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#26 最強チームを作る方法

この春からチームリーダーになり、半年が経とうとしています。
日頃から、迷いながら一つ一つの決断や行動を行ってきたつもりです。
そんな私にとって、灯台のように少し照らしてくれた一冊でした。

この本は、同僚から借りた一冊です。
オススメの本ということでした。

「ストーリーとしての競争戦略」がとてもいい本だと思っているので
楠木建さんのお名前を見てワクワクしました。

この本では、大きく三つの要素がチームに必要なスキルだとしています。
それは下記です。

  • 安全な環境を作る

  • 弱さを共有する

  • 共通の目標を持つ

なおいいチームというのは、
「1+1が2ではなく、3にも10にもなる」としています。
そんなイメージで相互作用でお互いのパフォーマンスが向上する。
そんなチームを私は想像しました。

私がイメージしているものも繋がる部分もありましたし
一方で自分自身の行動に反省する内容も非常に多かったです。
北極星のように、定期的に確認したい本でした。

安全な環境をつくる

強いチームは、自分たちを「家族」と表現するそうです。
とある目標のためのメンバーだというわけでなく。
心から信頼できる仲間という意味だと思います。

もちろん家族にだって打ち明けられないことはあるし
なんでもかんでも話せるわけではない。
しかし、何を考えているか想像ができる。
それくらい自己表現しても安心できる。

そんな場だからこそ、何も考えず100%の成果を出せ
周りの力で120%の成果を出せる。
一般的な言葉で言う「心理的安全性」が重要だと思っています。

弱さを共有する

「弱さ」を見せることは
「シグナル」を出し続けることだという表現がありました。

安心した場にも直結すると思いますが、
きちんと「繋がる」シグナルを出し続けること。
繋がるために、一番シンプルかつ重要なことが「弱さ」だと
理解しました。

弱さを出すことは、表面上だけでなく「根っこ」での共感を生む。
強がりではなく、心から、私も人見知りだとか、すぐ怒っちゃうとか
人間としてのつながりを感じられるのではないかと。
そしてそれがループして行った時に、家族になれるのではないかと
思っています。

共通の目標を持つ

現在地と目指す点を明確にすることが重要で
またどうあるべきかに関しては、繰り返し繰り返し伝えることが重要ともありました。

中の事例で印象的なのは、この世に存在しない言葉を使い説明していた例です。
「確かに!」と思いました。
抽象的なイメージを言語化し伝える上で、その感覚が必要だと。

総じて

「知らない言葉で知っているように喋らない。」
私が重要だと感じたことです。
自分の言葉できちんと伝える。そのために、必要であれば既存の言葉を使えばいいですが、できる限りそう言う既存のフレームに収めないべきかなと感じました。

既存のフレームをむやみに使うことは
「弱さ」を認めず強く見せることだとも思っています。
また、共通の目標を解像度高く持ち、そのために安心できる場を作るためにも
「自分の」言葉でメンバーと対話することが非常に重要だと感じました。

家族とともに豊かにキャリアを育み
成果に繋げれるよう、引き続き私は迷いながら決断と行動を繰り返す予定です。

また何年後かに読もう。


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