マガジンのカバー画像

オススメしたいステキマガジン

1,565
スキのストリームに埋もれさせるにはもったいない、沢村の備忘録的マガジン。読んで「これはためになる~」「はぁーええ話や…」と感じた記事をまとめさせていただいています。
運営しているクリエイター

2021年1月の記事一覧

相関図もかんたん!創作に必要な機能満載の小説家専用ツールNola(iOS版)を紹介する

小説家専用エディタツールNolaのiOS版をがっつり使っているので、今回はこの使用感を話してみる。 NolaはWeb版もあり、そちらの詳しい使用感はこちらの記事へ。 スマホ全盛の時代にあった、iOS版機能の充実さ僕はずっとWeb版をメインに使っていた。PCに向かって、キーボードで猛スピードで書き上げるのが得意だったからだ。 ところが、今回NolaはiOS版の機能充実をさせてきた。時代の変化を感じる。 Nolaが現在(2021/1/22時点)で搭載している機能はこんな感

小児科で男性医師に「お母さんは女性だからわからない」と言われた話

息子が生まれたばかりの頃、「男の子の育児」という本は、「女の子の育児」という本よりよく売れるという話を聞いた。 なぜなら、母親はみんな女性だから。 自分は「女」だから「男」の考えることがわからない、育て方がわからないと思う母親たちに「男の子の育児」と題した本が売れる、というのがそのからくりなのだとか。 そのときは、そんなものかな?と思った。 男の子だからわからないとか、女の子だからわかるとか、そんなことってあるのかな。自分とは違う個体である以上、男の子も女の子も同じよう

マニュアルを外れても、誰かの人生を良くするためにはたらきたい

「ほら、私も歳でしょ? 遺品のことで息子が困らないようにしたくて」 ネット通販の電話窓口で、こんな相談を受けたことがある。相手は80代の女性。知的障害のあるご子息が混乱しないよう、購入したエアコン2台の保証内容を変更したいと言うのだ。 私がはたらいていた通販サイトでは、一部の商品限定で、オリジナルの延長保証に加入できる。 簡単に説明すると、通常1年間のメーカー保証に、うちの延長保証が4年。計5年間の修理保証を受けられる、といったサービスだ。延長期間は商品によってまちまち

あなたの「好き」を見つけたくなる本|三浦しをん『マナーはいらない 小説の書きかた講座』|monokaki編集部

こんにちは、「monokaki」編集部の碇本です。 2021年の新連載第一弾は今回から始まる「小説の書き方本を読んでみる」です。 小説を書く時に、ウェブにある「小説の書き方」なんかの記事やまとめを皆さん読んだことありませんか? 同様に今までたくさん出版されている「小説の書き方」本を読んだことはありませんか? 小説を書く参考にするためになにか読んでみたいと思っても、たくさんあってどれを読んでいいのかわからないという人もいるはずです。「編集部」で皆さんの代わりに読んでみて、そ

ニチアサの話がしたい vol,25

【今回のニチアサ】 何巻だか失念してしまったのだが、漫画「ちびまる子ちゃん」の中で作者のさくらももこ先生が過去を回想する形で「小さい頃は、一度行ってもう二度と行けなかった遊び場がよくあった」というようなモノローグを載せていたページが記憶に焼き付いている。  それを初めて読んだ時、私はまだたぶん小学生にもなっていなかったと思うのだけど、ずいぶんと衝撃を受けたのをよく覚えている。やっと「分かってくれる人がいた」と思ったから。

有料
200

21/1/26 厳しい

 おはようございます。今日も1日頑張りましょう。朝は旧作を遊びに来てくれたお客様がお二人。ありがとうございます。  今日は懐かしいお客様のご来店が多い日でした。皆さん元気そうで何よりです。久しぶりにお会いできてとても嬉しかったです。 【迷う】 今の情勢で新しい商品がでてくると迷います。  投資や、会社の規模を拡大して、採算が取れない状況で無理をすると、破滅が口を開いて待っています。  あまりインカムがない機種なのですが、せっかく買ったものですし長く使っていきたいと思って

