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日本人はペンギンが大好き

日本人はほんとうにペンギンが大好きです。
あのフォルム、動き、サイズ感どれをとってもカワイイの要素しかないのだから、ファンが多い動物であることは請け合いです。

このnoteでは、いかに日本人がペンギンが大好きかという点について、根拠となるデータなどを出して考えようと思います。

ペンギンは動物園と水族館の両方にいる

ペンギンは鳥類ですが、水辺に生息します。この特性を最大に活用して、動物園と水族館の両方で飼育されています。

住環境を再現しやすいという点で言えば、ペンギンは本来水族館にいるべきではないでしょうか。
しかし、ペンギンは、ただ「人気だから」という理由で動物園でも飼われているような気がします。

日本全国の動物園・水族館をまとめた以下のサイトによると、ペンギンは全国の動物園と水族館の約1/3をカバーしているようです(97件)。

サファリパークやような、ペンギンの施設を構えることができない施設や、小規模な施設も含めてのこの数字は、異常といえるのではないでしょうか。

ちなみにここでまとめられている中では、ライオンは53施設、動物園と水族館掛け持ちのホッキョクグマは21件と紹介されています。

確かにペンギンは、ホッキョクグマに比べ、体調が小さく、飼育環境を用意するのが容易です。さらに、園内を散歩させるなど体験型のイベントも組みやすく、園の触れ合えるアイドル的存在になっています。

世界で飼われているペンギンの1/4が日本にいる

この有名なデータは、いかに、日本だけでペンギンブームが起こり続けているかということを示しています。
さらにフンボルトペンギンという南米に生息する種類に限って言えば、
世界での飼育数2500羽に対し、日本では約半数の1200羽が飼育されています。日本の飼育数は全体生息数の約1割にのぼります。

フンボルトペンギンは絶滅危惧種の一番ランクが下(絶滅危惧種の中ではあまり絶滅のリスクは高くないほう)にカテゴライズされていますが、
日本では、フンボルトペンギンの繁殖により頭数が増えすぎていることが、一部飼育施設で問題になっているほどです。

ペンギン人気とキャラクター化されやすさ

ペンギンは人気だからキャラクター化されやすいか、キャラクター化されやすいかは鶏卵かもしれません。
しかし、『コウテイペンギン』や『Suicaのペンギン』に代表されるペンギンキャラクターは、どれも根強い人気です。

これにはペンギンの「キャラクター化されやすい」という特徴があると思います。

・丸みを帯びたフォルム(親しみやすい)
・2足歩行(着ぐるみ化しやすい)
・体調における頭の大きさ(頭と体の比を意識しなくてよい)
・のそのそした動き(愛らしさ)
・他の動物と似ていない(独自性)

これらはあくまで、すぐに思いつく代表例だと思いますが、
ペンギンはキャラクター化しやすい特徴を持っていると思います。
この点は、ペンギン人気に拍車をかけているはずです。


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