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『LINEで話せるロボット』を作って遊ぼう! ⑤ロボ太郎とLINEで友達になる

親子で楽しめるチャットボット作成講座、第5回!
前回は、私たちが話した内容によって、ロボ太郎がちがうことを言えるようにしました。

今回はいよいよ、Repl-AIで作ったロボ太郎とLINEで友達になってみましょう。

今回作るもの

ここまでに作った『ロボ太郎』と、LINEで話せるようにしましょう。

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何をすればいいのか確認しよう!

まずは、いちばん最初に見たチャットボットの仕組みの図を確認します。

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これまで、『Repl-AI』の部分を作ってきました。あとは、
・ロボ太郎用のLINEを用意する
・LINEとRepl-AIをつなげる
という2つが必要です。

ロボ太郎用のLINEを用意しよう!

まずは、ロボ太郎用にLINEの登録をしましょう。
『LINE for Business』というWebサイトにアクセスしてください。

ロボ太郎用の『LINE公式アカウント』を作りましょう。
「未認証アカウントを開設する」を押します。

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ふだん使っているLINEのIDをつかってログインします。「LINEアカウントでログイン」を押します。

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「アカウント名」のところに、チャットボットの名前を入れましょう。これが、LINEの画面に出てくる友達の名前になります。

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必要な情報を入力したら「確認する」を押します。

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入力した内容を確認して、「完了する」を押します。

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ロボ太郎の『LINE公式アカウント』ができました!これと同時に、みなさんのスマホのLINEを見ると、自動的にロボ太郎と友達になっているはずです。

続いて、ロボ太郎の設定画面に進みましょう。「LINE Official Account Managerへ」を押します。

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注意文が表示されるので「同意」を押します。

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『LINE公式アカウント』の設定画面が表示されました!

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Repl-AIとLINEをつなげるために必要なものを確認しよう!

次に、いま作った『LINE公式アカウント』とRepl-AIをつなげる方法を確認します。

Repl-AIの画面に「LINE連携」というボタンがあります。これを押してみましょう。

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「LINE連携」のボタンを押すと、このような画面が開きます。これを見ると、Repl-AIとLINEをつなげるためには、
・Channel ID
・Channelシークレット
・Channelトークン
という、3つの情報が必要だとわかります。

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それでは、またLINEのWebサイトに戻って、必要な情報を手に入れましょう。

『Messaging API』に登録しよう!

「LINE Official Account Manager」の画面で、右上の「設定」を押します。

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左にある、「Messaging API」を押します。

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この「Messaging API」というのが、Repl-AIとLINEをつなぐための機能です。「Messaging APIを利用する」を押します。

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まず、『プロバイダー』というものを選びます。これは、チャットボットの作者名で、LINEの友達画面に表示されます。はじめから表示されているものを選ぶか、「プロバイダーを作成」を選んで、新しい作者名を登録します。

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※LINEの画面ではこう見えます。

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次の「プライバシーポリシー」と「利用規約」は、何も入力しないで「OK」を押せます。

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プロバイダー名を確認して「OK」を押します。

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これで、Repl-AIとLINEをつなぐための「Messaging API」の登録ができました!

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Repl-AIとLINEをつなげるIDを手に入れよう!

それでは、Repl-AIとLINEをつなげるために必要な3つの情報
・Channel ID
・Channelシークレット
・Channelトークン
を手に入れましょう。

画面下の「LINE Developers」のリンクを押します。

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表示された画面では、右上のボタンでもう一度LINEにログインします。

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左から、先ほど登録したプロバイダーを選びます。もし画面が英語になってしまうときは、右下の「English」を「日本語」に変えると、日本語になります。

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これまでに作ったチャットボットが表示されます。いま作っているロボ太郎を選びます。

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ここから、Repl-AIに登録する3つの情報が登場します。

まず、チャットボットを選んで最初の画面に『Channel ID(チャネルID)』があります。

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画面の下のほうに行くと、『Channelシークレット(チャネルシークレット)』があります。

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次に、画面を上の方に戻って、「Messaging API設定」を押します。

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この画面の下の方に『Channelトークン(チャネルアクセストークン)』があります。はじめは何も表示されていないので、「発行」を押します。

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長い文字が表示されるので、これを使います。

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Repl-AIとLINEをつなげよう!

それでは、Repl-AIの画面に、LINEの画面で見つけた3つの情報
・Channel ID(チャネルID)
・Channelシークレット(チャネルシークレット)
・Channelトークン(チャネルアクセストークン)
をコピーしましょう。

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Repl-AIの設定が終わりました。これで、Repl-AIにLINEの情報を登録することができました。今度は逆に、LINEにRepl-AIの情報を登録します。LINEの画面にもどります。

チャネルアクセストークンの画面を少し上に移動すると、『Webhook URL』というものがあります。いまは何も表示されていないので「編集」を押してLINEの画面でコピーしたWebhook URLを入力します。

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最後に、LINEでもう一つ設定をします。「LINE Official Account Manager」の画面に戻って、「応答設定」を押します。

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応答設定の画面の下の方にある「応答メッセージ」を「オフ」に、「Webhook」を「オン」にしてください。

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これで、Repl-AIとLINEがつながりました!

動かしてみよう!

それでは、LINEでロボ太郎に話しかけてみましょう。
このように、Repl-AIで作った会話が、LINEで動くようになっています。

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ロボ太郎から返事がない場合は、今回の設定がどこかまちがっているということなので、1つずつ確認してみてください。

やってみよう!

これで、人と話ができるロボット『チャットボット』のつくりかたをマスターしました!ここまでに学んだことをつかって、いろいろなチャットボットをつくってみましょう!

次回予告

最後に、Repl-AIやLINE公式アカウントの応用の使い方を学んで、もっと楽しいチャットボットを作れるようになりましょう。


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