考えてからやるか、やってから考えるか

ほぼ無意識に研究者をビジョン型とハードワーカー型に分けて見ている。 自分の周りにいた研究者にかぎれば、おおよそビジョン型が2割でハードワーカー型が8割だ。 ビジョン型は頭脳派、ハードワーカ型は体力派と言い換えてもいいのだが、少し異なったニュアンスを含む。 目的地を強く意識しているのがビジョン型で、ハードワーカー型は研究をすすめていく方向性や明らかにしたいことが明確ではなくぼんやりしている。 例えば知らない山中に放置されたとしたら、「ここを抜け出さなきゃ」と誰しも考える。 そ

pictSQUAREでサークル参加してみた覚書

参加を予定していた2021年2月の「COMITIA135」が中止になってしまったので(5月は出たい!) pictSQUARE(ピクスク)さんで一次創作のイベントにサークル参加してみることにしました。 参加するイベントはこちらの「一次創作の民集まれ!」さんです。 ピクスク、存在は出始めの頃から知っていたのですが、サークル参加する段階になって、気になる点や面白い点などが色々ありましたので、メモ書き程度に記しておこうと思いました。 (なのでピクスクさんの説明については割愛します

自作を読み返す

 昨日のnoteをきっかけに自作を読み返してみて「あれ、意外と面白く書けてるじゃん」と思った。  自分がいちばん面白いと思う、自分が読みたい文章を書いているのだ。面白くなければ困る。時間をおけば粗が目立つことだってあるかもしれないが、同時に、純粋に読者として意表を突かれる面白さもあるはずだ。  自著を何度も何度も読み返す、むしろほとんど自著しか読まない、だって自分の書いた作品がいちばん面白いから……と言いきるプロの作家・小説家を、私は何人か知っている。私が知る限りで複数い

映画版『えんとつ町のプペル』の出来そのものは良いからこそ厄介という、かなり面倒くさい話

少々というか、かなり面倒くさい話をする。 サロン商法でネットで今ぶっ叩かれている西野亮廣氏(何が問題でどう叩かれているのかは「西野亮廣 プペル」で検索すると山ほど出てくると思うので省略する)が制作総指揮の『えんとつ町のプペル』というアニメーション映画の、アニメーションのクオリティ自体は極めて高いのである。これはちゃんと見たのでマジである。 当たり前の話で、アニメーションを実際に制作しているのは「制作総指揮・西野亮廣」ではなくstudio4℃という名高いアニメ会社であり、こ

ニチアサの話がしたい vol,24

【今週のスーアクさん 兼 今週も岡田さんの話がしたい!】 シャドン様だ。もう今週はとにかくシャドン様である。他にも色々あるとは思うのだが、とにかくシャドン様の話をしないと先に進めないのでとりあえず気の済むまでシャドン様について喋らせてほしい。ちょっと真面目なセイバーの話は後半にあるので、そこだけ読みたい方は飛ばしてもらって構わない。

有料
200

存在しないVtuberの作り方

プロローグ みなさんは、ちょっと前に話題になったこの人をご存知だろうか? 🔺この人は最近デビューした「晴乃知ゆな」というVtuberだ。 Vtuberを知らない人のために説明すると、動画サイトYouTubeを拠点に動画投稿や配信をする人の中でも、配信者自身を画面に映さず、表情や身体をキャプチャしたバーチャルモデルを使用した人々のことを世間では「バーチャルユーチューバー」略して「Vtuber」という。 一般的なYouTuberより外見の自由度が高いことが特徴で、男性が女

100日間シンプル生活をしてみてわかったこと100個

100日間、所持品ほぼ0からはじめて<1日1つアイテムを取り出す>という決まりで生活しました。詳しい経緯はこちら [追記] 本になりました!大幅に加筆しておりますのでnoteで読んでくださっっていた方もぜひ……! 【ルール】①倉庫から1日1つだけモノを取り戻せる ②食料の購入はOK ③電気・ガス・水道のライフラインは完備 ④期間は100日間 ⑤人として最低限必要なスタートアップ備品を設定(下着、Tシャツ、マスク、消毒液 等) 実際に取り出していったアイテム1日目 敷布

ポケモンのIP戦略

 ポケモンが強すぎる。  子育て中の身にとって、子どもが嫌がる歯みがきをAR技術でゲーム化してしまった「ポケモンスマイル」というアプリには感謝しかない。  ゲームアプリにありがちな「基本プレイ無料」かと思いきや、ゲーム内課金も一切なしの完全無料アプリ。  なぜそんな利益につながらないような太っ腹なアプリを作ってしまったのかといえば、おそらく株式会社ポケモンの長期的なIP戦略なのだろうと思われる。子どものころポケモンを遊んでいたオールドファンが、もはや親世代。その親世代が子