今年は出ないだろうという変な確信があります。最近だと『Caffeine / 秋山黄色』が良かったんですが、『るるちゃんの自殺配信』を超える衝撃はありませんでした。面白い映画が下半期に待っていればいいんですが、こちらも『パラサイト』を越えられるかという高すぎるハードルがあります。

・肩が痛い。肩が痛くて凝っている。困った。

・今日はこの辺で。



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不定期でおすすめのエンタメを紹介する『ノンジャンルの紹介文』と、毎日更新の日記『超個人的日記』を書いています。
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