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川崎フロンターレアカデミーの選手たちNo5

今回の「川崎フロンターレアカデミーの選手たち」シリーズは現在フロンターレのU-18に所属している選手の紹介です。本当ならU-15の選手も紹介したいのですが、コロナの影響で試合を見に行けていないので今回はU-18に限って紹介します。アカデミーの試合は大学と違い全試合見れるわけではないので、正直各選手について多く知っているわけではありません。ですので今後試合を見ながらこの記事を更新していきたいと思います。また例のごとく、私は素人の一サッカーファンですので間違った評価をしてしまうかもしれませんが、だいたいどんな選手かはわかっていただけると思うのでよろしくお願いします。

1.田中幹大選手(9番 FW 3年生)

田中慶汰選手もいますが本記事内では田中選手とさせていただきます。

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3年生の田中選手はFWとしてプレーしています。主にトップ昇格が内定している五十嵐選手と2トップを組むことが多いです。シーズン始めにあるNEXT GENERATION MATCHで先制点を決めていた選手です。2トップを組む五十嵐選手が足元でボールを貰いたがる選手なのに対して田中選手の方がよりストライカーっぽいプレースタイルです。身長は182cmと比較的高いためロングボールのターゲットになることもあり、体も強いため田中選手がポストプレーで落としたボールを五十嵐選手が拾うというシーンが多いです。ポストプレーだけでなく裏への抜け出しも得意で相手の背後から走ってゴールに迫ります。NEXT GENERATION MATCHではワンツーからのゴールでした。ちなみにこの動き出しは中村憲剛FROに教わったそうです。そして何よりの武器はシュートの上手さだと思います。グランダーのシュートが得意でファーサイドに流し込んだり、キーパーの股を抜いたりしてゴールを決めることができます。

2.高井幸大選手(15番 DF 2年生)

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2年生でCBの高井選手はその名前の通り身長が高く192cmあります。五十嵐選手とともに2年生ながら2種登録でトップチームに登録されています。武器はもちろんその高身長で、ロングボールの跳ね返しはもちろん攻守のセットプレーでもヘディングでチームに貢献しています。このように体格を活かした前への守備は素晴らしいですが、たまに集中力を欠いて裏を取られてしまったり、前に出てかわされてしまいその背後を使われてしまうことがあります。まだ2年生ですしこれからに期待です。そして高井選手の武器は高身長だけではありません。攻撃の起点になるプレーができる現代的CBです。前にスペースがあれば必ず運びますし、相手FWがプレスをかけてきたタイミングでスピードを上げて置き去りにするなどができます。また、運んだことで相手選手をつり出して空いたライン間への縦パスや裏へのフィードなどもできます。憲剛がよく言う奥から見ることができている選手だと思います。

そんな高井選手の特徴がすべてでた試合が富士通スタジアム川崎での東京ヴェルディ戦です。縦パスを受けた相手選手に激しくプレッシャーをかけて体の強さを活かしてボールを奪いスルーパスを出して2点目をアシストしました。また、その数分後にはCKからヘディングでゴールを奪っています。高身長で攻撃の起点になれるというポテンシャルの高い選手です。ぜひトップチームで見てみたいです。

3.大関友翔選手(18番 MF 2年生)

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次に紹介する選手は2年生でボランチとしてプレーする大関選手です。一言で言うと田中碧だと思います。まだ碧ほど守備面での貢献があるわけではありませんが、攻撃面ではチームの中心となっています。ビルドアップの段階では中間ポジションでボールを受けようとしますが、よく碧もやるように相手がついてくるかを見ながら降りてきて、ついてきたらワンタッチで別の選手に渡してすぐに動きなおす。ついてこなかったらターンというようにまさにフロンターレのボランチというプレーです。また、中間ポジションでボールを受けた時は技術の高さを活かしてボールをキープ。そして相手選手を複数引き付けた後にロングボールでサイドチェンジをします。これがかなり効いておりU-18にもサイドで仕掛けるタイプの選手がいるため、大関選手がいるかどうかで彼らの1対1のチャンスも変わってきます。また、崩しの段階では2列目から飛び出してゴールを狙っていきます。そんな大関選手ですがU-17日本代表では中村憲剛ロールモデルコーチに指導を受けています。

4.岡野一恭平選手(32番 MF 1年生)

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岡野一選手は1年生のため試合に多く出てるわけではないので私もまだ多くは知りませんが、後半から多く出場しており、クラブユース選手権でも少ない時間で印象的なプレーをしていたので取り上げました。岡野一選手は左SHが主なポジションで武器はドリブルです。長谷川のような細かいタッチやフェイントなどのスタイルではなく、三笘や宮城など重心移動で相手の逆を取ってスピードに乗って突破します。カットインだけでなく、というかむしろ縦突破の方が多く、そのままエンドラインをえぐっていくことができます。まだ出場時間は多くないですがこれからが楽しみだと思っていたところ、執筆中の10月U-16日本代表候補に初めて選ばれました。

5.まとめ

今回紹介した選手以外にも本当に良い選手が多く、それが今シーズンの強さにも繋がってると思います。例えば浅岡飛夢選手や由井航太選手は年代別代表の経験者ですがベンチスタートが多いです。

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FWにコンバートされた浅岡選手

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守備的ボランチの由井選手

トップチームや大学で活躍する選手や年代別代表に選ばれる選手も増えてきたフロンターレアカデミーの試合もぜひご覧ください。

五十嵐選手についてはこの記事をご覧ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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