⑪ビタミンCについて

ビタミンCとは

ビタミンの種類については1度⑥のビタミンについてで紹介させて頂きました。
https://note.com/shuji_fit/n/n829641085cef
今回はその中で1番有名なビタミンCとは何か、どういう効果があるのかをお話します。

ビタミンCは科学名ではL−アスコルビン酸という名前です。
また、ビタミンには水溶性と脂溶性がありますが、ビタミンCは水溶性です。 

ビタミンCの効果は数え切れないほどありますが代表的なものをいくつかあげます。

ビタミンCの効果

・インターフェロン合成を助ける(免疫力を上げるたんぱく質を増やす)
癌細胞、ウィルス細胞増殖の抑制や免疫、炎症の調節

・コラーゲン合成(美白効果、ケガ予防)
皮膚組織の合成、腱、骨に使われているコラーゲンを作る

・インスリン合成を助ける
インスリンを作っている膵臓のランゲルハンス島β細胞の働きを維持している。 

・抗酸化作用
活性酸素にくっつき人間にとって無害なものに変える。 

・鉄の吸収を助ける
鉄分と一緒に摂ることで吸収力を上げてくれて貧血の予防を助けてくれる。

・アルコール分解
肝臓にあるアセトアルデヒドの代謝酵素を活性化してくれる。
アルコールは肝臓で酸化されて有毒なアセトアルデヒドになりそれを代謝する必要があります。(詳しい内容は今度紹介します)

・抗ストレスホルモンの合成を助ける(ストレスに対して強くなる)
人間は精神的、肉体的ストレスを感じると副腎皮質という場所から抗ストレスホルモンを出してストレスに対抗できるようにしている。
ビタミンCはそのホルモンを作っています。

・便秘改善
意外と知られていませんが、ビタミンCは腸の蠕動運動を活発にしてくれます。
また、便を柔らかくする効果もあります。
逆に摂り過ぎると下痢になってしまうので注意が必要です。


効果を見てもらうとわかると思いますが、すべて重要です。
逆にビタミンCが足りていないとこれらの働きが弱くなってしまいます。

ビタミンCを効率よく摂取しましょう

始めに話した通りビタミンCは水溶性ビタミンに分類されています。
名前の通り水に溶けやすい性質なので野菜などから摂取する場合は注意が必要です。 

野菜を綺麗にしようとして長時間水で洗ったり、浸したりすると水溶性のビタミンは流れ出てしまいます。
野菜をスープで摂る時は薄味にして全部飲みきるようにしたりするなど工夫して摂るようにするといいでしょう。 

ビタミンCの摂取量について(個人的意見)

摂取量に関してはいろいろな情報が飛び交っていますが、自分が考えている量は一般の方で2g、トレーニングなど頑張っている方は3gほど摂ればいいと思います。


風邪をひいたときはビタミンCの消費がかなり増えるので2時間おきに1gずつを下痢になる手前まで摂ると良いでしょう。
海外では風邪で医者にいくと薬ではなくビタミンCが処方されることもあるそうです。


厚生労働省が推奨しているビタミンC摂取量は100mgと言われています。
ですが、現状今の日本では2人に1人が癌になると言われていてビタミンCの抗酸化作用は癌の予防にも繋がります。
これだけ働く種類が多いのに100mgで足りるでしょうか?恐らく全部の効果を最大限引き出すことは出来ないと思います。
またビタミンの必要量は人によって違うとも考えています。(他の投稿で紹介します)

ちなみに自分は1日に8〜10g入れてますが真似はしないでくださいね。笑

最後に

ビタミンCは本当に大事な働きをすることが理解出来たと思います。
こんなに効果があるのにビタミンCの錠剤は意外と安価で手に入ります。
しかも国産のビタミンCは海外のより圧倒的に質がいいのでこれから是非摂取してみてください。
もちろん、野菜やフルーツから摂るのが一番ですのでそこは勘違いしないようにお願いします。
あくまでサプリは補助食品です。
野菜やフルーツを積極的に摂っていきましょう。

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