「団結すれば生き残る、散ったら終わり」格言だらけのSKZ LOG

いつもながら遅れ気味でスキズ情報を追っているのだけど、先日ようやく「SKZ LOG」を見た。

たまたま立ち寄ったSTAYさんのブログで、涙なくしては見れないといったニュアンスの感想が書かれていたので、とても気になっていたSKZ LOG、、

いざ見てみたら、ふかく納得!

イタリアを満喫するキッズたちを見て爽やかな幸せ気分に浸っていたら、後半の本音トークで感動を余儀なくされるという展開、、
スキズのコンテンツ、レベル高すぎない?

真剣なトークでは、メンバーの覚悟が伝わってきた気がする。8人で契約更新したことに対して、みんな本当にポジティブな感情をもっているんだろうなと思わされた。

個人的には、チャンビンとヒョンジンがその話題についてすごく積極的にトークしているのが印象的だった。
そういえば、いつだったかヒョンジンが、チャンビンとグループについて真剣に話したりする…と言っていたような?

今回のこのトーク、本当に名言が多かった。

私が見ているのは公式の日本語訳なので、実際の韓国語ではもう少し違うニュアンスだったりするのかもしれないなあと思いつつも。

私の心に刺さった言葉を、ここに書き留めておこうと思う。
 

僕たちは本当に生まれ持った才能とかは一つもないんだよね
僕は正直そう思う
僕たちには生まれ持った努力があるよ

私から見れば、メンバー全員がすごい才能の持ち主のように見えるけれど、それを「努力の結果」と考えられるのはすごいと思う。

どこかで聞きかじった知識によれば、努力できるか否かは遺伝子によって決まっているそう。つまり努力できること自体が実は才能といえるかもしれない。

その才能が生まれ持った遺伝と考えた場合、生まれ持った努力という言い方は実に的を得ている。思わず感嘆の声が漏れた。

 

8人が一緒に活動することに関して、すごく簡単で当たり前だと思っていたけど、実際にはこれって当たり前なことじゃないよね
本当にほかのことを考えているかもしれないし、8人が同じ気持ちで集まることがありえないことなのかもしれないけど、8人でやれることが本当にありがたいよね

私はこれを聞いたとき、ちょっと涙がでそうになった。そうなんだよ、そうなんだよビニ!!!って心の中で叫んだ。

今まで好きなバンドやグループが解散したりメンバー脱退したりするたびにこれについて考えてきた。

たとえば、メンバーが1人脱退してもグループは残る。グループ自体が好きだからそのまま応援しつづけるものの、なにかが足りない。こんな気持ち。

スキズの場合はウジンが脱退しているから、STAYさんによってはこんな気持ちなのかもしれないと思いつつ書くのだけれども、、

「このメンツじゃないとやっぱダメなんだよ!」みたいなのってある。
「このメンツが集まっているときのこのグループが最高に好きなんだ!」みたいな。

一人でも欠けると、バランスが崩れるような、そんな感覚が私の中にはあって。

だからこそ、ビニのいうとおり、当然じゃないんだなって。
メンバーが揃っているということは、そこには少なからず努力があるんだろうな、と。

人気のグループというのは、総じてメンバー仲が良いように思う。

しかし、どれだけ仲の良いメンバーたちでも、基本的な志や目指す場所が一緒だとしても、同じ深さで共感しあえているかどうかはわからない。

なにしろ一人一人バックグラウンドが違うし、一人一人違う個性をもった人間なのだから、物事を考える基準が違う。

そう考えると、それぞれ違う基準をもちながらも、同じ目標や想いを持つ決意をし、お互いの気持ちをすり合わせるという努力を絶え間なく続けていることになる。

先ほどの「生まれ持った努力」の話じゃないけど、スキズがスキズであり続けるためには、メンバーの努力が必要不可欠なんだなと改めて思った。

  

頑張り続ければ祝福が待っていると思う

これはハニが「格言だ!」と言ってた言葉。
ジニが言った言葉かな?

