見出し画像

【リモート型研修を効果的に開催するための3つのポイント】

3月に入り、新型コロナウィルスの影響により、リモートで在宅勤務をスタートされた企業も多いかと思います。
研修の現場も例外ではなく、開催の延期や中止、リモートでの開催のご相談が多く寄せられています。

当社では、従前より集合型+リモート型の研修を多く手掛けておりましたが、この状況により、急遽、既存の集合型研修を完全リモート型にプログラム変更して開催をしております。


実際に、完全リモート型で終日研修を開催して多くの知見を得ることができました。今回、大きく3つのポイントをお伝えします。

■リモート型研修開催 3つのポイント

【ポイント1】
オンライン用のツール類の操作を円滑に行えるように準備しておくこと

 特に、企業様独自の社内システムを使用する必要がある場合は、事前に技術的なリハーサルが必須です。
 研修当日も、講師側で操作にモタモタしないのは当然のこと、受講者側へのツール説明や使用には想定以上の時間を要すことが多く、十分な時間を見込んでおくことが必要です。

【ポイント2】
単にリアルの場(集合型研修)をリモートに置き換えるだけではないこと

 リモート型でできること/できないことを見極め、リモートならではの特性を活かすプログラムに変更することが必要です。
 その観点では、既存の集合型研修をリモート型に置き換える場合、ゴール設定の見直しも必要になることが往々にしてあります。


【ポイント3】
受講者側の作業の見える化のための準備を徹底しておくこと

 集合型研修で多く行われるグループワークも、リモート型で十分実施可能です。そのためには、グループごとのワークルーム設定や、作業成果物に関するルールなど、予め決めて準備することが必須となります。
 リモート型のメリットとして、参加者個人の作業プロセスや成果が見える化されるため、リーダーシップを発揮する参加者が頭角を発揮するには良い環境と言えます。結果、個人の生産性が高まり、集合型の研修と遜色ない成果が期待できます。
 

他にも、特徴はありますが、基本的な点におけるポイントを挙げてみました。

ポイント2にも関連しますが、既存研修のリモート型への置き換えの場合、ベースとなるプログラムの良し悪しも大きく影響してくることが分かりました。
当社では、リアルの場での研修も、
 ・受講者主体の学び
 ・インタラクティブなプログラム

という特徴を持つプログラム企画・運営をしているからこそ、必要最低限のツールを活用することで、集合型研修と同等もしくはそれ以上の効果を狙うことができたと感じております。


人財育成・研修のパラダイムシフトは、リアル(集合型)からリモートへ、物理的なロケーションにとらわれない実施スタイルへと変化しており、今回の新型コロナウィルスにより、その変化はより一層早くなっております。


この変化を実り多き機会にするべく、我々とともにチャレンジしていきませんか。

リモートトランスフォーメーションに向けて、
 ・リアル研修の中止・延期に伴う“リモート”フォローアップ策の企画・運営
 ・“リモート”研修や“リモート&リアル”ハイブリッド研修の企画・運営
 ・リモートワークを有効機能させるためのコアスキル研修の企画・運営
等々、これからの当たり前となる学びをどんどん増やしてまいりたいと思っています。
どんな些細なことでも結構です。
お悩みや課題等をお気軽にご相談ください!

お問い合わせはこちらからお願いします。 https://shuhaly.co.jp/contact/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?