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「寝ろ!」オールナイトのリスナーでした。フジテレビ「石橋、薪を焚べる」脚本家坂元裕二さん回。20200805(日記)

こんばんは!コダカです。

今日は8月4日放送のフジテレビ「石橋、薪を焚べる」の感想を書きます。

この番組 本当に面白いですよね。
先日の清原和博さんに続いてとりあげます。

今回のゲストはCX「東京ラブストーリー」、「最高の離婚」やTBS「カルテット」の脚本家の坂元裕二さんでした。

何が凄いかって、坂元さんがTVに出演することがほとんどないのです。

レアです。レア。

昨夜のテレビ出演も「2018年の『プロフェッショナル 仕事の流儀』以来で、ドキュメンタリー番組以外ではこれが初」ということです。(出典:映画ナタリー)

その上で、疑問がみんなの上に浮かびますよね。

何でこの番組に出たの?

この質問に「お礼が言いたかったから」と坂元さん。

具体的にはフジテレビの第一回ヤングシナリオ大賞を受賞した当時の話。
33年前フジテレビのお偉いさんに連れられ六本木に行った時、そこに憧れのとんねるずの石橋さんがいて一緒に飲んだお礼をしたかったとのこと。

この六本木の夜のことを石橋さんも覚えていて坂元さんも感激していました。

そもそも脚本家になったのが「フジテレビに行けばとんねるずに会える」と思ったのがキッカケとか。

若かりしころ、フリーターとしてお好み焼き屋さんで働いていた坂元さん。ある日書店で雑誌を立ち読みしていたらヤングシナリオ大賞の募集広告があって、上記の発言となったそうです。

映画は好きだったけれど、それまでシナリオを書いたことがなかったというからこれも驚き。

毎週録音を欠かさなかったほど、火曜日深夜とんねるずのオールナイトニッポンの超ヘビーリスナーという坂元さん。それが原動力になったのでしょうか。

ワンフーの愛、おそるべし。



ここまででお腹いっぱいだったのですが、ひょろっとして気さくな感じがする坂元さんですが、なかなかハードなエピソードの数々を披露して釘付けになりました。さすがオールナイトリスナー笑

一つ目、創作活動時は作業部屋から出ない。

「食事は朝3食分の鍋を作ってそれを食べる。外出するのは買い物ぐらいでそれも週に2、3。」とストイックに語る坂元さん。

何故?と石橋さんに問われると、「気分をいつもニュートラルにしておきたい。外に出ると下がることがあるから」と独自の理論を展開。さらにはプロレスの神様カール・ゴッチの名言「私の武器はコンディション!」を引用して、不変の状態での創作を熱く語りました。

2つ目は「東京ラブストーリー」はバイトだと思っていた。
大ヒットドラマ「東京ラブストーリー」放送後、大学に通って図書館司書になるため資格を取りたかったが、家庭用ゲーム機にハマってしまい5年間やり続けたとのこと(汗)結果貯金残高が2万円となり、これはやばいとシナリオをまた書き始めたという。本当でしょうか。。

最後、関係ない話していいですかと坂元さん。

石橋さんも画面に向かう僕も身構えていると、「僕買ったものをポケットに入れる癖があるんです。」と坂元さん。

首をかしげる石橋さんを構わず「唐揚げを買ってポケット入れて家まで帰ったら、約束をすっぽかして怒っている彼女の話を聞いていたら、お腹がすいてきて、ポケットから唐揚げ出して食べました」という話を放った坂元さん。

いやー本当に恐れ入りました(笑)

藝大で教鞭を振るう大ヒット脚本家から次々と語られるエピソードに、ど深夜なのに抱腹絶倒になりました。

話せば話すほどおもしろいんだろうな、坂元さん。

書ききれませんでしたが登場人物たちと一緒に話を作っていくという創作方法、ストイックなメンタル管理、そして、ホトバシルとんねるずへのワンフーとしての愛。

大変勉強になりました。
また番組でトークしてほしいです。



今日も最後までお読みいただきありがとうございました。


◆略歴 脚本家・坂元裕二さん
1967年 大阪府生まれ。
1987年 第1回フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞。
1991年 フジテレビ「東京ラブストーリー」が大ヒットし、
「月曜日の夜9時は街から女性たちが消えた」と言われるほどの
社会現象を巻き起こす。
2007年 フジテレビ「わたしたちの教科書」で向田邦子賞を受賞。
2010年 日本テレビ「Mother」で橋田賞を受賞。
世界各地でリメイク版が制作されるなど世界的なヒット作品となっている。
2011年 フジテレビ「それでも、生きてゆく」で芸術選奨新人賞放送部門賞を受賞。
2013年 フジテレビ「最高の離婚」が
日本民間放送連盟賞「テレビドラマ番組・最優秀」を受賞。
2014年 日本テレビ「Woman」が
日本民間放送連盟賞「テレビドラマ番組・最優秀」を受賞。
2016年 東京藝術大学大学院映像研究科教授に就任。
2017年 TBS「カルテット」で芸術選奨文部科学大臣賞放送部門賞を受賞。
2018年 日本テレビ「anone」が、
フランスのカンヌで開催された「MIPCOM2018」において、
日本のドラマの中で「ぜひ買いたい作品」「自国で放送したい作品」として
「MIPCOM BUYERS’AWARD for Japanese Drama」のグランプリを受賞。
2020年 NHKのリモートドラマ「Living」、テレビ朝日「スイッチ」の脚本を執筆。
菅田将暉さんと有村架純さんがダブル主演をつとめる映画
『花束みたいな恋をした』が今冬公開予定。
(引用:フジテレビ「石橋、薪を焚べる」公式サイトより)


参考サイト

フジテレビ 石橋、薪を焚べる  https://www.fujitv.co.jp/makiokubel/index.html

映画ナタリー 坂元裕二、とんねるずにお礼が言いたくてテレビ出演!石橋貴明と33年ぶり再会(コメントあり)
 https://natalie.mu/eiga/news/390352

つたない文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。 もっと上手に書けるよう精進します。