この言葉は普通に沁みた。
「頑張り続ける」は、いわば「努力の連続」。
やはりここでも努力を感じさせるスキズ。

 

団結すれば生き残る、散ったら終わりだ!

これはトークの終わりに「じゃあリーダーから挨拶を~」と言った流れで、最後にみんなで叫んでいた言葉。

正直、この言葉には驚いた!
団結すれば生き残る、散ったら終わり……いや、普通に考えてすごくないか、この言葉は?

今のスキズはソロでもいろいろな仕事をしているし、メンバーによっては個人でもやっていけそうではあるはず。だけど「散ったら終わり」と言っているのだから、いわばこれは、一人だったらできない、自分を過信すべからず、みたいなニュアンスに聞こえる。

そう考えるとすごく謙虚だし、JYPの理念にすごく合致しているなと思ったのだけど……でも今これを書いていて、ふと思った。

そうか、これって逆に考えてみると、全員がそろっていれば最高の高みにまで上り詰めることも可能だ、という攻めの姿勢なのかもしれない。
まあどちらにしても、衝撃を受けたフレーズだった。

 

僕たちが好きだったその時間が良い記憶として残ってほしいな
時間の無駄だとは思わないでほしい
後悔させないように僕たちがしないとだよね?

そして最後。
これはラストに聞こえてきたセリフで、話の流れ的にSTAYに対しての言葉だったのだけど、なんだか切なさを感じてしまった。

「僕たちが好きだったその時間」というのが、「僕たちを好きだったその時間」と同意だと考えて話を進めるのだけど、、

この言葉、私としては、
「いつか過去を振り返ったときに、ああ、あの当時ってスキズが好きだったな、あの頃って最高に幸せだったなぁって思ってくれたら嬉しいな」
…みたいなニュアンスに聞こえた。

だから、STAYがいつかは離れていく前提のような感じがしてしまって。
もちろん、新しいファンが増えたり、去っていくファンがいたり…というのは事実としてあると思うし、それは十分承知しているだろうけど。

だけどなんだろう、私はこの一言のなかに栄枯盛衰のような儚さを感じてしまった。そしてそれは、みんなに夢を届けてくれる偶像としてのアイドルという職業に、ぴったりマッチしているな、とも思った。

今回の契約更新の件も含め、スキズはずっと8人で居付けるといったニュアンスのことを口にしている。それはある意味、永遠にスキズとして走り続けようとする意志だと思う。

しかしそれは今の彼らにとっては果てしなく遠い未来の話だし、実際問題かなり大変なことだろう。でも、そういう不可能に近いものに対して、彼らはやるんだ!と言っていて、尚且つ、僕らを好きだった時間が良い記憶として残ってほしい、という。

つまりこの言葉から感じた切なさの正体は、スキズは永遠だけど、STAYは永遠ではない、という距離感。そして、いつかは離れていくSTAYのことも想定しているということ。

これってちょっと寂しいけど、個人的にはすごく良いなあと思った。永遠に一緒に歩もう!って明るく言われるのも素敵だけど、いつか離れるとしても良い出会いだったと笑えたらいいよね、みたいな感覚って最高にすばらしいと思う。

もちろん、これはあくまで私の勝手な推測だし、ただの私見でしかない。実際メンバーはもっと別の意図でこの言葉を口にしたのかもしれないけれど。(というかその可能性のほうが高い)
 

それにしてもこのSKZ LOG、、
笑って、感動して、最後の最後にこの切なさを余韻として残してくるとは……本当にやってくれる!
 
 
 
今回は気になった格言が多すぎてついついそちらに集中してしまったけれど、本当にメンバーそれぞれの発言が胸に響いた。
 
本当は全部書きたいところだけど、それをしたら単なる書き起こしになってしまいそう…!

 

One kid’s roomも楽しみにしておこう!

 
 





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