if design project day2 & 結い市
「酒蔵を訪れて、作り手の想いを聞いたうえで飲む酒は、
映画の試写会で、舞台挨拶を聞いた後に映画を見るようなものだ」
とどこかのメディアで、誰かが言っていたのだけど…
酒蔵2件を訪ねて飲むお酒は、まさしくそんな感じでした。
台風19号による豪雨および暴風の翌々日、10/14(月・祝)に、
茨城県結城市で行われた「結い市」に、
1)茨城を盛り上げる取り組みを、実際に感じる
2)結城市で酒蔵2件を見学して、明利酒類以外の取り組みを知ること
を目的に、酒チームメンバー4人で訪問。
結い市とは、
結城の歴史的な街並みや地場産業を中心とする営みや暮らしといった街の魅力と、様々な人・モノの縁の結びつきをみんなでつくるお祭りです。結い市では健田須賀神社の秋の収穫祭にあわせて、神社の境内や見世蔵、酒蔵、空き店舗など、街中の魅力的な空間がマルシェやアート空間、コンサート会場として生まれ変わります。
結城の町並みが凄く魅力的で、
神社の境内に首都圏のおしゃれなお店や地元の店舗が出店を出していて、
地元の人も楽しめ、市外から駆けつけても楽しめるように工夫されている。
そして、訪れたのが株式会社武勇さん。
「夏子の酒」でよく見た、松尾様(松尾大社のお札)が出迎えてくれた。
杯を購入すると、こんな感じで、自由に試飲が楽しめる。
「夏子の酒」を読んで、お酒の種類を理解してから初の試飲だったので、
とりあえず高そうな酒から順に飲んでしまうw
次に訪れたのが、結城酒造
もともとは、醸造アルコールを加えた普通酒ばかり造っていた酒造に、
嫁入りした奥さんが杜氏となって、純米吟醸をつくるという、
リアル「夏子の酒」と言えなくもない状況。
現場に訪れた時には、浦里美智子さんがいらっしゃったので、
ファンとしてご挨拶をさせていただきました。
お話を聞くと、
地産地消のお酒を結城市内だけで販売していたり、面白い取り組みもされているそう。
メイン商品である「結(むすび)ゆい」は、ラベルにも特徴があって、
結城紬の「糸」の輪の中に、おめでたい「吉」が入るという文字デザイン。
美味しいお酒で、人と人、人と酒、人と町(結城)を結ぶ
「町おこし」をしたいという願いが込められています。
という素敵なデザイン。
で上記を踏まえて、day2では講義も受けて、
アイデアの方向性についてチーム内で話し合う。
方向性としては、「つなげる」をキーワードに、
1)茨城県の関係人口が、茨城の魅力を再発見できる
2)日常生活に溶け込むようなデザイン
を実現させる方向に。
かなり具体案を詰めているチームもあるらしいのだが、
酒チームは、まだまだ具体案が見えていない状況…。
ただ、
軸は決まってきたし、自分がやりたい方向性とも合致しているので、
ここから具体案を考える作業を楽しめればと思っている。
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