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己の信ずる、険しき道へ。父を暗殺した仇敵タタル族との戦に挑む――。北方謙三『チンギス紀 六 断金』【電子版も配信中!】

完顔襄率いる金国の大軍が、タタル族討伐に向けて進軍を開始。

テムジンは金軍側として出撃し、

父を暗殺した仇敵タタル族との戦に挑む――。

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チンギス紀 六 断金
北方謙三

〈内容紹介〉
金国とタタル族の決戦に、テムジンが出撃する!

完顔襄が率いる金国の大軍四万がタタル族討伐のために動き出した。父イェスゲイをタタル族に暗殺されたモンゴル族のテムジンは、金国の要請に応じて三千騎の出兵を決意する。ケレイト王国のトオリル・カンもまた金国の側に立ち、一万五千騎の陣容を整えた。
一方、同じモンゴル族のジャムカは、金国とタタル族の双方を草原の民の敵とみなし、要請に応じない。草原の部族で金国と連合したのは、テムジンとトオリル・カンのみだった。
ウルジャ河付近でタタル族と戦闘中の金軍に加わったテムジンは、メグジン・セウルトが率いるタタル族の大軍に突撃する――。
モンゴルの草原に大きな流れが生じ、それがテムジンとジャムカの運命を変えていく、好評第六巻。


[既刊紹介]

チンギス紀 一 火眼

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大水滸伝シリーズ完結から2年、満を持して始まる新シリーズ。モンゴル高原の小さな氏族に生まれ、ユーラシア大陸に跨る世界帝国の礎を築いたチンギス・カンの波乱の生涯を描く、待望の大河小説。

チンギス紀 二 鳴動

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父祖の地に戻ったテムジンは、モンゴル族キャト氏の再興のため、旗を掲げて少人数で領域を駈け、仲間を募ろうとする。敵対するタイチウト氏は、その首を狙っていた。戦の火蓋が切られる好評第2弾。

チンギス紀 三 虹暈

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ユーラシア大陸に拡がる人類史上最大の帝国、その礎を築いたチンギス・カン。波乱に満ちたその生涯と、彼と出会った様々な英雄たちの生きざまを描く歴史大河小説、第三巻。

チンギス紀 四 遠雷

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テムジン(のちのチンギス・カン)は、盟友のジャムカと共にケレイト王国の先鋒として、キャト氏の民を殺害したメルキト族と戦うことになる。トクトア率いるメルキト族との一大決戦が幕を開けた。

チンギス紀 五 絶影

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ついに、あの「剣」が、テムジンの手に!? 英雄たちのもとで、夥しい血を吸ってきた剣は、それを持つべき者を探していた……。衝撃の展開が待ち受ける、好評第五巻!


※電子版の価格は各電子書店にてご確認ください。

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