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遺留分対策の抜け穴防衛のため母と語らうゲイ主夫

僕45歳、母84歳。

いつまで、こんなことが続くんだろう。

母も被害者家族としての過去を持つから、共感してしまったのかもしれない。黙らせてしまった。

親子の歩み寄りとは難しいものだ。


さて、ここからは補足情報。

前回のマンガでは、「同性パートナーに遺産をすべて渡す」ために、成年後見人が介入した時のリスクについてお話をした。

母や私が、認知症の父より長生きすれば問題ないのだけれど・・・。

母は存命で、健康。
認知症の父より先に他界しないと思うけど、もう84歳なので、どうなるかもわからない。

聞くとまずいことに、母には不動産資産があった。
実家の土地と建物は、父と共同名義で買っているとのこと。

とにかく、誰に渡すでもいいんだけど、遺言書を残してくれさえすれば、父に成年後見人を立てずに済む。

その作戦で、アドバイスをすることにした。

もちろん、自分のリスク解消のためでもあるんだけど、父や兄達のためにも、不用意に成年後見人は立てないほうがいい。
(参考:NHK記事/クローズアップ現代『親のお金をどう守る 認知症600万人の資産管理』

母が遺言書を書けば、Win-Winになる。

不安そうな母。

今回ばかりは、自分が社会的弱者でよかった。
同性カップル当事者として、相続に関してかなり詳しくなっている。
母へのアドバイスが、ぽんぽんと出た。

「遺言書を書いて金庫しまっといて!書き方の本は沢山あるから、図書館で借りてみて」

後日、母は「自治体の無料の弁護士相談するんだ」などと前向きに動いていた。もしかしたら、もともと遺言書に興味があったのかも。
きっかけが欲しかったのかもしれない。

結果、親孝行?

なんか、最近やけに素直な母である。




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母の被害者家族としての過去について。


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